依頼者は、Tさんです。
10月7日にも「港区」での依頼をしていただきました。
現場は、以前とほぼ同じ場所です。
ターゲットは、雌のキジ猫です。
そして、同じ場所にターゲットのキジ猫とそっくりな雄猫がもう1匹居ます。
2匹を見分ける方法は、タ〇タ〇があるかないかで判断するしかありません。
私は、朝7時過ぎに現場へ到着しました。
すでに周囲の青空駐車場や土手の上には、約10匹の猫の姿がありました。
その中には、耳カットのない猫さんたちがたくさん居ました。
私が把握しているだけで、ご飯だけをあげている餌やりさん宅が付近に4件もあります。
青空駐車場の車の下に生後5ヵ月ほどのサビ猫が居ました。
このサビ猫の母猫が今回のターゲットです。
少し近づくと、5ヵ月のサビ猫は、民家と土手の間の細い通路へ逃げてしまいました。
そっとのぞいてみると、そのサビ猫が母猫のオッパイを飲む仕草をしています。
早速、種類の違う仕掛けAとBを2箇所に設置しました。
私は、Bの方をメインにするつもりで、仕掛Bにご飯を入れ、そのまま隠れて様子を見ました。
早速、先ほどのサビ猫がやって来て、仕掛けの中でご飯を食べ出しました。
かなりの量を食べています。
ご飯を追加した時、サビ猫は、いったん逃げてしまいました。
10分が経過し、ターゲットの母猫らしき猫がやって来ました。
尻尾は少し短い目で、先が切れたように角ばった感じです。
母猫は、仕掛けに入り、ご飯を食べ出しました。
ロックしました。
私は、母猫を素早くケージに入れ替え、もう一度仕掛けのセッティグをしました。
入れ替える時、タ〇タ〇がないことを確認しました。
Tさんが「サビ猫も捕獲出来るなら、お願いします。」とおっしゃいました。
5ヵ月のサビ猫は、ご飯をかなり食べましたが、もう一度こちらにやって来る可能性はあります。
やはりしばらくして、サビ猫がやって来ました。
すぐにロックしました。
その後、確認のために捕獲した母猫を餌やりさんに見ていただきました。
しかし、餌やりさんは、顔だけ見ても判断がつかないようです。
そこで、尻尾を見せました。
短い尻尾の先が切れたように角ばっていることを確認され、「間違いないです。」とおっしゃいました。
2匹をTさんのキャリーに入れ替え、終了しました。
母猫、可愛いですね。
子猫、生後5ヵ月くらい。
Tさんは、とても喜んで下さいました。
このまま動物病院に搬送されます。
残りの猫さんたちも継続してTNRをなさるそうです。
ずっと外猫さんの厳しさを見ているため、少しでも外猫さんが暮らしやすくなれば、私も嬉しいです。
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