思い込みをひっくり返して素敵な私再発見。
心屋式カウンセラー ひでこです。
まだオレオレ詐欺と呼ばれていたころ。
実験が、テレビで公開されたのを見た。
実験室には年輩の母。頭に検査装置。
今から、オレオレ詐欺の実験を行うことを説明済み。
斜め後ろに息子、同席。部屋には二人だけ。
詐欺役の電話がかかる。
終了後の母の話。
実験であるのを知ってても、ドキドキしてる。
息子が後ろにいるのに。
脳のデータもそれを証明してる。
ざっくり言うと。
危険を察知すると、脳の中で警報がなる。
「危険」の旗が、一度立つと、安全が確認されるまで旗は立ちっぱなし。
警報なりっぱなし。
この危険の旗が、不安。
不安は身を守るために、とっても重要だから、
ちょっとやそっとでは、旗がおりない。
詐欺にあって、ぎりぎり、実害を免れた人は、
銀行の窓口で札束を手にした瞬間に、我に返ったそうな。
行員がどんなに説得しても応じなかったのに。
不安て、命を守るためにものすごく重要なんだ。そう思った。
大昔は、もっと、危険は身近で、真っ暗で。
だから、不安は危険察知能力。
それなら、抗不安薬、いらないんだ。
そう思って、当時、やめた。医師に言ったらすぐＯＫ。
そんないいかげんなの？
まあ、あんまり、どころか全然効いてなかったし。
不安も心配も、必要なんだ。ものすごく大事なんだ。
あって当たり前っていうより。
無いと困るものなんだ。
そうしたら、無くそう無くそうとするのは、できないなあ。
そう思えたら、かえって、不安につぶされそうな気持は少し減った。
その後も、いてもたってもいられない落ち着かなさ。
そんなのがやってきてのみこまれてしまうことはあったけど。
これは、無くせないもの、必要なもの、というのはどこかで思ってた。
避ければ避けるほど、嫌えば嫌うほど、その中に入り込む。
それを知ってからは、
不安も心配も、大事に包んでみる感じ。
あ、大事に包んでばっかりじゃないか。
放置してることもある。置いとく。
それから、
そうなんだ。私、心配したいんだ。そうなんだ。と、言う。
けっこうテキトー。
そして、横浜の初級セミナーのスタッフしながら、加わったのが
「さっさとやれ」
だって、隣の女性に、そう思ったんだもの。
お前、それ、簡単だろ。
だから、自分に。不安なことに。
さっさとやれ。
えええええええええ、と思うけど。言ってみる。
私、いろんなこと、やってみてるんだなあ。あらためて、思った。
いろんなコメントもらったり、質問もらったりしたおかげでね。
気づいた。
ありがとう。
きょうも応援ありがとう。
すごく励みになります。
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