野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックの強化試合が,京セラドームで行われました。途中からしかテレビ中継は視ていませんでしたが,大谷翔平選手が5回の第3打席に阪神の富田投手から放った2打席連続のセンター方向へのスリーランホームランは見事でした。芯を外しているような打ち方でしたが,フルスウィングであそこまでの飛距離が伸びるとは驚きです。
WBCの本戦は,1次ラウンドが東京ドームと米国マイアミで行われます。Pool A~Dまで20チームが参加しますが,日本はPool Bで韓国,オーストラリア,中国,チェコと対戦します。マイアミで行われる準々決勝ラウンド(Pool A, Bは東京ドーム)に進むにはPool Bで1位か2位にならなければいけないので,強豪の韓国(3/10),オーストラリア(3/12)との試合が見ものです。
大谷翔平選手は,岩手県奥州市出身で1994年7月生まれの28歳。昨日バイトで来ていたS医師に年齢を聞いたら,彼も1994年生まれと答えていたので大谷翔平世代の若者なのだな,としみじみ思いました。彼らは生まれてこのかた,阪神淡路大震災,地下鉄サリン事件,9・11同時多発テロ,リーマンショック,東日本大震災,新型コロナウイルスパンデミック,ロシアのウクライナ侵攻と,災厄の続く波乱に満ちた時代と共に成長してきた世代です。明るい未来を想像するのも難しそうな世代ですが,どうか困難な時代を切り拓いて行って欲しいと願います。
