MKZ_FACTORYです

 

 

H24 W231 SLクラス バリオルーフ天井付近からオイル漏れ 修理ご依頼です

 

天井ライニング外すのですが 高確率でクリップを取り付けている根本の部分破損します

結構重たい部品なので中途半端な接着で重さではがれて困ったものです

 

 

ここのシリンダーからオイル漏れ発生しています

 

 

 

純正部品としてはラインごと交換 部品代税込み10万ちょっとの見積もりでした(2025/11月現在)

 

分解できるところまで分解してどのようにしてオイルが漏れているか見てから どういう処置するか相談という形です

 

 

 

 

ここのオイルシール部分が硬化してて ボロボロになってました

 

開閉するたびに油圧ラインも動くため将来的にラインの破損もあり得ますが シール部分の破損だけに関して言えば海外でシリンダーリペアKITが存在します 1/2の価格で抑えれるのと今回はリペアKITで修理できそうな内容だったのでこちらで対処しました

 

 

 

 

 

 

シールが接触するストローク部分に若干の線傷はありますが 粘度の高いオイル使用しているので ある程度磨いてシール交換だけして様子見ていきます 再度漏れてくるようであれば油圧ラインの交換になります

 

 

交換後 エア抜き作業含め10数回開閉テストする分にはオイルニジミも発生していませんでしたので 今回はこれで作業完了とします

MKZ_FACTORYです

 

 

2004 PORSCHE 955カイエンの並行車 キーONにしても たまにセルが回らないとのご相談案件です

 

運ばれたときは普通にセル回ってましたが あるタイミングで症状確認できました

 

 

正規ディーラーでは改造車は勿論のこと 並行車も修理お断りが多いとのことです

 

 

ポルシェに関しては カイエンやパナメーラの並行物多く見かける気がします

 

 

このころのカイエンや957あたりは アウディ―系の汎用診断機が使えたりします

955のライトスイッチ AUTOに部品変更して機能有効化するコーディングも実はVCDSでできたりします

 

 

とはいえそれでは面白くないので当時物を使っていきます

 

 

 

メーカー問わず ステアリングロック機構が何かしらの形で解除できてないとセルが回らないようになっています

 

今回のケースはステアリングロック機構の内部にあるリレーの損傷でした

ここのリレーは単体で入手できますので 修理していきます

 

 

 

 

こういう系の仕事も自社でできる分には作業行っています

 

どういう事例が単体で修理できるのかは実際診断してみないと分からないこと多いので実績としては少なめですが 今後もどんどん自社できる作業は紹介していこうと思います

 

参考までにどうぞ

 

MKZ_FACTORYです

 

 

H31/R1 メルセデス・ベンツ W247Bクラス フューエルリッドロック解除でも開けれない とのことで、去年のお盆にご連絡いただきました

 

 

 

連休中のため部品商並びにメーカーも1週間~10日休みに入ってるので 部品が届くまでの間アナログ的に開けれるように加工しました

 

ロック連動タイプの給油口は壊れてても開けれる方法が存在します

 

 

前のモデルW176/W246は解除用のレバーがロック機構についており 表の蓋がは擦れる構造だったり 室内からアクセスして一時的に開けることができます

 

 

今回のモデルW177/W247は 直接ロック機構を押すことでロッドが機械的に外れる構造となっているようで、給油口が開けれない場合と閉まらないとで 処置が変わってきます

 

 

こちらが該当する部品となります おおよそ1万円前後の価格です 

 

 

 

 

背面にうっすら四角ゴム状の部分があるのですが ここを押すことでロックが外れる構造となっているようです

 

室内からアクセスするには 左側の後ろのライニングをずらして作業する必要があり少し大変です

 

 

 

 

 

 

基盤でも焼けてるんでしょうか

 

 

 

工場内にあるとりあえずのもの使って 引っ張ることでロックが外れるように加工しました

 

 

 

 

白い部分のロッドを手前に引っ張ることでロックが外れるようになっているようです

 

 

見た目はあれですが これを引っ張ることでとりあえず給油口があけれます

 

 

 

 

給油口が閉まらない場合は おおよそ1時間弱

 

給油口が開けれない場合は2-3時間程度作業時間かかりますが 当日作業可能できるよう 部品在庫用意してあります

 

 

部品代&工賃込み ¥16000(税込み)になります

 

緊急でお困りの方 ご連絡いただけましたらなるべく対応できるようにします

 

今回のトラブルが多い車種はW177/W247になりますが GLA GLBは部品の互換性があるかどうか未確認です

 

他の車種で同様なトラブル発生した場合 お調べいたしますので お近くでお困りの方ご連絡いただけたらと思います

 

 

 

〒504-0934

 

岐阜県各務原市大野町2丁目207-1

MKZ_FACTORY

 

TEL 058-372-2377

MKZ_FACTORY です

 

 

先日の9速ATF交換の記事を書きました 

 

記事アップした時の写真が一部7速ATの時の写真になってましたので 写真及び記事を修正いたしました

大変失礼しました

 

 

それを踏まえて比較して見てもらえましたら どういうメンテナンスがいいのか参考になるかと思います

 

 

 

今回依頼の車両は 後期型W218 7速AT 走行距離10万㎞

過去に5万㎞でATFならびATフィルターを交換済みだそうで、前回整備から5万km走ったので作業依頼という流れです

 

 

メルセデス・ベンツの7速ATオイルパンにはマグネットが装着されています

 

 

 

マグネット2つありATF内の鉄粉を吸着する役割果たしているんですが やはり吸着する量の限界がありまして 前回交換から5万㎞走られて マグネットいっぱいに鉄粉が付着しています

 

またATオイルフィルタ―にも鉄粉らしき汚れが付着して 汚れがオーバーフローしてる感じになります

ATFを5万kmで交換というより これらの掃除目的でだいたい5万㎞でって意味あいが強いと思います

 

 

じゃぁフィルター内はどうなっているの?どこまで堆積しているの?と疑問になると思います

 

ですが実際フィルター内部が汚れているのとか言ってるだけで実際どこまで吸着してるのかって 口で言っているだけで見たことないんですよね

 

というわけで フィルター内部を分解して実際の状態をご紹介したいと思います

 

 

表は指で触ると黒くなるくらい汚れています

 

 

 

分解しました 中身はこうなっています

 

 

材質的には石綿みたいな固い素材でできてるようです 

 

 

 

このフィルター部分はあまり汚れが付着していません

 

おそらく鉄粉よりも大きいゴミを除去する役割と推測します

このフィルターにはほとんど鉄粉らしき汚れは付着してませんでした

 

 

 

ATフィルターの下側に当たる底側ですが ここを触ると真っ黒になるくらい汚れが付着してました

 

ATFが随時漬かってる影響だからでしょうか 

 

 

 

 

このフィルターの状態を確認したうえで ATFの自動圧送機使って内部洗浄できます 汚れを排出できますと言ってますが実際どうなんでしょうか 所詮ATFの入れ替え程度しか効果ないと思ってます

 

 

今回の7速ATは 前期モデル 後期モデル とありまして 前期は赤色 後期は青色になっています オイル粘度が全然違います

 

 

このモデルも トルクコンバーターにドレンボルトがあるタイプです

 

ここから4時間かけて4リットル排出

 

 

 

ATオイルパン脱着時に5ℓ抜けましたので この段階で9ℓ排出した計算になります

 

 

左から

 

・排出したオイル

 

真ん中

 

・9リットル抜けた後 新オイルを入れて温度調整中に排出されたときのオイル

暖気まで20分以上アイドリング

 

・一番右が新オイル 純正青色です MB規格236.15 

 

 

 

 

一度ひっくり返して オイルの色確認

 

ATがそもそも違うので 比較すること自体ナンセンスではありますが 前回の10万㎞未交換の時と比べていオイルの色だけでいえばほぼほぼ新しいオイルと変わりません

 

光を当てた時 透明度といった目線ではまだくすんで見えます これが7速全ATF容量9割しか入れ替わってない証拠というか実態になるんですが そこまで予算かけて入れ替える必要あるのか解いた考えです 計算上18ℓ使って98%前後入れ替わる計算です 

 

 

7速は社外ATFにて純正品より2-3割安い物がありますので それで100%に近くなるまでATF入れ替え作業しても+3-5万くらいの予算ですので ここら辺はオーナー様の考え方次第です

 

この作業で

 

ATフィルター 

ボルト6本

オイルパンパッキン

オイル10ℓ使用

工賃¥15000(税込み)

 

にて5-6万程度の作業になります 

 

この7速ATのトラブルシューティングにて

 

・冷間時 また暖気時

 

・1-7速までの加速時のどこのシフトアップポジションのシフトショックがあるか

・7-1速までの減速時のどこのシフトダウンポジションのシフトショックがあるか

 

の再学習ができますので 作業依頼の際は どの状況でどこのシフトに異常があるのか伝えてもらえましたら最後に学習走行行います

 

作業は一日預かりになりますので 要予約になります

 

 

 

MKZ_FACTORY です

 

2018年式  W213 Eクラス 9速ATF交換 走行距離110000km 初交換にてご依頼いただきました

 

 

メルセデス・ベンツ 9速ATF交換に関しては いろんなやり方で交換されてるようで、どれが一番理想形なのかというのをいろいろと取り組んできましたが 当店としての一つの答えがでましたのでブログにて紹介したいと思います

 

 

まずは今どきのAIにて ”ベンツ 9速ATF交換で” 調べるといろんな方法で作業された店の紹介が出てきます

 

 

その中で大きく分けて2通り

 

①・トルコン太郎を使用して 綺麗になるまで交換(費用は高い)

②・トルコン太郎を使用しないで 価格的にリーズナブルで交換

 

ATF交換時の走行距離にもよりますので参考までに

 

大半がフィルター内蔵のATオイルパン交換(純正定価¥38060 2026/1/6時点 参考価格/税込み)社外品もあり

 

ATFは純正だったり社外品だったりとさまざま (純正9速ATF1リットル ¥5280 2026/1/6日時点 参考価格/税込み)承認の社外ATFも多数あり

 

 

メルセデスベンツATF規格  MB236.16 / MB236.17 の承認とれているオイルであれば問題ないと思います

 

 

純正オイルは新品は黄色になります

 

 

 

 

次の作業が ATF交換における需要なポイントになってくるところですが、この年式の9速ATのトルクコンバーターにはドレンボルトがあり、下から抜くことが可能です

 

 

店の作業にて

 

③・トルクコンバーターのドレンからATFを抜く

④・トルクコンバーターからATFを抜かない

 

と 見受けられます

 

このトルクコンバーターからATFを排出する作業というのがポイントなってます

 

このメルセデス・ベンツ9速ATは 全ATF容量約9ℓちょっと

 

 

 

ATオイルパンのドレンボルトから排出の位置にて抜ける量が約2~2.5リットルの間になります

 

 

ここで SST使用時のポジションがどのようになっているか 写真で説明

 

1-4までのポジションが純正・社外品問わず オイルパンに書かれています

 

 

 

 

ポジション・1

 

全ポジション完全に閉じています

 

 

ポジション2 上部が少し開いています

 

 

 

ポジション3 一番上の所が完全に開いています

 

 

 

ポジション4 一番下の所が完全に開いています ここのポジションがオイル排出位置になります

 

 

 

写真の通り オイルの排出位置でも ドレンボルトのところ約1.6cm高さがある分オイルパン側に約2-2.2ℓオイルが残っています

 

 

トルクコンバーターにドレンボルトが付いていますのでここから排出

 

オイルの温度によって排出の速さがだいぶ異なります

なるべく温めてから排出が好ましいです 排出量は4~4.5ℓ

 

今回は2時間かけて排出しました

 

汚れ方やオイル温度で排出速度は大分かわります

 

 

ATF排出量

 

・オイルドレンより約2~2.3リットル

・ATオイルパン内部に約2~2.5 リットル

・トルクコンバーター内部にて 約4リットル前後 

 

 

上記の作業で9ℓ前後抜き取ることができます

 

ATオイルパン内部のオイルの汚れ

 

 

 

 

オイルパンの製造年月日確認しましたら 新車登録と同じ年でしたので交換されてないことがわかりました

 

今までの7速と比べて 変色はあるものの鉄粉・不純物はオイル排出時に若干見られましたが オイルパンやバルブボディーに指で触って汚れが付くレベルではありませんでした

 

焦げ付いたにおいもなく 焼き付きもなさそうです

 

 

 

わかりずらいですが 左から 

 

・初回排出オイル・9リットル補充後 

 

 

・テスターにてバルブクリーニング作業後 2リットル排出時のオイル

 

・新油

 

 

 

一度ひっくり返して 色を確認

 

 

左の排出オイルは茶色く変色していますが 2-3日置いても沈殿物は確認できませんでした 熱の酸化による変色は確認 粘度も若干ですがトロってしてる感じですが10万kmオーバーでこの透明度は 9速ATはかなり汚れにくい構造かなと思います

 

 

そして真ん中 全容量に対して9リットル新油補充して バルブクリーニングした後のオイルですが 古いオイルの影響によるもので 新オイルと比べてまだ変色が見受けられますが8-9割は新オイルに入れ替わってるのでそこをどうとらえるかです

 

 

エンジンオイルと違いましてATFは作動油ということから新油に交換しても2000~3000kⅯですぐに変色します

 

古いオイルが残ってる影響とかの交換の仕方にもよると思いますが いままでの7速ATやSトロニックのオイルはすぐカラメル色になりますので 汚れというニュアンスより熱や参加による変色といったほうがしっくりきます

 

汚れという概念で見たときにオイルの性能としては問題ないレベルなのは昔からレポートで紹介されています 

問題はクラッチの蓄積された摩耗粉の蓄積(マグネットに付着する限界値)の清掃でついでにATF交換が必要といった感じです

 

ATF目線で見たときの無交換はそういう意味なんだろうと思います 不純物の蓄積はあくまでAT側の問題といったところでしょうか

 

難しいところです

 

 

 

ここから抜けたぶん2リットル補充します

 

初回のATF補充後にバルブフラッシングという作業を行います

 

 

このバルブが洗浄が個人的にはポイントになってまして 通常のオイル交換やトルコン太郎使用時では 各バルブの開閉ラインでは綺麗になっていません

 

各店舗の作業見てましても 9速までちゃんと走らせているところはまず見かけません

次のブログでは7速ATFの作業紹介しますが 1回目のATF交換後は当店では必ず自走して7速まで走らせます

そうすることで バルブボディー内部まできっちり新油が潤滑するからです

 

これは純正テスターですが 9速ATから このような作業が追加されてました

メーカーが必要とおそらく用意したのかと思います

 

こういったメーカーの考えがわかるのが純正テスターなので そこにこだわる理由です

汎用テスターではわからない部分です

 

ATF交換する前にオーナー様とどのような状況で不具合ありますか?は毎回問診します

 

これは昔からある機能です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の作業で オイルパン交換作業含めてディーラー工賃指数にて

 

・ATオイル11ℓ使用

・ATオイルパン交換で 工賃約¥19800~22000 (税込み)

 

これで9割近く新油になっている作業です

 

これを踏まえまして 一番最初に戻ります

 

①・②・③・④

 

 

面白いもので この作業の組み合わせが 店ごとでホントバラバラです

 

少なくともバルブフラッシング作業紹介してる店舗は見かけませんでした

 

 

一・おそらく店的に時間/作業・リスク効率いいのが ①・④の組み合わせ 以外にこの作業しているお店が多いです オイルが綺麗になるまでのオイル使用料請求できるので 一番金額が高い(店の利益率が高い)のと 作業時間は一番短いと思います ディーラーで作業してもらった金額より+4万~5万高く 総額¥15万超えが相場のようですがそれ以上の請求もあるそうです 完全入れ替えになると 全容量9リットルX2回+α おおよそ20ℓは使用する計算

 

二・トルコン太郎所有している店で 車両的に理想な作業は ①・③の組み合わせ オイルがほぼほぼ抜けてるので 新油潤滑オイルも少なくでき 費用的にも安く済みます 

他のオーナー様からの情報によりますと ¥13万~15万前後が相場のようです 予算に余裕があればこのやり方してるお店推奨します

 

 

三・②と④の組みあわせ 走行距離5万KM程度なら9速ATはこの作業で充分なくらいと思います 総額¥8万前後 

 

四・②と③の組み合わせ これもトルコン太郎所有してないお店で 10万km近い距離走ってる車両はこれが一番理想形と思ってます 総額¥100000前後

 

当店は四の作業+2リットル使用してのバルブフラッシング作業追加メニューになります

 

お客様請求 ¥11~13万前後 価格差に幅があるのは純正/社外品使用時の価格の差になります

 

  

今までのATと違いまして 9速のATフィルターは オイルパンの底に装着しています 純正はフィルター部分は取り外しできない構造でしたが 社外品はネジ止めにて取り外しできる構造でした

 

オイルの排出位置にしてもオイルフィルター内のオイルがわざと抜けない構造になっていて これはメーカーの意図的な構造なんだろうと推測します

 

そうくみ取った時に新たな作業方法としてATオイルパンを外さないやり方

 

ATフィルタを交換しないでドレンからオイルを2リットル抜く トルクコンバーターからオイルを抜く(4リットル前後)

そうすると結果 全容量に対して50%以上新油と入れ替わります これを繰り返した場合 2回目で75%~80%新油と入れ替わった単純計算になります その作業の場合 使用オイル12~13ℓ使用時 工賃入れても おおよそ7-9万前後の計算になります 

 

 

 

いろんなやり方で実施されてるようなので 依頼するお店にどのような形で作業されるか確認してから依頼されることお勧めします

 

個人的に9速ATF交換は5万km時にATフィルタ交換しなくてもいいのではっていうレベルで綺麗でしたが 走行距離というより車両の使用方法にでだいぶ変わる印象でしたので 変速がちょっと違和感出たかな?くらいでATF交換でも十分かなと思います

 

今回の車両も10万km超えてこの状態でしたので  7速AT車よりかなりいい出来なんだと思いました

 

 

 

当店は9速ATに関しては 機械を使った全容量交換は非推奨店舗です 金額と内容が割に合ってない気がします とにかくATF綺麗にしたいいうオーナー様は機械所有している店舗でどうぞと紹介しているレベルです

 

7速や5速は とにかくATF及びマグネットの鉄粉付着率等の汚れがすごいので そのような車両は費用的に余裕があればフラッシング含め全容量以上のATF使用してのクリーニング(フラッシング)は推奨してます

 

DSGやDCTはまた後日 次は7速ATF交換の見解のブログ書きます

 

 

MKZ_FACTORY です

 

 

2025年度も残すところ 1日を切りました

 

今年というか ここ数年は高額部品発注ミスや整備・預かり中の車両破損等 反省点が多く、改善も生かしきれない年が続きました

 

今年も過去最大の年越し車両預かりで、こういったスケジュール管理も改善していかないといけません

 

 

整備業界の話でいえば 日本国内だけに限らずEU圏内での車に関する法改正や規制がどんどん厳しくなり、新しい年式の車両整備する側もECUの中古部品が安易に交換できない時代がきています

 

 

毎年新技術を搭載した新車が発売されているなかで、そういった情報入手も日本国内では公開していないため いろんな方法で情報かき集めたり車や部品等を買って検証してきているわけですが、診断機や専用SSTもどんどん値段が上がっていって そういった費用も増加傾向にあり 認証工場経営といった面では厳しくなっていく一方です

 

 

今後どうなっていくかわかりませんが やっていくしかないので、来年度以降も続く限りよろしくおねがいします

 

 

2025年度は 本日17:00で営業終了

 

2026年度 1/1・1/2 休みで 1/3日から営業開始します

 

 

 

今年も沢山のオーナー様に当店整備工場を御利用頂き 誠にありがとうございました

 

 

来年も宜しくお願い致します

 

 

MKZ_FACTORY 

代表 梶浦 陸男

 

 

 

 

 

MKZ_FACTORY です

 

 

ここ数年 ブログ書く時間がうまいこと取れず 多数の整備内容がたまっています

 

 

過去の整備内容に関して 写真の撮影日をさかのぼりまして、例として2022年に作業した内容は2022年の作業した日付にて投稿いたします

 

 

基本当店の記事は ほぼキーワード検索でヒットすることが多いので、該当する不具合を検索して整備内容が参考になるような書き方で投稿していきます

 

 

正月休みの間でどんどん投稿していきますので よろしくおねがいします

MKZ_FACTORY です

 

 

上記の年式の車両にて 純正サスペンションから社外品に交換する際に一般的にはキャンセラーが主流になってますが、価格が5万を超えるのと 以下の理由からコーディングという形でエラーが出ないように対処しました

 

・AUDI ドライブセレクト 

・AUDIマグネティックライド 

・VW アダプティブシャーシコントロール(DCC)

 

 

の各電子制御サスペンション装備車両の純正サスペンションを取り外した際に システム上エラー表示が出ます

 

 

AUDI ドライブセレクトも 部品さえ交換すればコーディングにて後付け作動は可能なのは割と知られていますが、もともとついてたものを削除ってなると 以外にネットで検索しても出てこないっていうことで記事に書かせていただきました

 

 

エラー表示キャンセルコーディングは 車両ごとの仕様やオプションで触る位置が異なるので、今回もなかなかすんなりとはきませんでした

 

 

8Jの前期に搭載されている3.2エンジンはまた優秀なエンジンで 当店でもこれといったトラブル修理がない車種及びエンジンです

 

同じく前期の2.0BWAエンジンは ゴルフ5GTIにも搭載されているタイミングベルトのエンジンで ウォーターポンプやインテーク系の樹脂類の破損は多く見かけますが 以前ユーザー様からの下取りで代車に使用してた時は31万KMまで走りました  

 

修理頻度は3.2に比べて多いです 

 

 

インテーク系にカーボンはそこそこ堆積するエンジンではありますが そこまで気にしなくてもいいレベルで インテクマニホールド外すついでに清掃で充分なエンジンでした

 

中期・後期に搭載されています タイミングチェーンに切り替わった 1.8CDA 2.0CES とにかくエンジンが困ったエンジンで、調子いいときは面白いエンジンですが 不具合出たときはもうどうしようもないです

 

ブローバイの設計が悪いせいなのか インテーク系にカーボン堆積がすごく これが原因でバルブ融解からピストン棚落ち等数多くのトラブル見かけました

 

対策方法は 

 

・カーボン清掃しやすいエンジンオイル 

・燃料添加剤投入 

・定期的なインテーク系の掃除 

 

するほかありません

 

上記の理由から 3.2エンジン搭載されている車両で キャンセルの為に5-6万支払うならお値打ちにコーディングしてその分をメンテナンス費用に充てて長く所有してほしい との理由で実施しました

 

 

おそらく構造的に 他の車種や新しめの年式でもコーディングによるエラーキャンセルは可能ではありますが、それそれのシステムの干渉具合が正直わかりませんのでじっくり検証する必要があり 今は当店でサスペンション交換されたユーザー様のみ対応していく流れになります

 

 

この電子制御サスペンションが いろんなECU絡んでるので どこをどう触ったらいいのかが非常に難しい作業です

 

・コーディングしてから ESPが消えない アダプティブヘッドライトのエラーが出た 横滑り防止のエラーが付いた

 

等あります

 

関連するECUを適切に処理すればエラーは一切出ません

 

 

実際問題 コーディングでできてる店は数多くありますので ブログに実績として書くか書かないかだけで ネット検索してもあまり出てこないのは それぞれ諸事情があるんだと思います

 

キャンセラー取付が実績も多いですし 誰でもいつでも元に戻せるというメリットから考えて コーディング作業のほうがリスクは少なからずあります

 

 

 

 

MKZ_FACTORY です

 

先日の記事を踏まえた中で

 

 

 

H28 VWパサートバリアント 朝一番のDレンジ入れた後の発進ラグがひどくなった 相談です

 

 

リコール対象外の車両で ディーラーにて新品メカトロ交換44万の見積もりだたそうです

 

これを踏まえて どこまで安くかつ安心に直せれるかが今後の修理の課題になってきます

 

平成28年 2016年モデルになりますので実質可動9年 走行距離は10万km超えている車両になりますが、この辺りの年式のVW車は昔に比べて故障が少ない印象です

 

距離だけで言えば30万km走られてる個体も多くあり ポイントポイントで修理すればまだまだ乗れると思います

 

 

リコール対象外とはいえ 今回の車両の不具合も今までと変わらない症状で部品構造も全く変わってはないので 今後リコールが追加発表される可能性もありえます

 

記事にも書いた リコール対象車両で民間で該当箇所修理した場合の修理費返還対応はメーカーごとで異なりますので ここら辺の考え方はオーナー様と要相談になります

 

ディーラーで修理した場合は返金対応になりますので そこのところがディーラーで修理するメリットになります

 

ただ リコールで交換したメカトロが故障した場合はなぜか有償修理になった過去の事例があります

 

これはディーラごとで対応が違うのか気になる点ではあります

 

 

なので 新品交換以外でお値打ちに修理できる場合 費用抑えるためポイント抑えた必要最低限での修理という形をとっていきます

 

とりあえず現状の状態把握するのに 半日かけて診断機つないだ状態での走行テスト繰り返して 油圧の変化 クラッチのトルク状況 クリアランス数値 摩耗度 確認していきます

 

 

とくにメカトロの油圧制御に関して 一昔前はログとって保存して編集してたんですが、今は専用アプリがありまして 実測値をリアルグラフ化してくれますので それで確認しています

 

 

ちなみに当店での車検整備の内容で DSG及びDTC Sトロニック車両は車検整備基本料金追加料金頂くことなく¥38500(24か月整備&受験代行代金&保安基準テスター確認調整代込み 税込み)内でチェックしています この料金に非課税足した金額が当店の必要最低限車検料金になります 

 

 

オイル関係の消耗品は別途料金かかります

 

 

前置きは長くなりましたが 早速診断していきます

 

症状としては しばらくエンジン止めておいてから再始動したときに DレンジやRレンジ入れてから車両が動き出すまで数秒かかる またはメーター内にミッション故障の表示が出る といった内容です

 

一旦油圧が上がってしまえば普通に走ることできますので そのままの状態で普段使いされているオーナー様も多いと思います

 

 

エラーコード P086800 ギアボックスプレッシャーアダプテーションリミット

 

 

という内容

 

乾式7速DSGのギアボックスプレッシャーアダプテーションリミット は下限42bar  上限はプログラムによって異なりますが 55-60bar なっています

 

42-60barを行ったり来たりするわけですが IGONで一瞬でDSGのメカトロ内の油圧は上がりますが 最低ラインの42bar達するまでの時間が一定時間超えた場合 もしくはそこまで油圧が上がりきらない場合に上記のエラーが入力されます

 

一言で言えば油圧リーク になりますので 油圧リークしている個所を特定して該当部品交換で治せることができます

 

 

早速分解していきます

 

 

テスターにてNレンジにして(メカトロ取り外しポジション)から 先にメカトロオイルを抜きます 

 

 

このメカトロオイルは BMW系にてパワステオイルで使われているオイルで VAG系ではメカトロオイルとしてなぜか一般部品の設定はありませんが ディーラーではリコール対応用に部品設定あるそうです

 

見た目から結構汚れていますがメーカは基本無交換

 

仮にこのオイル交換する場合 セルモーター外す必要があるので そこまでの費用対効果感じられません

 

 

 

 

 

 

メカトロ外した後 分解するために別のミッションにメカトロ固定します

 

 

早速中開けていきます

 

 

 

名言は避けますが これはおそらく今度リコール追加されるであろうアッパーハウジングしてます

 

 

 

予想通り アキュームレーターが見事に緩んでいます

 

 

 

 

 

手で回せるくらいまで緩んでました ここから2-3周は締めれました

 

 

今回どこまで部品を修理するかは 当店の機密事項になりますので紹介はしませんが 

 

・アッパーハウジング交換

・アキュームレーター交換

 

は最低限交換します

 

 

今回の症状というより この車両ではTCUは交換しなくて良さそうですが メカトロの油圧を測定するセンサーがTCUに組み込まれています

 

そのセンサーの不具合があった場合はTCU交換になります

 

その場アキュームレーターが緩んでない場合は現状維持 オーナー様と確認してアッパーハウジング及びアキュームレーター交換するかどうかは要相談になります

 

そもそもアキュームレーターが緩む理由が リコールの内容にある加工不良のせいなんでしょうけど、これ以上ひどくなった場合アッパーハウジング割れるわけですが 文章にある部品の耐久不足というより緩んだことで隙間が発生してそこに急激に圧力が加わるので割れる気がするんですが まぁそこは

 

 

じゃあ この状態で締めなおせばいいんじゃないの?て疑問湧くと思われるんですが 当然当店で何年もかけて検証済み 

 

パッキン交換して締めなおせば部品到着の間までは正常に動きます すぐには緩みません

 

 

当店では対策部品は数個ストックしてありますので 2-3日で修理可能です

 

 

修理内容はずっと変わってきていませんが、修理内容よりリコールが追加発表される可能性があるメカトロは必要最低限の修理にすること心がけています

 

 

上記の内容であれば 車両ごとでメカトロ外す工程(一部車種はラジエーターホース脱着が必要)が異なりますので 値段はまちまちですが

 

診断料 ギアオイル メカトロオイル すべて込み メカトロ内部の部品が悪い場合でリペア可能な場合

 

¥120000-150000(税込み)

 

が参考価格です

 

上記の作業した当店代車で数年レベルでの再発はしてませんでしたので1回修理すればよっぽどかと思います

 

これで次TCUが破損した場合 新品TCU単品で交換可能な今 メカトロASSY総額よりは安く直せれますのでご参考までに

 

乾式7速に関して 急ぎでない限りわざわざ中古部品使う必要はありませんが TCUもそこまで頻繁に故障するものでもないので 予算次第では中古もありとは思いますが そこまで新品部品との費用差は発生しない感じですので 今後のことも踏まえて要相談になります

 

 

MKZ_FACTORY です

 

 

ブログを更新しなかった間 乾式7速DSGに関する情報が古くなったため 記事をアップデートしていきたいと思います

 

 

当店のブログで一番検索に引っかかる記事はこちらです

 

 

 

 

この記事は2019/4月に書かれたものですが 実はこの後 VWはリコールが3つ発表されています

 

令和元年8月21日 外-2900 アッパーハウジングのねじ切り加工が不適切

 

令和2年4月23日 外-3028 アッパーハウジングのねじ切り加工が不適切(外-2900より対象車種拡大)

 

令和4年6月29日 外-3435 アッパーハウジングのねじ切り加工が不適切(外-2900および外-3028より対象車種拡大)

 

 

という内容です

 

アウディは 

 

2019年9月19日 外-2917 アッパーハウジングのねじ切り加工が不適切

 

2020年5月27日  外-3035 アッパーハウジングのねじ切り加工が不適切

 

2020年08月27日 外-3079 油圧プログラム変更

 

 

 

 

以前はVWは ディーラー以外で他店で修理履歴があった場合でリコール対象だった場合 修理費返還してくれたことありました

 

逆に リコール対象で実施済みにもかかわらず そのメカトロが壊れた場合でも有償修理言われたことあります

 

 

誰でもリコール検索できるわけですが 未実施か対象外が対策済みしかわからず 過去にどのリコールが該当しているかはネットでは調べきれません

 

リコール実施済みの場合は対象となったリコール実施ステッカーが貼ってあります リコール実施時にここに貼ってくださいの指示がありますのでそれはネットでシールの位置確認できます  

 

 

過去のどのリコールが実施されているかの履歴はディーラーで確認できますので 気になるオーナー様はどのリーコルが実施済みなのか知ることが大事かもしれません 

 

 

 

 

 

そもそもアッパーハウジングのねじ切り加工が不適切 ってなんぞや ということで 当店で過去に修理したものから厳選して紹介してい当店で確認できたなかで おおまかに4種類

 

 


 

 

左上から 2009年ドイツ製造品 VW ゴルフ6 CAVに搭載されてたメカトロハウジング リコール対象外

 

ネジ山は 1山分くらい隙間がある加工しています

 

このころは ”クラッチ1アッパーリミットに達した” のエラーが大く入力され とにかくクラッチジャダーが多かった年式です

 

ほとんどアッパーハウジング割れが見受けられず 不具合の多くはTCUの断線が多かった印象です

 

 

 

右上  2011年製造 アウディ A3 8P後期に搭載されていましたドイツ製アッパーハウジング 2020年発表リコール対象車  これも上記と同じエラーと症状が多く ハウジングトラブルはほとんどありませんでした

 

加工自体は 上記 VWとほのほぼ同じクリアランスの加工していますがこちらのほうが若干ネジ山が下まで切削してある印象でした

 

 

 

右下 2014年式 ドイツ製造 アウディA3 8V リコール対象外

 

このあたりの年式から ハウジング割れ及びアキュームレーターのゆるみが多かったです

 

 

もう見た目でわかるくらいネジ山の加工してあるクリアランスが広いです

 

こちらの車両はTCUの断線でメカトロASSY交換したものを分解した現物です

 

 

 

 

最後に左下 UK製 アッパーハウジング 製造年式不明 リコール対象車 2014年式 VWゴルフ7 ハウジング破損にて不動車で入庫

 

 

 

一番したまできっちりネジ山加工してある感じです

 

 

 

ちなみにリコール対象であるかどうかの アッパーハウジングの選別方法がありますが 当店で知る限りの情報でアッパーアウジング割れたものすべてリコール対象でした

 

リコール対象外でも不具合は起きており 半数がアッパーハウジング割れる前に発見できたため安価で修理ができました

 

 

当店のブログで実は公表してませんでしたが 2019年からTCU単体でメーカーから部品供給できるようになりました

 

日本で入手できるかどうか不明ですが 輸入品にて対応可能です

 

こちら末版EのイモビライザーつきTCU 2019年製造物 

 

 

 

 

 

 

以前のブログで 乾式7速TCUは2か国製造と書いてしまいましたが 正確にはドイツ製が存在し ほぼほぼ輸入でも手に入らないTCUが存在します 日本の正規輸入輸入車はほぼほぼルーマニア製TCUに思います

 

左下に19と書かれていますが 製造年月がTCUには刻印されています

 

製造年月日まで知ろうと思うと テスターの詳細にて確認できます

 

新品であれば 当然日付も新しいですので そこは交換実施した店に確認とることお勧めいたします

 

 

 

メカトロ修理に関して 個人 業者いろんなところから相談受けます

 

とりあえず修理前に リコール対象かどうかかならずディーラーに確認してください

有料の場合は見積もりも必ずとってください

 

一番気にかけてることは リコール対象車なのに有償修理した場合ですが あくまでリコール対象内容のものが不具合が無いと たとえリコール対象車であってもディーラーで有償修理になることあります

 

他店で修理する際に注意していただきたい点が ディーラでの修理見積をそれ以上にわざと高く口頭で言って修理すすめてくるお店を何件か確認してます

 

特にひどい店はディーラーで新品交換に近いもしくは高い値段で中古やリビルトで修理されたお客様がいらして 実施されたお店の修理明細書付きで確認してます

 

たしかに DSGはおおまかに

 

・TCU破損

・メカトロ故障

・ギアボックスシフトフォークガイドベアリング破損

 

とあります

 

それぞれ単体で修理可能です

 

よっぽどのことでない限り新品ASSY交換はしませんので 修理で100万かかるはあくまで新品DSG本体交換時です

 

 

全部新品交換できればそれにこしたことないですが、現状壊れているもの修理費用と今後の予防整備は全く別物です

 

 

メカトロ交換に関しては車両ごとで外す部品が異なるため若干の値段の相違はありますが どれだけめんどくさい車両でもメカト新品交換で部品代工賃込みでも乾式7速に関しては50万は超えなかったです

 

リコールの内容見てもらえるとわかりますが 基本動けてる状態であればディーラー作業ですらアッパーハウジング及びリコール専用指定部品交換 不具合が見つかった場合 ASSY交換対応です

 

メーカーでメカトロ内部部品が出ないっていう問題がありますが 基本イモビライザー付き無し関係なしに海外部品にてソレノイドバルブだったりアッパーハウジング及びアキュームレーター交換しても20万以内で収まります 

 

TCU交換する場合は 

 

・アッパーハウジング破損時 

・走行15万KM以上でポンプ系統の稼働時間が長い個体 

・断線や通信エラーの履歴が入る

・油圧系統のエラーの履歴が入る

 

 

時です 

 

TCUの中古使うか新品にするかは中古の相場や在庫状況によって値段異なりますのでそこは要相談になりますが、壊れやすいTCUの中古を使うっていうのもあまりお勧めはしにくいところです

 

 

ジャダーや滑り 異音がした場合に クラッチ交換が必要ですが 今回はメカトロの話なので今回は省略させていただきます

 

 

とにかく一度 ディーラーで相談 見積もり おすすめします

 

それでも困った場合は 相談してくださいませ

出来る限り対応します