ピアノ嫌いがピアノを楽しく教えられる先生になるまで⑤ | 【瀬戸市/小牧市】ピアノと声楽のお教室⭐︎野村知子のマイペース活動記!

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32年間のピアノ人生を振り返っています。
 
小学校3年生から高学年の時のお話。
 
 
 
上手になりたい!
憧れのあの曲が弾けるようになりたい!
コンクールで成績残したい!
 
 
という思いが、
アメリカの演奏旅行から帰国した頃から
私自身の中に
少しずつ芽生えてきていたのかもしれません。
 
 
それと同時に、
 
私はピアノが上手なんだ!
ピアノが弾けるんだ!
 
って嬉しくて得意気になっていました。
 
 
 
それくらい、この演奏旅行は
ピアノを弾く自信につながっていました。
 
 
 
でも、根底にある想いは変わらず
 
 
ピアノを頑張ったら
母は私を見てくれる
 
 
と信じて疑いませんでした。
 
 
 
 
 
そして、事件は起こります。
 
 
 
 
ある日、母に甘えたいと思って
母の元へ行った時に、
ピシャリと背を向けられてしまったのです。
 
 
出来事としては
そんなに大したことない
いつもの風景の中での一コマでした。
 
 
母はそんな大それたことは
考えても思ってもないような
本当に日常にある普通の風景だったのですが、
 
 
私にとってその時の衝撃は大きく、
その後の人生に多大な影響を与えました。
 
 
大人になってから分かることですが、
この瞬間に私のインナーチャイルドが
はっきりと作られたのです。
 
 
インナーチャイルドとは、
スーパー大辞林より
 
 
 
その光景が頭をよぎるたびに
心臓がドクドクと早く打つほど、
 
その時の風景や感じた思いなどが
私の潜在意識に深く深く刻まれました。
 
 
私のインナーチャイルドは、
根底にあるばすの
 
ピアノを頑張ったら
母は私だけを見てくれる
 
 
というこの思いよりもさらに下に位置し、
私の人格形成において
土台となっていきました。
 
 
「私」という
アイデンティティが作られていく上で、
 
物事の判断基準が
すべてその思いに頼るところと
なっていきました。
 
 
 
私のインナーチャイルドはね、
こう思い続けていたのです。
 
 
 
良い子でいなければ
母の重荷になってしまう
 
 
 
これが、私の性格や
すべての行動・判断の基準となり、
 
 
のちに、「母の」の部分が取れても
 
「友達の」
「周りの」
「家族の」
 
とすべての人との関わりにおいて
この思いが行動の基準になっていました。
 
 
誰かの重荷になりたくなくて
 
 
存在を消してみたり、
周りに合わせてみたり、
言いたいことを我慢したり、
泣きたくても笑ってたり、
傷ついてないフリをしたり、
 
 
周りの目をすごく気にして動いてました。
 
 
 
 
それがピアノとどう関係するかというと、
 
 
高学年にもなってくると、
基礎が出来ている子と出来ていない子とでは
雲泥の差がついてくるものです。
 
 
特にコンクールを受けると
その差を肌で感じることができます。
 
 
私は、前述の通りコンクールを受けて
良い思いをしました。
成功体験を経験したのです。
 
 
それをまた経験したくて
コンクールを受けるのです。
 
 
その目的は、あくまで
上手になりたい訳ではなく、
母と一緒にいたいからですよ!
 
 
でも、上手くいかないのです。
 
 
当然ですよね。
目的があまりにも違いすぎますから。
 
 
 
当時の母の考えは私には分かりません。
私と思っていることと
全く違うことを思っているかもしれない。
 
 
それでも、私にとっては
母と一緒の時間を過ごせるのは
母との練習時間。
 
 
もちろん、
嫌なことも辛いこともあったけど、
それでも独り占めしたかった。
 
 
レッスンが終わって、
ご飯やお風呂、諸々済ませて
21時から母と練習。
 
深夜までやることなんてしょっちゅう。
1時2時は当たり前。
 
 
そんな過酷な日々を過ごす中でも、
 
 
「コンクールに出る!」と言えば
母は私を見てくれるし
喜んでくれるだろう、
 
 
ピアノを弾くことは母の重荷にはならない!
だって、ちゃんと私を見てくれるし
考えてくれるから、
 
 
要は、 
 
 
私がピアノを弾いていたら
母は幸せなんだ!!
 
良い子(=ピアノを弾く子)でいたら、
母の重荷にはならないんだ!!!
 
と思ったのです。
 
 
当時の私の態度から
母は、そんな風に私が思っているなんて
おそらく夢にも思わないでしょうし、
信じないかもしれません。
 
 
でも、それが正直で素直な私の思いでした。
 
 
 
 
 
母との練習時間は楽しい!!
 
でも、一人の練習時間は辛い。
寂しすぎて嫌。
 
 
ましてや、
私が練習している間は
他の生徒さんを見てるんだもん。
めっちゃ嫌!!!
 
 
なんで、
私は一人で練習しなきゃいけないの?
 
 
ピアノやる!と言っておきながら、
ほぼほぼ練習をさぼりました。
 
 
 
テレビみたり、ゲームしたり、
引きこもりのような一人の時間。笑
 
 
母には喜んで欲しいと思っている割に
寂しくて一人で練習が出来ない、
あまあまちゃん。
 
 
というより、
練習は母としていたから
練習の仕方が全く分からなくて、
 
何をどうすれば良いのか
検討がつかない。
 
やってもダメって言われる事が多くて
何がダメなのかが分からないから
一人でやっても意味がないって思っていて、
 
 
何なら、母が何とかしてくれる!!
 
 
とも思っていたもんだから
全くもって「自分」を持って
練習だなんて出来ていませんでした。
 
 
その点、私と比べると
今、通ってきてる生徒さんは
優秀だなぁって思います。
 
 
 
そんな日常と同時に、
 
「良い子でいないと」という部分も災いして、
聞き分けの良い子を演じてしまうように。
 
 
だって、重荷になりたくないから。
 
 
 
演じた結果どうなったかというと、
 
 
 
 
思っていることを
素直に伝えられなくなりました。
 
 
 
 
本当は、レッスンなんかやめて欲しいのに。
本当は、もっと遊んで欲しいのに。
本当は、もっと甘えたいのに。
本当は、もっと話を聞いてもらいたいのに。
本当は、ピアノの事以外でもみて欲しいのに。
本当は…、本当は…、本当は…。
 
 
 
何度、思った事でしょう。
 
誰に対しても
素直に本音が言えなくなったのは、
きっとこの頃からです。
 
 
 
 
 
 
母と一緒に取り組んだコンクールは
良い成績を。
 
 
一人で取り組んだコンクールは
見事に落選。
 
 
 
でも、私がピアノさえ弾いていれば
母の思い通りだから嬉しいよね。
 
 
重荷にはならないよね。
 
 
喜んでくれるよね。
 
 
と思い込んでいた私。
 
 
その一方で、
 
 
練習しない私は結果が残せない。
 
練習しない私は怒られる。
 
母を頼る私はダメだと言われる。
 
だから、レッスンへ向かう道中は
いつも怒られる。
 
 
 
ピアノはほぼほぼ嫌いになっていました。
 
【何が楽しいの…。】
 
みたいな感じでした。
 
 
 
このように
ドツボにハマっていった高学年。
 
 
基礎力をつける大切なこの時期に
サボりにサボりまくった私は、
 
中学校に上がって
いよいよ運命の決断をします。
 
 
 
 
その決断とはいかに??
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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