本日は、
「君の名は。」「天気の子」で日本を代表するアニメーション映画監督となった新海誠監督の待望の新作
映画「すずめの戸締まり」を鑑賞
この映画、公開前からすんごい宣伝でしたね。
さすが、鉄板の「東宝×新海誠監督×川村元気プロデューサー」
製作陣と広報陣の並々ならぬ熱と想いを感じましたよ
私はこの映画を、公開日11月11日(金)の翌日に
東京は新宿ピカデリーで鑑賞したのですが
上映本数が半端ないんですわ…
上映映画の半分が「すすめの戸締まり」なんちゃうか
と思うくらい恐ろしい本数のすずめちゃんが
一日に何度も上映されております…。(2022年11月現在)
ほんでまた恐ろしいのは200席以上ある
土曜の新宿ピカデリー昼過ぎの上映回はほぼほぼ満席でございました。
企画・プロデュースには前2作品に引き続き、かのヒットメーカー川村元気さんが携わっております。「君の名は。」(16)は日本歴代興行収入第5位にランクインする250億。「天気の子」(19)は第14位にランクインする141億と、とんでもない大ヒットを記録しています。今年は自身初長編映画監督作品「百花」も公開されましたね。最近では、エド・シーランのポケモンとのコラボMV「Celestial」の企画・プロデュースも手掛けるなどほんとに多才なお方です。
11月11日(金)に公開初日を迎えてから、全国420館(IMAX41館含む)で公開され、11月11~13日の公開3日間で、なんと観客動員数は驚異の133万人の興行収入はすでに18億と、新海誠監督作品史上No.1のロケットスタートになったとか。また、新海監督作品史上最多となる世界199の国と地域での配給も決定しているらしい。今作品はどこまで観客動員数と興行収入を伸ばし、歴代興行収入の記録を塗りかえるのかも見ものですね。
とはいえ過大広告すぎる映画は、期待しすぎてガッカリすることが多いので、
本作も期待値を2分の1まで下げて鑑賞に行きました。
で、
感想です。
うんうん、伝わったよ。
並々ならぬ製作陣の「本気と想い」
まさに
「集大成にして最高傑作」
の宣伝に偽りなし
ストーリーも破綻なく分かりやすい
かといって単純というわけでもない
深みもあり思考を誘う
映像が実写かよ?と思うくらい綺麗!
空や水など背景の美しさはもちろん、光の使い方が素晴らしく美しい。
音楽は、新海作品3度目のタッグとなるRADWIMPSが担当。
加えて、
共作として日米の映画やアニメシリーズで活躍する映画音楽作曲家・陣内一真さんが参加したことにより、前2作品とまた全く違った趣になっていて、私的には音楽は今作品が一番好きでした。主題歌「すずめ」を歌った十明(TOAKA)さんは、唯一無二の歌声で物語の世界へ連れて行ってくれます。
ストーリー、映像、音楽
そして声優さんもよかったですね。
SixTONESの松村北斗さん、椅子に姿を変えられてしまう閉じ師という難しい役柄を深みのある声で見事演じていました。
すずめちゃんの声の原菜乃華ちゃん、1700人のオーディションから勝ち残ったとか。瑞々しい声が主人公にぴったりでした。
どれをとってみても平均点以上となれば
映画としての完成度も、観客の満足度も高いハズ
珍しく「この映画は観たい」と言っていた相方を京都において
子どもと3人で観に行ってしまった罪悪感を胸に2回目は一緒に観ようと心に誓う…。
「とりあえずもう一度観ておきたい」
素直にそう思える良作
観客動員数を伸ばすには
このリピーターが大切よね
大好きな人は10回とか20回とか観るんよ、たぶん…。
「好き」って力は何よりも強いねん!
だから「エンタメってすごいなぁ」って
いつも思うんよ
「君の名は。」「天気の子」越えなるか?
集大成にふさわしい監督の本気と想いが
いっぱい詰まった花束のような映画
アニメ映画苦手のあなたにもぜひ♪
老若男女問わず観ておくべき名作です
★★★★☆(星4.0)
鑑賞日時
2022年11月12日
新宿ピカデリー
2022年製作/121分/G/日本
配給: 東宝
新海誠
1973年2月9日生 水瓶座 長野県出身
2002年、個人で制作した短編作品「ほしのこえ」で商業デビュー。
以降、発表される作品は高く評価され、2004年公開の初の長編映画『雲のむこう、約束の場所』で第59回毎日映画コンクール「アニメーション映画賞」を、2007年公開の『秒速5センチメートル』でアジアパシフィック映画賞「最優秀アニメ賞」を、2011年に公開された『星を追う子ども』で第8回中国国際動漫節「金猴賞」優秀賞を受賞し、2013年公開の『言の葉の庭』では、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭にて長編アニメーション部門のグランプリに輝いた。
2016年公開の『君の名は。』は歴史的な大ヒットとなり、第40回日本アカデミー賞でアニメーション作品では初となる「優秀監督賞」、「最優秀脚本賞」を受賞。海外においても第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞「アニメ映画賞」に輝くなど、国内外で数々の映画賞を受賞した。2019年公開の『天気の子』は、第92回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に選出され、さらにインドでは本作の劇場公開を希望する5万人以上の署名が集まり、その声に応える形で、日本のオリジナルアニメーション映画としては初となるインドでの劇場一般公開が実現した。
RADWIMPS
野田洋次郎(vo/gt/pf) 1985年7月5日生 蟹座 東京都出身 A型
桑原彰(Gt)、武田祐介(ba)、(山口智史(Dr)は活動休止中)
2001年結成、2005年メジャーデビュー。
ジャンルという既存の枠組みに捉われない音楽性、恋愛から死生観までを哲学的に、ロマンティックに描いた歌詞で、思春期を過ごす世代を中心に幅広い層に大きな支持を受けている。 その音楽性はバンドサウンドに留まらず、アニメーション映画『君の名は。』『天気の子』の音楽全般を担当。 劇伴音楽でも多彩な作曲性を発揮し非常に高い評価を得た(それぞれの作品において第40回日本アカデミー賞最優秀音楽賞、第43回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞)。 2020年11月には、メジャーデビュー15周年を記念した「RADWIMPS 15th Anniversary Special Concert」を横浜アリーナで実施。2021年11月23日に約3年ぶりとなるフルアルバム「FOREVER DAZE」をリリース。 同年12月〜2022年1月まで全国ツアー「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」(全国6箇所12公演)を開催した。2022年3月4日(金)公開の映画『余命10年』のために書き下ろした劇伴29曲と主題歌「うるうびと」を収録したオリジナルサウンドトラックアルバムをリリース。同年7月にはTBS金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の主題歌として書き下ろした新曲「人間ごっこ」をデジタルリリースした。
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