雨上がりの空き地。
田舎では、「草」も「花」もふつーだけど。
都会では、
丸々空き地は少ないから
いろんな草花、珍しいなあ。
なつかしい景色。
2年前まで住んでいた場所は
東京と神奈川の県境の山の中。
公園にわらびやぜんまいがはえててびっくりした。
平地と山は
草の種類が違うんだなあ。
小さいころの思い出。
れんげ畑。
気分はお姫さまで、れんげの中にすわっていた。
しょっちゅうれんんげの中にいた気がするが、
れんげ畑の時期はとっても短い。今だけ。
昔のいろんなことを思い出した。
内職をする祖母の横にくっついて
お手伝いをしていた。
(じゃまだ、と言われたことは、一度もない)
幼児が、手伝いにはならないだろうに。
夏休み、
親戚のお兄さんたちが
宿題を手伝ってくれた。
というより、ほぼ片づけてもらった。
おじさんが、海に連れてってくれた。
田舎の、おばあちゃんちは、
「隣の家」が見えないほど遠い。
「子供がいる隣の家」まで
おばさんが、
私の送迎に歩いて往復。
私は、他人の顔色をうかがって、
緊張していたし
いつも、
いそうろう、仮住まい、の感じ。
ここにいていいんだろうか?
そんなのがずっとあった。
けど
いっぱいかわいがってもらってた。
どうせ私なんて、、、、
そうやってるときは
忘れている。
それに、ひねくれて受け取る。
たとえば
宿題のめんどうを見てもらったのは
どうせ母に頼まれたからでしょ
遊びに連れてってもらったのは
ついででしょ
デートのだしにつかわれたんだよね
ついでだろうが
デートのだしだろうが
頼まれたからだろうが
嫌なら断るだろうし、逃げるよね。
キライなクソガキのお守りはしないだろうし。
私、小さいころから、かわいかったんだ。
かわいがられていたんだ。
じゃまな存在で、
ここにいてはいけない、の
反対だったんだ。
かわいくて、
そばにいてほしくて
一緒にいると楽しくて
思わずかわいがりたくなるような
そんな存在だったんだ。
愛情を、疑ってたんだね。
すねてるって、こういうことなんだね。
すねてると
申し訳ありません。ごめんなさい。
ごやっかいをおかけします。
こんな私のために、
あなたの貴重な時間を奪ってしまって。。。。
それにね。
私、遠慮深い。
でしゃばらない。おとなしい。
と思ってきたけど。
近所の家にあがりこんで、
かってにテレビを見ていた。
(50年前は、
テレビがある家は、少ない)