とある外伝9 | とある作者のブログ

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ー12月22日とある高校ー
上条「なぁ、みんな?明日さあ、イブの前夜祭ってことでまたどっかに食いにでもいかないか?」

土御門「そうだにゃー、リア充どもが遊び出す前に遊んどこうかにゃー。」

青ピ「それゃ、名案やわ!ほな、レストランでどや?」

吹寄「そうね!パーッと騒ぎましょう!」

姫神「私は、大いに賛成。」

上条「よし!じゃあ、明日いつもの場所で!」


ー夜ー
シュタッ。
高畠はサーシャからの召集をうけ、打ち合わせの時の施設に電柱づたいに向かっていた。
高畠(しかし、大事な話ってなんだろうな?)

ーとある施設ー
ガチャっ
土御門「おー、高畠。きたかにゃー」

高畠「ああ。」
サーシャが壇上に立っている。

サーシャ「では、全員揃ったようなので、解明したことを説明します。」

ステイル「で?何が解ったんだい?」

サーシャ「第一の回答ですが、組織の構成員です。」

アニェーゼ「なんですって?で、どんな奴らなの?」

サーシャ「第二の回答ですが、組織は多くの魔術師とスキルアウトで構成されています。」

神裂「大体の人数とレベルはどうなのでしょう?」

サーシャ「第三の回答ですが、レベルはさほど高くはありませんが、人数は50人近いでしょう。」

高畠「なるほど、質より量ってわけか。」

サーシャ「まぁ、そんなところです。」

土御門「了解。では、各々十分警戒のもと、調査を続行してくれ。」

今日の打ち合わせは土御門の言葉で締めくくられた。


ー12月23日とある待ち合わせ場所ー
上条「おーっしっ!みんなそろったな?じゃあ、いこーかー!」

一同「おー!」

こうして一同はレストランへ向かった。
白井「…。」
白井がどこか元気がないことに高畠は気づいていた。

ー会場ー
上条「んじゃー、みんな。かんぱーい! 


一同「かんぱーい!」
こうしてパーティーは始まった。

白井「…。」

初春「し、白井さーん…元気にいきましょう?」

白井「そうですわね…」

高畠「なぁ、なんかあったの?」
白井の隣に座っていた高畠が初春にきく。

初春「え?ああ、昨日ですね、ジャジメントの仕事で、犯人を1人逃がしてしまって…。私もいけないんですけど、白井さん、自分のせいだって、落ち込んでるんです。」

白井「あれは完全に私のミスですわ…。」

高畠「別にさ、そこまで引きずる必要ないんじゃない?だって、ミスをしたってことは、次に活かせる経験をしたってことだろ?それに白井さ…いや、黒子はさ、初春さんと協力して犯人捕まえようとしたんだろ?なら、2人の思い出も増えたんだし、次頑張ればいいんだよ。引きずってたら前に進めないよ?」

白井「そうですわね。過去のことをクヨクヨ言ってても仕方ありませんわね。」

高畠「そうそう、強がりの黒子に湿っぽい顔はなにあわないぜ?」

白井「強がりってなんですの!?そういう望さんだって、気障なくせに!」

高畠「なっ!俺のどこが気障なんだよ?」

初春「クスクスクス。いつも通りに戻りましたね、白井さん?」

白井「あっ…。」

白井(まったく、本当にこの方は…)


ー帰り道ー
クラスの人達とは別れ、今は土御門・上条・絹旗・白井・初春・御坂・佐天・高畠で帰っている。

土御門「しかし、今日も食ったにゃー。」

上条「最愛も楽しかったか?」

絹旗「超満足です。当麻と一緒でしたし。」

御坂「あーあ、デレデレしてみっともなーい。」 

上条「う、うるせえ!」

そんなこんなで歩いていると、高畠のお札が光った。

土御門・高畠「ー!」
2人の間に緊張が走る。

高畠「もしもし?サーシャか?どうした?…わかった。」

土御門「どうした?」

高畠「奴らが動き出した。場所はセントラルパーク。」
と言った瞬間だった。
ビビビビ!という音と共に真っ赤で巨大な魔法陣がセントラルパーク上空に出現した。

佐天「な、なにあれ?」

高畠は素早く忍者装束に着替えた。

土御門「なかなか、やばいぜぇ、これは。おい!上やん。冷静に聞け。お前は俺と高畠以外を上やんの家に待避させろ。」

上条「なにいってる?俺も行くよ!」

高畠「いや、敵は魔術師と銃を所持したスキルアウトがやく50人ほどいる。今、戦闘ができない人が2人いる以上、外で動くのは危険すぎる。上条の部屋で全員が固まっていれば。」

上条「!そうか!万が一攻め込まれても、一度に相手する人数はわずか。魔術は幻想殺しで破壊し、銃弾は能力者に任せればいいってことか!」

土御門「そうだ!早くいけ!」

敵魔術師「おやおや、これは調査員の金髪と忍者じゃねえか、おっと連れも沢山いるじゃねえか、好都合だな。いくらお前らでもその人数を俺たちの人数から守るこたぁ難しいなぁ。」

上条達が行こうとした時だった。約20人の魔術師とスキルアウトがこっちに向かって現れた。

土御門「ちっ!どうする?」

敵魔術師「さぁて、おめえら!一斉に撃ち込むぞ!」

敵「おう!」

そう言い、敵は構えた。

高畠「やれやれ、ついにこの眼帯を取るときが来てしまったか…。」

ポイッ
高畠は眼帯を取り外し、放り投げた。
そして皆は驚いた。その左目には青の星のルーンがくっきりと刻まれていた。

白井「そ、その目は?」

敵魔術師「撃て!」
その号令と共に20近くの弾丸、魔術攻撃が飛んできたが。

高畠「結界を。」
高畠のその言葉と共に青の光が白井たちを包み、相手の攻撃は全て青い光に当たってくだけた。

敵魔術師「な、なんだあの術は!?見たことねえぞ!」
敵は完全にパニックに陥った。

高畠「罪人に天誅を。」
次の言葉と共に敵の足元が爆発し、敵は全員倒れた。

高畠「ここにありし緑よ、罪人を拘束せよ。」
地面から太い茎が芽生え、敵を縛った。 
そして結界を解いた。

土御門「まさか…高畠お前、陰陽師か?」

高畠「流石は風水の専門家。ご名答。」

白井「望さんが…陰陽師?」

高畠「そ、俺のこの左目には陰陽道の術式を使う能力がある、ゴホッ」
高畠の口から血が垂れる。 

白井「ちょっと!大丈夫ですの!?」 
白井が寄り添う。

高畠「大丈夫だ黒子。必ず皆は救う。上条!早くいけ!」

上条「わかった、みんないくぞ!ほら、白井も!」

白井「はいですの…。」
上条達は上条の家へ向かった。

土御門「さて、俺らも行きますか。」

高畠「もちろんだ。」

こうして高畠と土御門は戦場へ向かった。


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