横浜の飲み屋街といえば野毛ですが、昔ながらの赤提灯居酒屋だけでなく新進気鋭のお店も沢山出てきている。そんな新たなお店の中に「しらはら」さんという貝・刺身の専門店があると聞き足を運んでみました。
なお野毛には2022年に新橋と並んで出店とのこと。
◯しらはら
新しいだけに内装は綺麗でテラス席もある。客層も若めの方も多い印象ですね。ワタクシはお一人様なので安定のカウンターで頂きましょう。
最近流行りのスマホ注文スタイル。
◯メニュー
当たり前かもですが、海鮮系のメニューは種類が豊富で幅広く取り揃えられている。ただ貝の専門店の看板の割に貝メニューが少なめなのは残念かな。珍しい貝を食べてみたかった。
飲み物は初めて見かけた蛤エキスのクラマトハイをチョイス。飲物は中と大が15円しか違わないみたいなので迷わず大でいく。ツマミは赤貝のお刺身と活ホタテのバター焼きで始めましょう。
◯蛤エキスのクラマトハイ 724円
クラマトハイというのは初めてだったのですが、どうもクラマトというトマトジュースのようなものが世の中にはあるらしい。クラム(蛤)とトマトを掛け合わせたものでメキシコあたりで親しまれているみたい。
確かにそう言われてみれば、色もそうだがほんのりとトマトを感じる。日本のトマトジュースより飲みやすい気がするのは珍しさ補正が入っているかな。
◯赤貝の刺身 770円
770円の割に量が少なめと思ってしまうのは自分が貧乏性だからであろうか。日本酒を飲みながらちびちび頂くのが良さそう。
ニュルニュルとぬめりのある食感に加え脳内に海が広がる様な磯の味が素晴らしい。貝特有のエグみもあるにはあるが、逆に旨味を引き立てているような気がする。
これは美味しい。
付け合せのワカメも抜かりなし。大きめでしっかり味もある。重ね重ねもう少し量があったら良いなと思う一品である。
◯活ホタテバター焼き 528円
美味しいは美味しいけど想像を超えないお味ではお得感を感じづらいかな。大きさもそれほどでも無いし北海道や青森で食べたホタテのような湧き出る旨味も感じられない。
名物を名乗るならもう少し頑張ってくれると嬉しい。やや期待外れ。でも、ホタテの肝の部分はエグみが無く旨味が溶け出していて美味しかった。
◯本マグロ皮ポン酢 328円
想像以上にポン酢が効いていて酸味が強いけど、マグロ皮は脂がかなり乗っていて、ちょうどよく中和している。一緒に入っているワカメだけで食べるとちょっと酸っぱい。
でも、旨味のある脂のおかげで食べ応えもありなかなかよいおつまみなのでは無いでしょうか。
それにしても店員さんがオーダーミスをして頼んでないものが何品か出された時は困った。どうやらお隣さんの注文がこちらに含まれてしまったみたい。
今回の満足度：
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「貝 刺身専門店 しらはら」
神奈川県横浜市中区野毛町1-37-1
050-3116-4690
営業時間：月～木 14:00～23:00
金土日祝 14:00～23:30
定休日：不定休（12/31、1/1は休み）
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