みんな忘れてる、というか
隠されてる
今日の記事は
昨日の記事の続きです
繁延あづさ著
『山と獣と肉と皮』
読みました
人間は、
生き物を殺して食べている
一点の曇りもない事実
スーパーの棚に並んだ、お肉
その裏には、
どこかに屠殺（とさつ）場があって
そこで、命が消えて肉になる
『山と獣と肉と皮』では
猟師に同行した著者が
猪が狩猟される瞬間を
目の当たりにして
改めて当たり前の事に
気づくドキュメンタリー
本の中には
けっこうグロい写真もある
表紙も
下半分が帯で隠されてるのは
少々グロいから
はじめに、の中の一文
「暴力」も「殺害」も悪いことだよね
でも目の前の、お肉
その後ろには、この２つがある
これがないと
あなたの目の前に
お肉は出てこない
こんな、当たり前の事なのに
普段、全く意識することはない
記事の最初に
昨日の記事の続きと書いた
この圧倒的な現実の前で
あなたの悩みは、そんなに深刻だろうか？
頭でっかちな、だけじゃない？
命を食べて生きてる
あなたが生きているってことは
これまで、
どれだけの命が犠牲になった事か
ウシだって
ブタだって
ニワトリだって
たった１つの命で生きてる
それを暴力と殺害で奪う
そうして、
僕らの生活が成り立ってる
死ぬこと以外は、かすり傷
多くの死の上に
僕らの生活は成り立ってる
僕らが食事の前に
手を合わせて
『いただきます』
って言うのは
『命を頂きます』
と感謝と祈りを
示すものって聞いたことない？
人間は、
生き物を殺して食べている
ここから始めれば
あなたの悩みは、
ちっぽけなものに思えるよ
『山と獣と肉と皮』
おススメの一冊です
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