1、航空会社の変更
まずは利用する航空会社が変更になりました。
皆様もご存知のようにスキーの海外合宿にはマテリアルだけでなくチューンナップ用品や生活用品、コントレグッズなど多くの荷物が必要です。
以前は20kgの重量制限+スポーツ用品という事で約30kgで苦労してやりくりをしていましたが数年前からスターアライアンスグループのヨーロッパ便がこの制限を大幅に軽減してくれました。
23kg×2個+スキー用具です。
合宿は通常スキーは2台(レベルの高い合宿やレースが伴う場合は4台~5台)なので超過が取られてしまう場合もありますがこれでかなり重量は楽になりました。
その有利な適用がこの4月からスカイチームグループでも適用になりました。
すっかりこの情報を知らずにルフトハンザに頼っていたのですが今回はフランスのスキー場という事もあり日本⇄パリの便数も多い(価格の安い席も多い)エールフランスを使う事になりました。
2、スケジュールの延長について
今回、合宿の半ばにヨーロッパの文化を学ぶための小旅行を組み込む予定でしたがお盆の期間(8月3日~11日)で参加される社会人や8月から参加する大学生がいるため途中に挿むとただでさえ少なめのその選手達の滑走日数がより減ってしまいます。
そこでLes2Alpesのトレーニングを終了してから最後に小旅行を組み込む事に変更します。
これはあくまで今回の期間中の順番の変更です。
また滑走期間が少ない選手のために追加日程を設定します。
小旅行の後(8月15日~21日)の期間でスイスのSaasFeeかZermattにて5日間のトレーニングを追加します。
こちらは8名までの参加とさせていただきます。
追加費用は明日のブログでお伝えします。
3、現在の申し込み状況
内容ある練習のために定員(12名)を設けています。
現在、正式な申し込みが9名です。(お盆期間の社会人を除く)
他にも連絡を頂いて保留中の選手も何名かいます。
今日、スタッフとミーティングをする予定です。
その結果次第では3~5名ほどの追加募集もできるかもしれません。
私の予想よりも申し込みが早く届いたのはとても嬉しいことですが昨年までより状況が早く動いているので考え中の方はお早めに決断してください。
*すでにお申し込みの方はまずは航空券を確定させなければいけません。
昨日の旅行会社とのミーティングで前述のようにエールフランスに決まったもののいずれの便を使うかまだ未定です。
現在、問い合わせのあった選手の名前を入れて安価な席を確保しています。
この2、3日中に決定する予定です。
Les2Alpes のライブカメラからの現在の氷河状況です。
新雪が降った模様ですね。
写真は昨年の夏合宿から。
昨年はHopさんと現地で合同練習をおこないました。
食事風景です。
海外の食文化に接するのも多感なこの時期には大切です。
コントレも普段と違って雄大なアルプスの自然の中でおこなうとモチベーションも上がります。
これはイタリアのバルセナーレス(昨日のFacebookuで凄い画像をシェアしました)の麓の湖。
ヨーロッパの古い街並も厳しい練習の合間で気持ちを癒してくれます。
以下、昨日のコピペです。***********************************
オフシーズンの陸トレを開始します。
雪の無いオフシーズンはレベルアップを目指すスキーヤーに取ってはとても大切なシーズンです。
大きく滑りを変えるにはもしかしたらいつもの雪上ではなくスキーを履いていないこの時期の方がより重要で変える事が易しいかもしれません。
もちろん体力(総合的な)の向上もその目的ですが技術の感覚的な向上も必須だと考えています。
今年のオフはシーズン中にたくさん参加してくれた地方の選手達ともできるだけ接していく予定です。
東京での平日のトレーニングは昨年までと同様に代々木公園で行います。
時間は17:00~19:00
夏休みまでは月曜と木曜日の週2回です。
週末の日曜日はお台場の有明地区で早朝インラインと午前中の陸トレをおこないます。
まずは近々の予定です。
5月23日(木)代々木公園 17:00~19:00
5月26日(日)お台場 インライン6:30~8:30 陸トレ 9:00~12:00
5月27日(月)代々木公園 17:00~19:00
5月30日(木)代々木公園 17:00~19:00
6月2日(日)お台場 インライン6:30~8:30 陸トレ 9:00~12:00
費用について
平日の代々木公園は1回 ¥1000です。
今年は秋までの通しの料金も設定します。¥10000
週末のお台場は下記の通りです。
早朝インライン ¥2000
9時~12時のフィジカル¥2000
双方を組み合わせて ¥3000
トレーニング参加の申し込みはメールにて受け付けさせていただきます。
snow@kdr.biglobe.ne.jp
雨天などで予定変更のの場合はブログでお知らせか参加連絡のあった方には直接連絡します。
*小雨の場合はおこないます。
写真は昨年のトレーニングから。
陸トレを始めるにあたって”トレーニングの原則”を確認しておきましょう。
*
トレーニングは体力を高めるためにおこなうものですが、体力には様々な要素があり、それぞれの体力要素を高めるための方法は異なります。
始める前に「トレーニングの原則」を紹介します。
1、過負荷またはオーバーロードの原則
普段使用している負荷よりも、大きい運動負荷でおこなわないと体力は増加しない。これはある程度の負荷があがらないと、体力が向上しないということです。
2、漸進性(ぜんしんせい)の原則
負荷や量は段階的に増加すべきであって、急激に増加してはいけないということです。急激な運動量や負荷の増加は、運動傷害や怪我を引き起こす原因になります。
3、反復性の原則
効果は継続的におこなってこそ、はじめて目に見える効果が期待できるものであるということです。
4、特異性の原則
効果はしたようにしか高まらないということです。例えば100m走のトレーニングをいくら多くおこなっても、ハンマー投げの記録は改善されないということです。
5、自覚性の原則
目的をよく理解していないと、十分な効果が得られないことが多いということです。このトレーニングをおこなうことで何が改善され高まるのかを十分に知る必要あります。
6、個別性の原則
個人差に応じたトレーニングでなければならないということです。年齢・性別・運動歴などを考慮にいれておこなうということです。
7、全面性の原則
体力は様々な要素で構成されているため、可能な限りすべての体力要素を高めるトレーニングを実施すべきであるということです。