私は、息子たちにひどいことをしてきた。
彼らの尊厳をつぶした。
彼らの自信をつぶしてきた。
私、自分に自信がない。
嫌われてるというものは、まだ強くある。
人を誘う、
企画する、
幹事になる、役員になる、
とりまとめる、
そんなのが、ものすごい苦手。
「お茶しましょう」
「ごはん、一緒に食べよう」も、
言えない。
心屋塾の何かの後でも、自分から
「ご飯食べて帰ろう」は、なかなか言えない。
現在練習中。すごい勇気がいる。
息子たちも、そうだった。
遊びには、行く。
でも
学校行事の中で、そっせんしてリーダーには、ならない。
私に、そう見えただけかもしれないから
私がそう言わせていたという可能性もあるから
話半分に聞いてね。
私が変わり始めてから。
息子たち、小１と小５だろうか。
太郎は地域の少年スポーツに入団した。
「オラオラー」という、あの、叫びとは遠い子だったのに。
文化祭や運動会の実行委員をやりだした。
中学では、ゼッタイ無理だと思える挑戦をした。
（中身は、セミナーで会った人に、言うね）
現在は。
自分で、趣味の会を登録してお世話係までやる。
「ねーねー、こんなことやりたいね。やろうよ」
そう言ったってことだよね。
断られるかも。
うまくいかないかも。
そういう怯えが、小さいってことだよね。
次郎は。
お楽しみ会の企画運営までやってる。
バス会社と交渉
ゲームや景品を考える
しかも、
それらの準備を、手伝ってもらっている。
車持ってる子を呼び出したり、
駅に近い家の子を荷物置き場にしたり。
ちゃっかり私に甘えて、お願いもしてくる。
「やるからには責任もってやらなきゃ」と言いつつ
あーめんどくさいと、文句も言える。
「ぼくは何をやってもダメなんだ」
「ぼくは、できないんだ」
そう言って泣いていたことが
彼らの記憶から、消えていく。
年齢が小さいほど、消えやすいみたい。
ものすごく自己評価が低く、
自信が無い世界から
違う世界に移った。
Ａをして、ＢになりＣになった。悲しかった。
それが
ＡをしたらＤになった。あー楽しかった。
そんなことが、しばしばある。
息子の中で、ＢとＣが消えて、Ｄになっている。
過去のできごとが、全く別のものになっている。
過去の記憶が、書きかわっている。
スポーツをした。
大学に行った。そういうのは覚えている。
でも、
そこにくっついている記憶は
全く違うものになっている。
しかも、その変化は、この1年、大きい。
息子たちの挑戦は、今までは、学校の中のこと。
守られた中でのこと。
今は、二人とも、学校の外の世界で挑戦中。
二人とも、自信が無いまま、挑戦中。
びっくり。
「おもしろそうだから」
だって。
過去は変えられる。
私がこれだけひどいことをしたのに、
息子たちの中から消えていることがある。
つらすぎて消したのではなく。
それなら
私にもそんなことが、起こるんじゃないか。
そういう期待が持てる。
そして
そうなりつつある。
私は、親にひどいことをされた。
そのことと
私は愛されていなかったは、イコールではない。
そう思えるようになってきている。
親と会わない期間は、長かったよ。
電話も全くしない期間も入れたら、
10年くらいじゃないかなあ。
会ったら、声聞いたら、具合悪くなる。
逃げるのも、無視するのも、あり。
それでも、そのままでは苦しいから
終わりにしたいから。
今までと違う世界を見たいから。
「やってはいけないこと」に挑戦する。
「言ってはいけない言葉」を言ってみる。
きのう、静岡のオープンカウンセリングで言い忘れた。
「私どうせ愛されてる」は、
言えるけど、うそだねって思うときは。
「愛されてる、、、、、かも」
仮定でいいよ。
仮免練習中と思えば、言いやすい？
自分の、隠しておきたいみにくさ、
無かったことにしたいみにくさ、
出すのはけっこう疲れるね。
ぼちぼち、やるね。
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