こんにちは。
海外赴任を目指すアラフォーワーママ/夏川です。
今日のテーマも昨日に引き続き、
女子がときめく経済コラム。
「女子がときめく経済コラム」って一体何それ?
と思った方はこちらをご覧下さい💁♀️
昨日書いた記事はこちら![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
アップル vs サムスン/生き残るのはどっちだ?!
仁義なきスマホの戦い
昨日の記事の結論は、
価格競争に巻き込まれないためには
ブランド戦略が必要
というもの。
なんだけど、
なんでもかんでもブランド化すりゃあいい
ってもんじゃない。
iPhoneだって、
アラフォー世代はiPhoneがはじめて世に出た時の衝撃を知ってるから、「スマホといえばiPhone」と思ってるけど、月日が経てばそのことを体感してない世代が大半になって、そのブランド力は通用しなくなるかもしれない。
その代表的な例がテレビ。
どこの誰が開発したのかみんな知らないし、
ほとんどの世代はテレビが世に出た時の衝撃を知らない。
テレビって市場規模は大きいけれど、
ブランド力が通用しないいい例だと思う。
テレビの主権は日本メーカーから韓国へ、
そして今は中国が猛進していて、
近々韓国を抜いてシェアNo. 1になるんじゃないか
と予想されてる。
後発の国にどんどん主権が移り変わってしまう事実は、
テレビにブランド力が通用しない、
結局は価格勝負
ということを表してると思う。
いつだかシャープが「亀山モデル」というブランド戦略を打ち出したけど、あれも失敗してるもんね。
そうそう、ひと昔まえに、
猫も杓子も「太陽電池、太陽電池」と言ってた時代があって、シャープやらソーラーフロンティアやら、色んなメーカーがCM流してたの覚えてる?
2010年前後のこと。
あれもブランド力が1ミリも通用しない製品で、
あっという間に価格競争になり、
今では8割以上が中国製。
その中国でも淘汰が進んでるとかなんとか。
太陽電池なんて正直どこのメーカーのものでも良いもんね。
じゃあブランド力が通用する製品ってどんなものだろう?と考えると出てくるのが、
時計、バック、車、バイク、、、
そう、
身につけたり、
他人の目に晒されるもの。
テレビや太陽電池って他人の目に晒されにくいから
ブランド化しにくい。
みんなが憧れるあのブランドが欲しい!
ってなりにくいのよね。
正直、各社性能にそんなに差がないし、
性能に特色を出してみてももはやマニアックすぎて
一部にしか響かない。
例えば、テレビの発色の美しさなんて
大半の人にとって、どうでもいいと思う。
だって今どこのテレビも綺麗だし、
テレビなんて見れればいいじゃん。
だから、大半の層は価格を判断基準としてしまう。
そんなわけで、
ブランド力が通用しない製品で
ブランド化努力するのは(亀山モデルみたいな)
無駄な努力よねー。
日本はいつまでも過去に安さと勢いで追い上げた時代の栄光に囚われてないで、
ブランド力についてもっと考えたほうが良いと思うの。
で、ブランドが通用する製品って何かなーと
最近アンテナ立てて生活してるんだけど、
ピアノで世界シェア取ってるヤマハは、
ブランド力で成功してる良い例だなーと思う!
家電に比べたら市場は小さいんだろうけど、
芸術ってブランド力がものを言う分野よね!
他にブランド力発揮出来る分野ってどこだろう🔍
思いついたら教えて下さい![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)