いらっしゃいませ




  ようこそ
  スローレへ ☕️


  




  


  続きを…



  精神病院に

  自分で入院すると言っておきながら

  着いてすぐに

  『退院します』

  と言った私

  それぐらい

  時間の感覚が

  なくなっていました。




  神経が…

  敏感になりすぎている

  すべての音や

  目に入るもの

  何かのメッセージのように

  思えて…


  

  今もその感覚はあります。

  そう 神様が応援してくれてる

  そんなメッセージが

  色んなところに

  感じられます。

 



  その時との違いは

  いつも通り日常を過ごせている

  毎日の生活の中で

  それを感じているかどうか。



      キラキラ虹キラキラ




  入院した頃は

  まるで1日が1週間ぐらいある感覚

  頭のなかで

  色んな事が

  かけめぐっている…
  
  泣いたり    雨

  笑ったり    晴れ

  感情もコロコロ変わる。

  しなければならない日常の事は

  逆に忘れてしまう。



  
  1週間後ぐらいだったかな…

  今度は家に帰りたくなって

  退院しました。


 


    


  
   
  退院後

 

  誰も私の事を

  責めたりしないのに

  すべての言葉が

  自分に向けて
 
  言われているように思えて…


  
  住む場所があっても

  食べるものがあっても

  家族がいても

  今 あるものに目がいかず…
  
    
  仕事が出来ない自分が

  たまらなく嫌でした。
 

  退院後の私には

  自分の存在価値が必要でした。

 
  
  
  そんな自分に

  舞い降りた仕事



  祖母の病院の送迎



  必要とされることが
  どんなに有りがたいことか

  
  耳鼻科の通院

  行けるなら毎日

  一日おきでもいい。

  
  
  祖母はいつも私に

  『ありがとう』 照れ
 
  と 感謝してくれました。


  
  助けてもらっていたのは

  私の方だったのに…。


  1ヶ月に一万円
  

  私に送迎のお礼に
  
  お小遣いもくれました


  
  


  こちらに帰ってきてから

  ぺーパードライバーだったので

  自動車学校に1回行って

  その後 

  父に隣に乗ってもらい

  運転練習

  軽自動車を買ってもらい

  田舎で暮らす必然アイテムを

  与えてもらっていました。

   
      車  家 

  
  その車があるから

  祖母の病院の送迎という仕事が

  できました。


  
  家族に支えられているのは
  わかっているけど



  その時は 
  
  家族に支えられている事に
  感謝するのではなく


  そんな自分を責めていました。





  少しずつ家での生活のリズム

  作られてきた私でしたが
  
  



  それでも
  

  回りの仕事をしている人を見ては

  
  

  私は仕事が出来ない

  私は無能だと

  自分を心のなかで否定…


  

  もう何も出来ない

  怖い…

  そう思っているけど


  何もしないでいることが

  また

  自分を責める原因になっていて

  




  安心したくて

  少しでも リハビリしたくて





  短期のアルバイトをしました。






  着物の展示会の案内役

  

  陶器市の売り子

 

  ビアガーデンのウエイトレス


  スーパーマーケットでの
  パン屋さんの売り子


  
  店頭販売の出店の仕事



  
  全て短期
  
  終わりが見えないと頑張れない

  ずっと続けるなんて無理

  仕事をするのがきついのに

  何もしないでいるのは

  誰かに責められているような


  
  家族も友人も
  誰も責めたりしないのに



  自分が1番自分を責めていました。

  

  自分を嫌っていました。




  
 

  子供の頃のように

  自分が大好きだった

  あの頃には 程遠い…

  

  自己嫌悪

 
  



 
  仕事を続けている人

  それだけで

  凄いなぁと思ってました。


 


  
  そんな時

  従姉妹が言ってくれた言葉が
  ずっと頭に残っていて…

  
  

  ゆっくりしたいって  
  思っても
  ゆっくり出来ない時がくるから


  ゆっくりできるうちに
  ゆっくりしておいたらいいよ  砂時計

 


  救われたというか

  
  ほんとに忙しくて休めないって時が
  来るのかなって

 
  未来に想いを寄せることができました。


  
  それで…
  


  本当に
  来ましたね。



  我が子を生んで

  そのあとは…

  
 
  きっとあの頃の私は

  ジェットコースターに
  すでに乗っており
  
  ゆっくり、静かに
  登っている時だったのかも… 🎢

                


  



  人生に無駄な時間ってない


  

  あとになって わかる

  守られていたこと

  本当は 幸せだったこと

  気づいてなかっただけ。







  
  今日は ここまで



   
  

  お付き合いくださり
  ありがとうございました。

       虹

  またのお越しを

  お待ちしております。