先日、と言っても今月のあたま位の話だけど、蔵王の屏風岳に行って来た。
県内で一番標高が高いだけあって、蔵王には未だ雪が残っていた。
今日は奥さんも一緒。雪も登って、はりきってる。
ブログの題字の画像にも使っているけど、木が命尽きてもなお立つ姿に、おれはいつも見惚れてしまう。まるで時の外にいるようだ。
山桜がとてもきれい。この時期に桜が見れるなんて、ステキな場所だなぁ。
土にも輝きを。
空気が澄み切っているせいか、地上の桜よりもきっと繊細だ。
他にも可愛らしい生命がたくさん。
もしも夜に光ったら、どんなに美しいだろうか。
もう死んでいるけど、平地では見たことも無い樹形。今は穏やかだけど、ここはきっと生きていくには過酷なんだろう。
この景色を見て冬や嵐を考えると、少し恐くなってくる。
前にも言ったかも知れないけど、自然は人間にとって敵でも味方でもない、中立で別格な存在。
それでも、おれはこの自然の一部だし、この美しい自然を愛しているんだ。