ありのままの自分で
人生も音楽も思いっきり楽しもう！！
ピアノ×うた×カウンセリング
自分をまるごと好きになろう！！
北みずの坂音楽教室の野村知子です
32年間のピアノ人生を振り返っています。
さらにこじらせた思いを書く前に、
ピアノの楽しい思い出を綴ります。
私のピアノの全盛期⁈
訳もわからず弾いていた頃の話です。
小学校2年生になった時、
全国レベルのかなり名のある
コンクールを受けました。
全く覚えていないけど、
予選、通りました。
予選の次は本選です。
全く覚えていないけど、
本選、通りました。
本選で1位になったので、
晴れて全国大会へ。
本番の記憶はないけど、
その他の記憶はうっすらある
全国大会。
結果は奨励賞。
この賞は一体なんの賞だろう？と、
当時は思いましたが、
でも、賞状がもらえて嬉しかった良い思い出。
東京での開催でしたが、
その道のりもまた珍道中。
台風の影響で乗る予定だった新幹線来ず。
でも、兄が車掌さんと交渉してくれて
そのおかげで
新幹線のグリーン車の個室に乗車。
今は東海道新幹線にグリーン車個室って
ないですよね？
珍しい座席に座らせていただきました。
そこで、楽譜を広げて
カタカタと楽譜の上で練習する訳です。
ここのフレーズを歌ってごらん？
ここはどうやって終わるの？
よし！そうやって弾けるといいね！
母も横で付きっきりで見てくれています。
本番の記憶はないのに、
そういう所の記憶はやたらにある。
振り返ると、
やっぱり母と過ごすピアノの時間が
一番幸せな記憶としてあるのです。
そして、奨励賞をいただいて
受賞者パーティーで美味しいお料理いただいて、
ご褒美にディズニーランドへ
も行ったんだったかな？
意気揚々と帰宅したことを覚えています。
とにかく、ずっと母と一緒にいられて
楽しかった思い出がたくさんあります。
ピアノを頑張ったら、
母は私だけを見てくれるんだ！
一緒にいられるんだ！
幼い私がこの出来事で学んだ事です。
ピアノが弾きたい！
上手になりたい！
なんて、思ってなかったなぁ〜。。。
そして、次の年。小学3年生。
奨励賞をいただいたことで、
コンクールの事務局から
アメリカでの演奏旅行の話をいただきました。
アメリカで行われるコンクールとの
タイアップ企画だったと思います。
あ・め・り・か？
どこ、それは？
と思っていたけど、
挑戦したい気持ちが湧きました。
アメリカにも行ってみたい！
また、母と旅行へ行けるなら行きたい！
確か、申込日のギリギリに
決めたような気がします。
その時、初めて
ピアノを演奏することに対して
緊張感やドキドキするという感情を
味わったと思います。
本番の記憶が
このアメリカの演奏旅行からあるので、
おそらくこの時に初めて
ピアノを弾く！
ピアノが弾きたい！
という選択を自分でしたのだと思います。
だってほら、
ピアノを頑張ったら、
母は私だけを見てくれる
って、思ってるから
アメリカの演奏旅行は
6月だったと思います。
学校を休んで行きました。
10日の間に3回くらい演奏する機会があって、
ショッピングモールから
素敵な立派な教会、
様々な会場で弾かせていただきました
それに、観光にも結構力が入っていて、
ソルトレークを中心に、
ラスベガスや
グランドキャニオン
ユタの鉱山
など、
いろいろな場所へも
連れてっていただきました。
このアメリカの演奏旅行は
今でもはっきり覚えていて、
私の人生観にかなり大きな影響を与えています。
飛行機
バス
トラック
タイヤ一つとっても、
日本と全然違う
アメリカの大きなスケールに衝撃を受けて、
見るモノ聞くモノ食べるモノ全て新鮮！
刺激をたくさん受けて、
本当〜に楽しかった記憶でいっぱいです。
しかも、向こうの人って
良い！と思ったら
ちゃんと「良かったよ！」って
伝えてくれるでしょ？
それは小学3年生の女の子にも例外ではなく、
演奏が終わった後に、
「良かったよ！」って言っていただけたことが
とても嬉しかったです！！
母も終始、ニコニコ笑顔で
本当に楽しそうで、
母「知子のおかげで
こんな所まで連れてきてもらって。
ありがとう、楽しかったね」
って伝えてくれて、
その顔見て、また嬉しくなって
ピアノを頑張ったら
母は私だけを見てくれる
確信に変わりました！！
だけど、楽しい記憶はここまで。
私がピアノを弾く理由は、
ピアノを弾いている時間は
練習時間も含めて
母と一緒にいられるからであって、
あれ？こんなはずじゃないのに
という出来事が次々に起こります。
こじらせ人生の本領発揮です
続きます。
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