MKZ_FACTORY です。

 

 

 

先日のブログにて、VWが追加リコールを発表した記事を書かせてもらいました。

 

 

昨年の大規模なリコールでは、アウディはVWより少し遅れて発表しています。

 

 

同じ仕組みのDSGでも、細かく生産工場やロットを変更しているので、まだ全車対応ではないようです。

 

 

リコールの対象リストを見ますと、一台だけ該当する車両が数車種ありますが、どういう振り分けなのか気になるところです。

 

 

 

実際、当店で過去に修理した車両の傾向調べてみますと、初期物のほうが圧倒的トラブルが少ないことがわかりました。

 

 

逆に、H25年に発表されたメカトロ交換のリコール 外-1924 対象車(リコールで交換されたメカトロ)が高確率で故障再発していていることもわかりました。

 

 

で、去年や今回のリコールの対象外の車両は実際どうなんですか?という話があります。

 

 

 

とくに、アウディの中で販売台数の多い A1 が、昨年のリコール対象外なのにもかかわらず、半年の間にメカトロ故障が数件ありました。

 

故障内容は同じように油圧低下による走行不能です。

 

なので、遅れてAudiも追加リコール発表されると予想されますので、静観して待ちましょう。

 

 

今回のリコールの文章に、

 

「製造ロットの確認方法に不備があったため」

 

「アッパーハウジングの製造識別マークを確認し、該当する場合はアッパーハウジングを対策品に交換する。」

 

 

 

とあります。

 

 

ということは、これに該当しないアッパーケースのメカトロも存在するわけです。

 

これに関する情報は、メーカーにしかわかりません。

 

ディーラーはリコール対象となるアッパーケースの識別は同然把握してますが、実際どれだけの種類が存在するのか、その情報はまず外部に洩れないのでわからないと思います。当然、当店は知る由もありません。

 

 

時間のある時に、当店に飾ってある壊れたメカトロをすべて分解して、どんな壊れかたしたものなのか。またアッパーケース識別するのも面白いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

最近出回っています、中国生産のメカトロ部品はどうなんですか?という相談も受けますが、過去に中国生産メカトロ分解したとき、アッパーケースの作りが荒い印象を受けました。(処理の問題だけかも知れませんが)

品質の差は少なからずあると思いますが、どれくらいの耐久差があるかは未知数です。

 

 

中国で販売されているVW・アウディは中国国内で生産されています。

 

リビルト品は、その車両で使われる部品を使用しての品質なので、一応中国国内でのメーカー正規部品は当然存在します。

 

 

中国で生産されたものが日本車に使われているかどうかは、メカトロに関しては無いと思います。

 

 

世界各地でリビルト品は存在しますので、一概にリビルトメカトロ品といっても、品質の差は少なからず存在すると思います。

 

 

中国で生産された正規品の新品というのもありますので、修理の選択肢は複数にあります。

 

 

どこの国の生産部品を使用するかは、それはお店側の意識の問題なので、その分安く修理できればいいのかな(安くしてくれればですが)と思います。

 

 

 

 

当店での現物修理は、すべて分解したのち、当店ですべて組付けています。

 

ものすごいリスクある修理ではありますが、修理費用最優先されるオーナー様向けのサービスになります。(保証も1年付けれます)

 

 

もう一つの疑問で、メカトロはどれくらいの種類があるんですか?中古は使えるんですか?との疑問があります。

そこは整備工場さんの知識と情報力の話になりますので、当店から発進することはないと思います。

 

 

 

ブログを書くことで意識していることは、あくまでユーザー様に向けた正しい情報の開示に重きを置いています。

 

他のお店がどうのこうのなどは当店では関係のない話です。実際当店でご利用になったユーザー様は、どのように修理しているかが一番興味あることかと思いますので、今回はDSGの修理に関して当店で作業している内容を一部公開させていただきました。

 

 

 

 

個人的にVW・アウディ車が好きなので、多くのユーザーさまに長く乗ってもらえることが、一つの整備工場としての役割でもあります。

 

その選択肢で安く治すか信頼性を求めるかの選択肢を選んでもらう中で、そのお店の情報量や経験・技術力がユーザー様に還元できれば、整備工場としてはそれに越したことはないです。

 

 

 

今回のリコールに関することで、一つ問題がありまして、メーカーで過去の修理費用の返金に関する対応が全く違います。

 

 

VWはどんな方法であれ、リコール対象車が過去にメカトロに関する修理履歴がわかるものがあれば返金してくれるそうです。

 

ところがアウディJapanの回答は、たとえリコール対象車であれ、過去に修理履歴があったとしてもディーラーでメカトロ交換していなければ、そのときの修理費用は返金対象外 とのことでした。

 

 

 

 

 

ディーラーによって対応まちまちですが、ディーラーに相談したところ、もしかしたら返金出来るケースもあるかもとの返答でした。

 

正確な言い方すれば、アウディーJapanを経由してメカトロ新品を入手し、(新品の正規品にて)メカトロを交換されたことが最低条件だそうです。並行品はアウトでした。

 

ですが、民間工場で交換作業した場合、たとえ正規ルートで入手した純正メカトロであっても、返金できないケースがあるとのこと。

 

その場合、ディーラーとメーカーとの相談になりますが、仮に申請が通ったとしても手続きに2か月から3か月かかるとの返答でした。

 

 

矛盾したこと書いているように思いますが、100%ディーラーで交換していないとダメかと言えばそうでもないそうなので、一度担当ディーラーに相談されることお勧めいたします。

 

 

Audiジャパンは、ディーラーに解答権あるとのことでしたので、ディーラーからお断りがあれば実質メーカーも対応しない方針だそうです。

 

 

そもそも、表上は外販不可部品なので、該当するケースはまれなようにも思います。

 

 

 

アウディーの乾式7速DSG搭載車にお乗りのオーナー様は、しばらく待ってみましょう。

 

MKZ_FACTORY です。

 

 

 

昨年8月21日に、17万台近い台数の乾式7速DSG搭載車リコールが出ました。

 

 

 

まだ、作業が終えていない方もいるかと思います。

 

そんな中、、4月2日 外-2978 と、4月23日 外-3028 と2つのリコールが発表されました。

 

 

対象車両がかぶっていないため、別々のリコールのようです。

 

外-2978は プログラムアップデートにて対応

 

外-3028は 製造識別マークにて該当するアッパーハウジングのみ、対策品に交換

 

 

過去に、メカトロの対策品と思われる(アッパーハウジングの厚みが太くなった物)作業をブログで紹介させていただきましたが、実は正規対策品(リコール対策品)でないことはわかっていました。

 

しかし、実際のリコール対策品がどんなものかは実物は確認していません。

 

他のユーザー様からの情報で、当店の作業風景の記事のリンクをみんカラ等で張られている方が数名確認できました。

 

そもそも、厚みのあるアッパーハウジングもメーカーロゴは入っていますが、どのような経緯で作られたものかわかっていません。

 

誤った情報が独り歩きするのも良くないと思います。

 

当店代車のゴルフ6がリコール対象ですので、対策が終わり次第、メカトロ分解して対策品がどのようなものかご紹介したいと思います。

 

 

しばし、お待ちくださいませ。

 

MKZ_FACTORY   です。

 

 

4/15 現在 岐阜県内における新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが止まっていません。

 

 

岐阜市内の長良地区も、数か所で感染者の施設利用が確認されており、各施設注意喚起がされております。

 

 

営業自粛するのは簡単ですが、当店は車検業務を受けつけており、岐阜県では車検満了日の延期の対応はされていないため、有効期限までに検査受験する必要があります。

 

 

また故障したまま放置するわけにもいきませんので、整備工場を休業するわけにもいかず、現場は通常通り行うと先日ご案内させていただきましたが、対応が不十分なところがありましたので、改めてご案内いたします。

 

 

・一日1組(1台)のみ、車両お預かりもしくは納車の受付

 

お預かりで車両入庫があった場合はその日の納車は無し。

修理車納車があった日は、その日中の修理車両の入庫は受付は無し。

 

検査場へ受検した当日の納車は行いません。

 

理由:他の人との接触を避けるため

 

そのために、大幅な整備日程の変更を行いますので、改めて当店からご案内いたします。


 

よろしくお願いいたします。

 

 

MKZ_FACTORY 代表 梶浦 陸男

MKZ_FACTORY です

 

 

 

4/10pm13:00 現在ですが、新型コロナウイルスによる岐阜県独自の非常事態宣言発表」されるとこのことです。

 

4/10 PM14:00現在 愛知県や京都府は対象に加えるほどの評価を聞いていないとの発言されているので、おそらく岐阜県も緊急事態宣言対象地区には今現段階では至らないと思われます。

 

国から(緊急事態宣言)と県から(非常事態宣言とでどれだけの影響力や発言力があるかわかりませんが、とにもかくにも自分自身で防ぐしかないので、今後どういう形で対応していくかいろいろと検討しまして、とりあえず今すぐできることで、感染拡大防止策として4/10以降の既納客含め新規修理受付の自粛及び規制をしたいと思います。

 

 

 

4/10~ オイル交換や、用品取り付け&コーディング作業などのご来店いただいての当日作業は当面お断りいたします。

 

現車確認の修理のご相談(ご来店して)の受付も、当面お断りします。

 

受付できる内容は、走行困難もしくは不動車でレッカー搬入および、代車特約加入されている方のみ受付いたします。(当店代車不足のため)

 

車検の受付は、おそらく期限延期の処置がとられる可能性高いので、今後の様子見て判断したいと思います。

 

予約いただいているの修理は、ほとんどがお預かり案件の修理ばかりなのでそのまま予定通り作業していきます。

 

 

代車の貸し出しの日程に空白期間を設け消毒等で再日程調整いたしますので、今予約いただいている方の作業日程ずらすこともありますので、ご協力お願いいたします。

 

 

当店の所在する各務原市や、当方住まいの岐阜市内も勢いが衰えることなく新型コロナウイルス感染者数増えておりますので、当店でできる限りの感染予防努めてまいります。

 

 

電話&メール対応は行いますが、ご来店いただいてのご相談はお断りさせていただきます。

 

メール受付 24時間受け付けていますが、必要最低限の情報記入のない方は返信しておりません。もしくは、当店にメールが届いていない案件もありますので、必要事項記入の上再送お願いいたします。

 

info@よりメール発信されますので、PC迷惑からのメールブロック登録されている方はこちらからのメール届きませんのでご注意くださいませ。

 

また、メールのみでの修理見積もりや故障コード等内容、案件教えてください等の内容もお答えしておりません。

 

部品持ち込み案件もお断りしています。

 

用品持ち込み案件は、内容によってお受けすることもありますので、そちらはできる限り詳しく記入お願いいたします。(レーダー、バックカメラ取付、グリル等)

 

 

 

事故&板金関係は代車の都合上、保険案件(レンタカー手配できる内容)のみ受付いたします。レンタカー手配はご自身でしていただいても結構です。

 

 

5月以降は未定ですが、5月12日火曜日まで、一旦上記作業受付制限いたします。

 

 

 

ご協力よろしくお願いいたします。

 

~追記~ 4/10 PM21:00 現在

 

国の『緊急事態宣言』対象地域…愛知・京都・岐阜は“追加の必要性なし” 西村経済再生担当相が見解

 
だそうです。
 

 

〒504-0934
岐阜県各務原市大野町2丁目207-1
TEL 058-372-2377

 

 

電話対応 12:00~19:00(車検等、外出で不在で対応できない時もあります。)


MKZ_FACTORY 代表 梶浦 陸男

 

 

 

 

MKZ_FACTORY です。


お詫び

 

昨日書いた記事に、誤りがありました。

 

純正リペアキット 0B5 398 009F には、ソレノイドはついてきません。

 

009Eから、ソレノイドバルブへのゴム製の部品が追加になりました。

 

 

お詫びして訂正いたします

大変失礼いたしました。

 

 

今年に入り、確定申告の関係でブログの更新が滞ておりましたが、4/16日まで申告期間延長されましたので、少し時間をとってお問い合わせの多い内容中心に書いていこうと思います。

 

 

今回の作業紹介は、H23 アウディA4・8k シフトインジケーター点灯

 

・バックギア入らない 

・前進時 奇数ギア入らない

 

症状です。

 

走行距離190000km

 

エラー内容は、

 

・P174C00 ギアトレーンバルブ2バルブ1電気的故障

・P284900 ギアアクチュエーター1 固着

 

 

の2つです。

 

新車保証期間内にメカトロ交換履歴ありましたが、そこから9年経過していますので経年劣化の故障かと思います。

 

 

ソレノイド付きメカトロリペアキットの存在は、パーツリストにも記載されていない当時は部品商やディーラー等正規ルートでは入手できない部品でした。

 

2014年頃から生産され、日本へは2017年あたりからAudiジャパン経由で部品商からも入手可能になりました。

 

その時の品番は

 

・0B5 398 048 C

 

でしたが、2018年ごろにパーツ改良が行われ、

 

・0B5 398 048D 

 

に変更されました。

 

 

 

・0B5 398 048D 販売当初は、上記のステッカーが貼ってあった状態で中身が0B5 398 048C だったことがありました。

 

 

本来の部品システムであれば、部品改良された段階で、注文時に048Ðに切り替わるはずですが、この部品に関しては品番指定しないと入手できませんでした。

 

 

 

このころ、ディーラーに問合せしても知らない、と回答されたとの相談を多く受けていましたが、パーツリストには記載がないので、その影響かもしれませんが、品番指定で部品商から入手できること考えると、一部のディーラーは対応できていた可能性もありそうです。

 

シリアルナンバーからリペアキット注文しますと、・0B5398009Fが届きます。

 

 

他の地区のパーツリストでは、上記品番は純正パーツ部品にて設定ありまして、そこで048Ðに変更されたの知りましたので、いち早く当店では対応できました。

 

 

正規品である本来のリペアキットは、基盤のみの設定でパーツリストにも記載ありまして、初期の部品番号

 

・0B5398009A

 

から、始まり

 

・0B5398009B → ・0B5398009C → ・0B5398009D → ・0B5398009E

 

と変更されてきました。

 

実は、この基盤のみのリペアキット(0B5398009E)よりも 、ソレノイド付きリペアキット・0B5 398 048 C のほうがか価格が安いという 知る人ぞ知る不可解な現象がおこっていましました。

 

・0B5 398 048D に変更されてjから、1割ほど価格が上がりましたが、それでもまだソレノイド付きのほうが安いという現状です。

 

 

そのあと、Audijapan経由正規品リペアキット

 

0B5398009E → 0B5398009F

 

 へと、部品改良行おこなわれましたが、ソレノイド部分に緑色のゴムのカバーが追加になりました。

今現在、7速sトロニック ソレノイド付きリペアキット、部品商より

 

・0B5398009F

・0B5398048D 

 

 

入手可能ですが、ディーラーでは

 

・0B5398009F 

 

のほうを使用しているようです。

 

定価は、

 

・0B5398048D  の方が安いですが、

 

・0B5398009F (ドイツ生産) クラッチソレノイド無し

・0B5398048D (フランス生産) クラッチソレノイド有り

 

 

048Cから048Dも、009Eから009Fへと同じ内容で部品追加されています。

 

 

と表向きはなっています。

 

 

 

それぞれこの部品設定がある理由は、純正補修部品なのか、対策品キット(OEM品?)の違いかと思います。ほぼ同じ部品内容で生産国が違いますので。

 

ですので、純正補修部品009F よりも、対策品と呼ばれる048Dのほうが部品定価安い設定になっているのではと思います。

 

TSBでは部品末番009X を使用するよう指示が出ていますので、なんとなくそんな気もします。

 

 

話は長くなりましたが、エラー内容 

 

・電気的故障

 

の場合は、ほとんどが断線もしくは抵抗値増大によるもので、診断機での測定値で確認すれば基準値よりも低い数値もしくは0 になっていますが、基盤なのか、TCU内部なのかは部品を変えてみないとわかりません。

 

 

また、

 

・P284900 ギアアクチュエーター1 固着

 

 

の内容ですが、 ギアアクチェーターは 1 ~ 4 までありますが、補修部品のソレノイド付きリペアKITには含まれていないソレノイドになります。

 

 

まず最初に、・0B5398048D にて、部品交換行いましたが、

 

・P174C00 ギアトレーンバルブ2バルブ1電気的故障

 

は、エラー消えまして無事バックできるようになりましたが、

 

・P284900 ギアアクチュエーター1 固着

 

から、  

 

・P284900 ギアアクチュエーター3 固着

 

へと、エラーが変化 しました。

 

・ギアアクチュエーター1 が 1 - 3速 切り替え

・ギアアクチュエーター3 が 5 - 7速 切り替え

 

 

でしたので、どちらにせよ奇数ギアは入らず、シフトインジケーターが再点灯しました。

 

故障個所が複数ある事例です。

 

クラッチ1側にエラーがあるようなので、残り全ての部品を交換し走行テスト行いました。

 

 

 

すべてのギアへの変速はスムーズに行われましたが、停止時に

 

D ⇔ D1 の 症状が出始めました。高確率で停止時に発生し、かなりの率でエンストします。

 

この症状が発生しても診断機上ではエラーが入りません。

ちなみに、テスト用バルブボディーにも交換してみましたが、症状は変わりませんでした。

 

 

なので、正常な数値と比較してみる必要があります。

 

 

あることをすることで症状完治しましたが、当店では初めての事例なので、想像以上に複雑なシステムだと思いました。

 

要点は、部品交換だけでは完治しない事例があるということ。

 

 

でも、部品交換しないと完治しない事例。

 

日本語純正機だから理解できた事例。

 

 

Sトロニックの整備は精通したお店で作業されることお勧めします。

 

 

最終的な交換部品は

 

・Sトロニックオイル

・Sトロニックオイルパンパッキン

・Sトロニックストレーナー

・ソレノイドバルブ付きリペアキット 0B5 389 048D

・バルブボディーに使用されている残りのソレノイド及びコイル 計7個

・パイプ 2か所

・プログラムアップデート

 

計 ¥240.000 (税込み)

 

 

AudiSトロニックオイルに使用できる社外品オイルにおいて、メーカー規格に準じたオイルはツインクラッチタイプのトランスミッションであれば

 

・メルセデスベンツ

・BMW

・アウディ

・三菱

・日産

・ポルシェ

 

が使用できます。

 

メーカー純正オイルは、細かく言えばそれぞれメーカーごとで決められた温度の粘度指数が異なりますので理想を言えば純正オイルを使用することに越したことはないですが、ゲドラグやZFシェフラー等、メーカーの域を超えて使用できることからそれほど重要視しなくてもいいのではないかと考えています。

 

当店では、純正より粘度指数が柔らかめの、

 

 

・Sオイル SWAG

・ギアオイル 純正

・リアデフオイル 純正

 

 

を、使用しています。

MKZ_FACTORY です。

 

 

本日、体調不良に伴い、

 

26日 日曜日

27日 月曜日(定休日)

 

 

閉店となります。

 

メール、電話等の返答ができませんので、ご了承くださいませ。

 

ご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

 

MKZ_FACTORY 代表 梶浦 陸男

新年明けましておめでとうございます。

 

本年度もよろしくお願いいたします。

 

 

2020年度 の営業開始は、1月5日 日曜日 10時30分より、17時までの営業となります。

 

1月6日 月曜日は定休日。

 

1月7日 火曜日より通常営業開始します。

 

 

 

よろしくお願いいたします。

 

MKZ_FACTORYです。

 

 

2019年は大変お世話になりました。

 

 

今年を振り返り、開業してからもっとも多くの課題を残した一年でした。

来年はその課題を解決できるよう日々改善をしていきたいと思います。

 

また、整備専門工場として例年以上に技術や整備環境等スキルアップした年でもありました。

 

来年は、新たなサービスを提供していく予定です。

 

 

来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

MKZ_FACTORY 代表 梶浦 陸男

MKZ_FACTORY です。

 

 

今年の夏に、VW.・アウディにて 乾式7速DSGのリコールが発表されました。

 

 

リコール発表前に、有償にて修理(民間工場も含む)された場合、交換や修理履歴&内容がはっきりとわかる物(明細書&領収書)があれば、修理費用返金してくれるとの話を聞きました。

 

 

 

当店(私)もお客様からの報告で最近知りましたので、過去に有償で修理されている方で、今後ディーラーでリコールで入庫の予定のオーナー様は担当ディーラーで確認してみてください。

 

 

車両を手放している場合や、明細書が無い、領収書が無い場合等は、一度メーカーのほうに相談されることお勧めします。おそらく、この場合は事実確認が取れないため、返金対応は難しいのではないかと予想されます。

 

 

 

MKZ_FACTORY です。

 

 

カプラオンで間単にパワーアップできるエンジン系のモジュールがいろんなメーカーから販売されています。

 

当店では、構造が簡単でトラブルが出る内容把握しやすいRECE CHIP を取り扱っております。

 

 

去年から今年にかけて、メーカーは公表しませんが、社外のエンジン制御系モジュール(スロットル系も含む)装着が確認された車両は保証打ち切る案内がありました。

 

ディーラー入庫時はカプラ戻しではなく、必ず取り外しが必須となりますので、詳しくは担当ディーラーで確認&相談されてはいかがでしょうか。

 

それだけトラブルが多いということだと思います。

 

他の選択肢としてECUチューニングがありますが、ECUの内部を空けないといけない型もあり、当然空けた形跡が確認された場合は保証対象外になります。

 

そういうリスクを避けるため、現状復帰できる物を選択して装着しております。

 

 

 

去年から今年にかけて、ツールのアップデートでメルセデス・ベンツのMED17系(W176やW205の1.6 2.0エンジン搭載ECU)が、ECUを空けなくても書き換えができるようになりました。

 

当店で所有しているツールもこのたびアップデートで可能になりましたので、書き換えた形跡がわかるかどうかは今後検証していきますが、問題なさそうでしたら当店でも視野にいれていこうと思います。

 

 

 

もともとは、他のお店で広告されている、エンジンデチューン についていろいろと調べていました。

 

 

W205 C200→C300化 は当初から 可能という認識はありましたが、C200→C300化は、それなりの構造の理解と知識とそれを実現させるための環境がないとできなさそうと理解していましたが、環境が整えば実現できると思っていました。

 

しかしながら、他のお店はちゃんとできているかということが疑問もありました。

 

たまたま、他のお店でデチューンしましたという方が見えまして、データー確認しましたら、C200のままで例の3点セット(オーバーブースト、トルクリミッター解除、ペダル曲線変更)だけでした。

 

まだ、技術的にOBDからECUデーターは書き換えできない時期でしたので、そんなことかと思いました。

 

 

当時の技術でC300させようとしたとき、あるところが変わってないといけないのですが、そのままだったので、その店で施行した人は残念でしたとしか言えません。

 


データーサンプルとして

 

・A180

・A200(EU仕様、1.6ガソリンエンジンの純正フルパワECU。A180はこれからデチューンされたもの)

・CLA180

・A45(前期)

・C180

・C200

・C300

 

のECUは当店にあります。(A250・C43・C63はまだ入手していません)

 

ベースのECUがそもそも3種類もしくは4種類ありますので、それぞれと出力違いと用意すれば、車両がなくてもベンチ上でアップデート&ダウングレードさせることでほとんどのデーターの再現&検証が可能です。

 

 

 

プログラムアップデートでどこかどういう風に変わったのか、などももしかしたら解るかもしれません。

 

 

それが、数値でわかれば、メーカーは、ここをこういう風に対策してきているんだというのが解るかもしれませんが、数値による制御部分しかわかりませんので、参考程度ですが。

 

 

 

 

 

とんでもなく時間がかかる作業なので、いままで放置してきましたが、これから寒くなり体力的に現場の作業が今までよりできなくなるので、事務的な仕事に移行していくわけですが、確定申告がありますので、今シーズン実現できるかどうかわかりません。

 

エンジンデチューンが2015年に開発されていたので、早4年経ちますが(笑)

 

 

当時の技術では、それなりの環境とリスクがあるように思いましたが今となっては、直接データー書き込めば100%実現できますので、それだけ魅力あるエンジンですので、早く実現できればと思います。

 

 

もう一つの、意味合いとして、

 

・2つのトルクリミッターの意味合い

・ペダル曲線のセッティング

 

が知りたかったのもあります。

 

一部ECUではペダル曲線を変更するだけでは意味がなく、それを有効化させることでコーディングデーターが反応するものがありまして、

メーカが、どのようにしてセッティングを作り上げているのかが興味があります。

 

 

それと同じ意味合いで、C300 エンジン をどのような形でデチューンさせているか、というのも同じです。

 

 

オリジナル という 言葉は、非常に便利なもので、既存している物にいつでも手を加えればオリジナルデーターとなります。

知らない人からすれば凄いですねになりますが、知っている人からすれば「(笑)」になります。

 

実績という言葉も便利なものでして、競技や大会で実績残して入れば別ですが、一からやろうとしたときは長い年月かけて数をこなすしかありません。一つ2つやったから、それも実績にはなりますが、他のオーナー様を納得させるには不十分です。

 

これは、オートライト感度調整の数値調整でかなり苦労しました。

 

一番の難しさは、「LEDライトがついているトンネル」が曲者でして、ある程度の鈍感化させると、昼間のトンネルではオートライト反応しない、という事例がありました。

 

これは、実際その場所でテストしないとわからないことですし、地域によって環境も異なるため、他で調子良くてもある一定の環境下でダメであれば、製品としてはNGとなります。

 

 

同級生に、某メーカーのエンジン開発に携わっている人がいまして、一番の課題は

 

・いかなる状況でも 排気ガス濃度 (エンジンチェックランプ点灯)をクリアしないといけない

 

それは、全世界 誰がどのような運転しても ある程度の距離までは絶対にクリアしないといけないということでした。

 

 

販売後に不具合がみつかれば、それはリコールという形で修正かければ済む話らしいですが、完成させるかまでがとにかく大変みたいです。

同じく部品の耐久性に問題見つかれば一から設計しなおしですし、一概に制御プログラムだけの問題でもない話です。

 

 

ディーゼルの排気ガス不正問題がありましたが、いかに開発が難しいかだと思います。

メーカーですら解決できない問題が、一個人でできるわけなので。

 

とはいうものの、出来上がったベースからの調整レベルであれば、それほど難しい問題ではないと思います。

 

 

メーカーがどのようにしてセッティング調整したかが、何回も繰り返しますが理解する必要があります。

 

なぜ、デチューン時メーカーはそこを触るのか、逆な考えでC200ベースに考えたとき、 C200からC300作り上げるとき、そこは触らないのか。

 

理解すればおのずと、壊れないエンジンチューンのヒントが見つかるかもしれません。

 

 

ある程度、排気ガス数値や燃費を無視した、出力重視のモンスターエンジン作り上げるときは、また違う考え方が必要になると思います。

 

 

当然、私も一からのスタートになりますので、「当店オリジナルデーター開発」とうたっても信頼性と信憑性がありません。

 

商売としてやる以上は、これが重要な課題です。

ですので、一番の説得は、「メーカーが作ったフルパワーデーターの移植」

 

から、スタートです。

 

メーカが作ったものですので、私みたいな素人が作るより、信頼性は当然あります(笑)。

それが、ベストセッティングとは言いませんが、ベンツのオーナー様の多数の意見が、

 

「壊れないチューニング」

 

が、ご希望です。

 

 

 

 

俗に言う 、「デチューン解除」

 

が、最初取り組みには一番良いかなと思いまして、プロジェクト進めていこうかなと思います。

 

 

次のステップで、オーナー様の乗り方にあわしたセッティングチューン になるかと思いますが、それは実績のある他のお店で体験してください。

 

当店の状況では、おそらく上記の課題でも1年~2年以上はかかるかとも思います。

 

チューニングショップからデーター引き抜いて、ちょっといじってオリジナルも可能ですが、先ほど言ったようにどのようにしてデーター作り上げたか、理屈を理解していないのでこうしてほしいのリクエストに答えれないので、そのような形はとるつもりはないです。

 

別の考え方で、チューニングショップがどのようにデーターいじっているか という視点では面白いと思います。

 

それはあくまで、メーカーの開発ベースが理解できてからの次のステップになると思います。

 

 

すでに、MED17 エンジンは新車ラインナップから外れておりますので、古い技術になってしまいますが、いままでの販売台数が多いのと、メーカーが開発したフルパワー仕様を体験したいとう希望が多いので、是非とも実現させたいものです。

 

・C200 184馬力

・C300 245馬力

 

ですので。

 

 

C200 から C300 + recechip装着で +100馬力 ですが、そんな出ないと思います(笑)

 

何馬力UPはそういった意味で興味ありません(笑)

 

乗りやすいか乗りにくいかが重要だと思います。

 

 

 

エンジン本体の部品は違わないのですか?

 

 

主要部品はすべて調べつくしておりますので、当店でやる分には問題ありません。

その前にやるれるかどうかがポイントです(笑)。

 

 

C300 データーが、発進が遅い、乗りずらい、燃費が悪い となれば、それはメーカー開発が悪いと責任転換できますので(笑)

 

 

 

C200やC250の オーナー様は、おそらく C300ベースからの開発。

 

W176 A180 のオーナー様は、A200 のデーターからの開発になると思います。

 

もう一つの課題が、A200は日本に入ってきていないモデルになります。

 

 

W205 C180 は、同じ1.6で、エンジン出力的にはA200 と同じになりますが、排気ガスの問題で日本に輸入できない等、うわさもありますので、W205 C180 と W176 A200 との、違いも検証しないといけないため(信頼性と信憑性)、これはもう少し後になると思います。(数年後(笑)

 

 

あとは、GLA250 と220の比較もそうですし、GLA や A クラスの 250 と W205 C250 は、どう違うのか。

 

Cクラスの、7速と9速ATで違いがあるのか。の問題もあります。

 

 

 

仮に似たようなデーターであれば、 GLA300 や A300も 可能ということになります。

ですが、ミッションがDCTとATとで違うので、全く同じというわけにはいかないと思います。

 

なんにせよ、遊ぶには面白いエンジンですが、時間とお金がありません(笑)

 

開発するにあたって、どのようにして最新のプログラムにアップデートさせるかです。

エンジンECUチューニングの基本は最新データーでやることが前提です。

 

実は、そこが一番難しい問題かもしれません。

 

 

 

話はそれてしまいましたが、本題です。

 

 

メルセデス・ベンツ MED17系ECU racechip 装着におきまして、エンジンのプログラムバージョンによってチェックランプが高確率で点灯してしまいます。

 

 

エンジンのプログラムバージョンに依存する理由は、バージョンによって、

 

 

・エンジンコーディングデーター オーバーブーストが許可されている

 

場合のバージョンは高確率で

 

・ブースト許容量基準値外

 

 

のエラーが入ります。

 

同じ車種・同じエンジンでも、オーバーブースト非許可のプログラムバージョンがありますので、診断機にて現状のデーター確認が必要です

 

オーバーブースト許可されているプログラムでは、RACECHIPの調整ダイヤルを絞っても点灯することがあります。

 

 

オーバーブースト非許可に設定すれば、装着時のセッティング位置でもエンジンチェックランプ点灯することはほとんどありません。

 

オーバーブースト非許可なら、RACECHIPの装着する意味あるの?という話もありますが、ブースト計装着されている方ならブーストのかかり方の動きがわかるかと思いますが、常に最大ブーストかかっているわけではありません。

 

これに関しましては、別途ブログでご説明いたします。

 

 

 

ベンツのコーディングできる店でRACECHIP 扱っている店は当初からこの対策していますが、知らない店は物が悪いとか、だからなんちゃらチップはだめとか言っていますが、メルセデスのMED17 1.6 2.0(AMG除く) エンジンに限っては上記の理由で対策は可能です。

 

 

 

当初お話しましたとおり、一部自動車メーカーはディーラー入庫時の社外品の装着が厳しくなりましたので(当たり前ですが(笑))、今までどおり気軽に現状復帰ができる RACECHIPと、当店の環境下ではメルセデスに限りますがデチューンされたエンジンのフルパワー化も今後視野に入れていきます。

 

 

それなりの初期予算がかかりますので、メルセデスのオーナー様で興味ある方はぜひ声をかけてください。

今の当店の現状、そこに予算かける余裕もありませんが、希望数が集まりましたら、早期実現できると思います(笑)