悟りとは無垢な自分に戻ること成仏とは正覚正智不生不滅無始無終の義なり。悟りとは生まれ変わった姿ではない。空海は成仏をこう説明している。『仏になるということは、正しい悟りを得、正しい智慧がはたらき、生も死も、始まりも終わりもない永遠の生命をそなえるということ。因縁によって生じる結果ではなく、天然自然、真のあるがままの姿になったということである。』新しいステージに達するとか、まったく別のものに生まれ変わるのではなく、「あるがままの無垢な姿を見て」に戻ることが悟りであり、成仏である。