あっ、まだありますね。
なるほど2007年に『月間少年ジャンプ』が休刊、その後釜が『ジャンプSQ』らしい。
この『貧乏神が！』は2008年から2013年まで連載されアニメ化までされてたらしい。
『Binbougami ga! OP』
『binbougami ga ed leg br』
全16巻で、5巻まで無料でしたが結構面白いじゃないか！
あの古本屋さん『ジャンプSQ』コーナーあったっけ？続き気になりますので、これもそのうち買います。(まんまと釣られて買います(笑))
何が面白いかと言いますと、主人公女子は置いといて貧乏神がアホなのも置いといて、貧乏神が連れ歩く謎のぬいぐるみキャラ、そいつの名前が・・・
「熊谷(くまがい)」(笑)！
そう熊谷って、地名は「や」ですが人名だと「い」になる不思議！
さらにこの漫画、キャラはすべてお花の名前にちなんでて主人公女子は桜と言う苗字、貧乏神の名前は紅葉です。
では謎のぬいぐるみキャラはお花なのかと問われたら、知っている人は知っている熊谷草(クマガイソウ）らしい。
普通知らないです、そんなお花。これ、膨らんだ唇弁が源氏の武士熊谷次郎直実が纏っていた母衣に似てたからだそうで熊谷草って名付けたって凄くない？知らないよ、そんなの熊谷市民(笑)。
しかも「や」でなく「い」です。さらに別名は敦盛草(アツモリソウ)で、一ノ谷の合戦の平敦盛からの由来。どんだけ敦盛で名を馳せたんだって話ですが、それ以外のエピソードはなくあの一瞬で直実の名前が轟いたと言う歴史的一発屋(笑)。
それは置いといて、何にせよ、人であれ漫画であれ何であれ、そう言うもんでしょ好きになる瞬間なんて(笑)。
自分めちゃ推しの映画とかを周りにボロクソ言われ、たった1人「え～、私は好きだけどな、ああ言う世界観」なんて言ってくれただけでもう好きになっちゃうとか、重い荷物運んでる時「大変そうじゃん、少し持つよ」なんて声掛けられたりした時とかもそうですが、何でもない日常のほんの些細な一瞬の他愛もない出来事が刺さる時がありますでしょ！
それが謎のキャラへのネーミングセンスだったりしても良いじゃないですか(￣▽￣;)！！
例えば飼い猫の名前が自分の飼い猫の名前と同じだったりなんかしたら「どひゃ～！」だし、それ運命でしょ(笑)！
貧乏神も神様の1人ですが、そう言うもんなんです、神様が設定してくれる目印なんてのは！
ま～、本物の貧乏神がいらっしゃるなら丁重にご来訪はお断りしますけど、漫画は面白いかと。あ、その熊谷は貧乏神が使役するテディベアらしいです！
それと、この漫画でもやはり「～、明智くん！」って台詞が出て来ました。結構、口にしますかね普通の人がこれを？
そして、この無料で読めた1巻にそもそも『貧乏神が！』の大元となった手塚賞受賞した『帰ってください！』って漫画も載ってましたが、元々は貧乏神の紅葉の方が主人公格だったんですね。ま～、それも置いときますが、この作品に人が人を好きになる瞬間が描かれていまして、まんま、当方がここで書いてるような程度の「何でもない瞬間、そんな些細な事で人は恋に簡単に落ちる」に深く同意！
それにしても、毎日漫画ばっか読んでるのが良く判るとは思いますが、だって、漫画のない人生なんて詰まらないでしょ(笑)。
でね、あの古本屋さんで『ジャンプSQ』のコーナー探したらありました！
そして『貧乏神が！』はバラバラで数冊しかなかったのですが、なんと『ジャンププラス』のコーナーで探しても探してもなかった漫画が@110で、なんとこっちに並んでました！
思いっ切り背表紙に『ジャンププラス』と書いてあるのにです！！
作為的(￣▽￣;)？！
へへへへ、とうとう見付けてしまったので、即購入でありますよ、明智くん。
貧乏神の仕業か？！
せっせと小銭を遣うように仕向けられている(笑)。
ま～、『貧乏神が！』は次の機会に取っておくとして、深まり行く秋に手元の紅葉を見ながら、いと、をかし♪
