やってみたから分かった事 その1 | 助産師&フォトグラファー Yuriko Tanada(棚田優理子)

助産師&フォトグラファー Yuriko Tanada(棚田優理子)

助産師
HyonoBirthing®︎Institute公認ヒプノバーシングプラクティショナー
フォトグラファー

愛知県を中心に活動中

すごーく長くなりそうだけど、自分の事を書いてみようかな。



私、ずっとスカートが苦手だったんです。。。

苦手と言うか、多分ずっと抵抗してた。



動きづらいし、

いちいち足元を気にしないと行けないし、

私には似合わない。。。って思ってたし、

足太いのにスカート履いて足を出すなんて言語道断。。。って思ってたし、

スカートは可愛い女の子が着るもので、私には無理だって思ってた。



だから、中学校、高校の制服以外の私服のスカートって買った事がなかったし持ってなかった。


高校でルーズソックス全盛期で、当時男バスのマネージャーをしてた私への部員さん達からの誕生日プレゼントがルーズソックスだった。

「1回でいいから履いてみろ!」と言われ、スカート短い子の制服借りてルーズソックス履いて。。。
なんの罰ゲームだろうって思ったけど、やったってことはやってみたかったのかな 笑


短大入っても、専門に入ってもそれは変わらず。


就活の時に3ピースのスーツを買ったけど、全部パンツスタイルで面接に行ってたから、多分スカートの方は一度も履いていない気がする。。


就職してからももちろんそれは変わらず。


白衣に憧れて医療の世界入った訳では全くないから、入職式の時にいやいやワンピースの白衣を着て以来、4年間働いてて殆ど着なかった。
パンツタイプの白衣をずっと着てたから。


着なさすぎて、病院から支給されてるにも関わらず後輩にワンピースあげちゃったくらい。


もちろん、私服でもスカートとかワンピースとか、私のタンスにもクローゼットにもそんなものは一切存在しなかった。




去年の8月、偶然と言う名の必然だと思っている出逢いをした人柄写心家のTsuguさんに写真を撮ってもらう事になり、服のコーディネートもしてるということで、撮影用の服を一緒に見に行ってもらった。

殆ど話しをしてないのに、開口一番「テーマは女子力アップだな!よし!ワンピースにしよう!」って言われ、散々抵抗してみたけど聞く耳を持ってくれず...

何で私の一番苦手な所が分かったのかな~
うわ~。。。
どうしよう。。。
帰ろうかな。。。

っていうのが正直最初に思った事。


つぐさんが選んでくれたのは、自分じゃぜっっっっっっっっっっっっったいに選ばない色使いの女の子らしいワンピース。


女友達とですら試着した姿を見せるのにかなり抵抗があった当時、会うのが2回目の男の人の前で自分のワンピース姿を晒すなんて、その時の私には拷問以外の何者でもなかった。


試着室から出て行けず、やっと出て行って全身鏡に映るワンピースを着た自分の姿に、恥ずかしくて申し訳なくて、今すぐここから消えてしまいたいと本気で思った。

こんな太い足を曝け出してすみません。。。って
私がワンピースなんか着てすみません。。。って
私には無理です、すみません。。。って


今では書いてても呆れちゃうけど、その時は本当にそう思ってたんだ。


でもね、
一歩踏み出すって決めたから、、、
怖くて震えそうになってたけど、一人じゃないって分かってたから、、、
私のウダウダなんて全く関係なく、本気で私と向き合ってくれてるつぐさんに対して、そんな私じゃ失礼だって思ったから、、、

だからやってみよう!って肚を決めた感覚、今でもハッキリ覚えてる。



何軒かお店回って、いっぱい試着して。


そんな荒療治?のお陰で、試着する事も、それを見せる事も抵抗がなくなってきて、だんだん「私、スカートやワンピースもいけるんじゃない!?むしろ似合うかも!?」とさえ思えてきた。


試着室から出られず散々抵抗していた私を見ていた最初のお店の店員さんが驚くくらい、最初のお店に戻った時の私の感じが変わってたみたい 笑



「今日スカートだね♪」
って言われると、スカートをはいてる事を何故か言い訳しちゃう事もまだあるけど、スカートもワピースも普通に着てるし、服を見に行っても抵抗無く試着できるようになった♪



今までの私にとって思いっきり対極だった「スカートをはく」という行為。


散々抵抗してたけど、やってみたから私はスカートも似合うという事が分かった!

コンプレックスだった足が太いってこと。

どうやら私が思ってる程太くはないらしい。。。笑

髪の毛が逆立つくらい思いっきりザワザワしてるけど、でも受け止めたいから受け止める!



こんな風にして、自分の世界は広がって行くんだろうな~

Photo by りえ