今日は朝から暑いなと思っていたら夏日予報だった。

水分補給を意識しなくてはだな。

今日の練習はスイム前にTeam TND44オリジナルのブレ背筋を指導。


この動きをスイムに繋げられると良いので継続実施。


バッタも基本的には同じ動きなので水平展開を望む。


水中練習はスプリンター組と他組に分かれての練習メニュー。


スプリンター組に肩の使い方と脇の使い方をアドバイス。

上手く使えば力が入る事が解ったので泳ぎの中で取り入れて欲しい。






水泳は考える事が重要なスポーツなので過去にも色々な表現で考える事について投稿して来た。

私の定義では答えが出る事を考える、答えが出ない事を悩むとしている。


アクアダイナミクス研究所のK野先生から紹介して頂いた本を先日読了した。


この本の中に引用されているコロンブスの卵の実体験。

K社綾瀬店でスイミングマネージャーを務めていた時の話だから30歳になる手前だった。

成人男子ロッカーにトイレが一つあったのだが配管の関係で水圧が低く頻繁に詰まってしまう。

その度に故障中のポップを掲示していたのだが根本的な改善が出来ないので修理に時間がかかる事が多かった。

修理が遅いと会員様からのご意見を頂いた事で当時の支配人は私とクラブマネージャーを事務所に呼んだ。

成人ロッカーはクラブ管理だったので何故、俺が呼ばれるんだ?と思ったが今からすれば教育の一環だったのだろう。

支配人は故障中のポップがを貼っている期間が長いから貼らないで済む様にしろと言うがクラブマネージャーは貼らない訳にはいかないと答えた。

私は支配人が何を言いたいのか解らないで聞いていると同じ質問されたが答えられない。

支配人は、『うちの店のマネージャーは二人揃って馬鹿だからよぉ!『と言いながら『扉に「倉庫」って貼って掃除道具とかを入れておけ!』。

コロンブス卵と言うか目から鱗が何枚も落ちる経験であった。


本の中には考え方のドリルの様な物が記載されていて四角い頭を丸くするのに役立った。

言い方を変えれば指導していて意識している「押しても駄目なら引いてみな。」だろうか。

指導の中でも活用して行きたいと改めて思う。