Memory of love | Message

Message

君へ







薄暗い路地を歩く

生ゴミが道を塞いだ


憂鬱な気分にさせんなよ

もうこりごりさ


こんな気分は




君の一番になりたくて

試行錯誤繰り返しては空回り


そんな煙たそうな顔しないで

一度くらい僕を見て笑ってほしい




並んで歩くのも
君に触れるのも

叶わない願いだと知っているから


僕の甘い期待の中

眠らせておいてよ

奥深く



君が友達という存在を望むなら

僕は全然構わないから


君の記憶の片隅に
僕のスペースをつくってほしい




水溜りの大きさでいいよ

気にならない程度でいいよ



君の中に僕が感じられたら


ただそれだけでいいから





並んで歩くのも
君に触れるのも


少しずつできるようになったけど


これ以上進展はしないから

僕はぎゅっと手を握り締めた



これで満足しなくちゃ

これでいいんだと思わなくちゃ



随分傲慢になったもんだ




まだ君の一番を求めてる






なれないかどうかなんて分かりきってるさ


きっと届かない

あの場所は僕に不釣合い








薄い唇がプツっと音をたてた

鉄分が口の中を埋め尽くす




君と出会えてよかった

心からそう思ってる




でも君の隣は僕じゃなくて


僕の知らない他の誰か









薄暗い闇を抜けて

生ゴミを軽快に蹴り飛ばして


憂鬱な気分にはさよならだ

もう泣くことはないから


この涙で最後にするよ









愛の記憶を眠らせてよ


もっともっと

奥深く