先生マネが下手ですね〜、と言われてちょっと嬉しい立ち姿勢 | Junkoの日々つれづれ〜楽しむためのカラダ作りをお手伝い〜

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現在は家族でロンドンに住んでいます。
2020年まで川崎・武蔵小杉でピラティス教室やストレッチサークルなどを運営して地域の健康づくりのお手伝いをしていました。
からだをケアして、人生をもっと楽しく!がモットー。
土台・軸作りの目線で気づきを綴ります。

最近のインスタグラムに、家事動作の写真を載せました。

 

良い例、悪い例、みたいな感じです。

 

姿勢が悪いA(左)B(右)

 

理想的には、、、(C)

 

炊事の場面ですね。

いつもこんなこと考えていますー、という記事でしたにやり

 

それを見たピラティスクラスの生徒さんから

「先生、悪い姿勢が下手ですよーー笑い泣き

私なんてもうもっとひどいんですからーー!」

って、褒め言葉か何かわからないお言葉をいただき、二人で大笑い!爆笑

 

 

いや、分かるんです、おっしゃること。

実際写真撮るときも、腰を丸めても

「あれ〜、あんまり背中丸まっていないな〜・・ショック

なんて、何度か取り直しはしました。

でも、実は私は結構うまくできたという自負もあったのですビックリマーク

なぜかというと、、、

理学療法士の学生の頃に

一番褒められたのは「患者さんの真似」でした。

 

学生時代はペアになって一人が患者さん役、

一人が理学療法士役で身体を見る練習とかするんです。

患者役もそこは理学療法士の学校ですから、

ただ病気の名前だけでなくて、

○○筋は筋力がMMT3、○○関節は可動域がxx度。

△△の皮膚の感覚は中等度低下し、足のXXには痺れがあり、、、

みたいに体の障害が沢山書いてあってそれを真似するんです。

 

で、患者役の学生は

「可動域がこのくらいだと、歩くときにこのくらいしか上がらないし、

感覚が悪いと体重がしっかり乗せられないから、、、」

などと知識と想像力をフルに働かせて真似をします。

 

で、私は他の学力は褒められなかったものの、その患者役は何度か褒められたんですニヤリ

 

今でも他の方の歩行を再現するとかすると、

結構ウケます。

「似てるー!爆  笑」って

 

なので、今回も、

「まあまあ、こういう人いそうだよねー音譜

なんて思っていたのですが、、、

 

 

上記のように

「そうですかー、結構頑張ったんですけどーチュー

「いえー、もっとひどいですよー爆  笑

先生真っ直ぐな姿勢が身についているから、悪い姿勢真似するの下手なんですよー」

なんて笑い話をしていたのです。

”悪い姿勢を真似するのがヘタ”だなんて、ピラティスの先生としてはちょっと嬉しいですね照れ

 

 

でも、真面目な話これには実は続きがあり、、、

「立ち姿勢+手元の作業」というのは

すこぶる難しいのです。

 

なんと言っても頭の重心が前。

手も前に出して(浮かして)使っている。

さらにものを持ったり、重さがかかったり

押して切ったり肩から指まで動きが半端なく多いんです。

その動きをどこで制御するか??

難しいんです。大変なんです。

大変なので、肩を引き揚げてしまう(写真B)

 

体を支えるのは腰。

台にもたれるか(写真A)、反り腰で支える(これは写真AでもBでもないパターン)。

立ち仕事で腰が痛くなるのも当然です。

 

理想的には、、とCの写真を出しましたが、

これにはやっぱりコア(お腹)での支えや、

あと、背中の支え、

足の支えなどが本当に必要になります。

長時間の調理は疲れるのも無理はありませんあせる

 

料理人さんなんて、本当に背中から方の筋肉が

モリっとしていますよねービックリマーク

 

では、この理想的な姿勢(C)をピラティスでつくっていくと考えたら??

一つは立位でのロールダウン・ロールアップ。

 

この、3つのフレーズのどれも大事です。

左:頭を倒して行くときに首から背中で支える

真ん中:お腹で支える

右:膝で支える

 

これを意識してリバース、

ロールアップして行くと、、、

理想的な立ち姿勢に近づきますひらめき電球

 

ただし、これで作業をする、キープすると言ったら、

さらに筋力も大事。

 

背中、首、膝、肩、首なども筋肉の強さが必要です。

 

でも、できるようになると

フットワークが軽くなり、

台所仕事にスピードが出て、

沢山手が動くようになりますよ!

 

冗談で「できないんですー」と言わずに、

少しでも良い姿勢に近づくよう、

膝の柔らかさ、背中の強さ、肩の自由度、

上げていきましょう〜グッド!