港区で捕獲器学習のキジ猫。 | TNRアシストのブログ

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猫ボランティアさんからの依頼で手作りの仕掛けで捕獲のアシストをしています。

10月23日、2回目の港区に行って来ました。

依頼者は、Tさんです。
10月7日にも「港区」での依頼をしていただきました。

現場は、以前とほぼ同じ場所です。

ターゲットは、雌のキジ猫です。

そして、同じ場所にターゲットのキジ猫とそっくりな雄猫がもう1匹居ます。

2匹を見分ける方法は、タ〇タ〇があるかないかで判断するしかありません。

私は、朝7時過ぎに現場へ到着しました。

すでに周囲の青空駐車場や土手の上には、約10匹の猫の姿がありました。

その中には、耳カットのない猫さんたちがたくさん居ました。

私が把握しているだけで、ご飯だけをあげている餌やりさん宅が付近に4件もあります。

青空駐車場の車の下に生後5ヵ月ほどのサビ猫が居ました。
このサビ猫の母猫が今回のターゲットです。

少し近づくと、5ヵ月のサビ猫は、民家と土手の間の細い通路へ逃げてしまいました。
そっとのぞいてみると、そのサビ猫が母猫のオッパイを飲む仕草をしています。

早速、種類の違う仕掛けAとBを2箇所に設置しました。


私は、Bの方をメインにするつもりで、仕掛Bにご飯を入れ、そのまま隠れて様子を見ました。

早速、先ほどのサビ猫がやって来て、仕掛けの中でご飯を食べ出しました。
かなりの量を食べています。

ご飯を追加した時、サビ猫は、いったん逃げてしまいました。

10分が経過し、ターゲットの母猫らしき猫がやって来ました。
尻尾は少し短い目で、先が切れたように角ばった感じです。

母猫は、仕掛けに入り、ご飯を食べ出しました。
ロックしました。

私は、母猫を素早くケージに入れ替え、もう一度仕掛けのセッティグをしました。
入れ替える時、タ〇タ〇がないことを確認しました。

Tさんが「サビ猫も捕獲出来るなら、お願いします。」とおっしゃいました。

5ヵ月のサビ猫は、ご飯をかなり食べましたが、もう一度こちらにやって来る可能性はあります。

やはりしばらくして、サビ猫がやって来ました。

すぐにロックしました。

その後、確認のために捕獲した母猫を餌やりさんに見ていただきました。
しかし、餌やりさんは、顔だけ見ても判断がつかないようです。

そこで、尻尾を見せました。
短い尻尾の先が切れたように角ばっていることを確認され、「間違いないです。」とおっしゃいました。

2匹をTさんのキャリーに入れ替え、終了しました。

母猫、可愛いですね。
子猫、生後5ヵ月くらい。

Tさんは、とても喜んで下さいました。
このまま動物病院に搬送されます。

残りの猫さんたちも継続してTNRをなさるそうです。

ずっと外猫さんの厳しさを見ているため、少しでも外猫さんが暮らしやすくなれば、私も嬉しいです。

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