ひどいお母さんでごめんなさい。
ひどいお母さんでごめんなさい。
ほんとにごめんなさい。
だらしなくて、ごみ屋敷で、貧乏で、寝たきりで、
カップめんと納豆とふりかけばっかりで。
離婚もすっきりいかず、お父さんとみにくくもめて、ゴタゴタして。
私がいない方が、この子たちは、しあわせなんじゃないか。
こんなひどい私がお母さんでほんとにごめんなさい。
自分がしんどいことも、夜ねむれないのも、背中が岩のようなのも、
ゲボゲボ吐くのも、苦しい。
もっと苦しいのは、子供にもうしわけない。
そして
そんな情けない自分が、恥ずかしい。
これが、ずうううううっと強かった。つい最近まで。
まだ、ある。すごく強くはないけど。
「私は愛される存在なんだ」を信じてみようかなあ。
信じてみようかなあ。そうなんだー。
どうせ私、愛されてるし。
これを、やりはじめてから。
パターン崩しをやりはじめてから。
少しずつ、ほんとに、少しずつ、
ダメな親でごめんなさいの度合が軽くなる。
息子、次郎が、数日前、突然
「おかあさんが、いつも家にいたから、さみしくなかった」
そうなの？
次郎によると。
友達が、親には相談できなくてちょっと困ってるんだと。
その子は、昔から親に言わない習慣なんだそうな。
それを知った次郎。
お母さんは、いつも寝てたから、「忙しいから後でね」は無かった。
けっこうなんでも話せたと思うよ。
ウチは、仲良いよね。
ちょっと前は、
お母さん、いっつも寝てばっかりで、うざかった。
なんにもしないで、いやだった。恥ずかしかった。
そう言っていた。
私が、ダメだダメだと思っているときは、責められる。
もちろん、お母さんいやだったと、何度も何度も言って、
すっきりしたのもあるかもしれない。
離婚でゴタゴタしたのも、子供を守ろうとした。
ついつい口うるさく、ああしろこうしろも。
早く寝ろ、起きろ、ごはんちゃんと食べろ、手を洗え、、、、、、も。
子供を守ろうとしてるんだよね。
動けず、頭が働かない私は、そういうことに気を配ることさえ、
できなかった。
いやいや学校や園の行事に参加している。
いい人のフリだ。ダメだ。
役員を断りたいけど、勇気なくて「ＹＥＳ」と言ってしまう。
私はなさけない。
そうやって
自分を責めるの、やめてもいいよね。
ひどいことをたくさんしたけど。
がんばって、自分と子供と家族を守ろうとしてたんだもの。
無理してがんばってたなんて、気づいてなかったんだもの。
何もしなくても私は愛される存在なんだと、知らなかったんだもの。
自分だけの法律「べき」をたくさん持ってるなんて知らなかったんだもの。
今から、「愛される存在の私」を信じてみようかなあ。
そしたら、大丈夫。
私が、私を、大丈夫だと信じられた分、息子たちの大丈夫も
信じられる。
大丈夫な私を見に来てね。
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