ななころびやおきのエンタメ的生活

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◼️映画コム
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最近見始めた韓国ドラマがある。

 

タイトルは『誰だって無価値な自分と闘っている』。

 

なかなか強いタイトルだと思った。

 

その響きを噛みしめるだけで、視聴を開始したくなるほどのインパクトがある。

 

私たちは日々、さまざまなものと比べながら生きている。

 

過去の自分。

 

理想の自分。

 

SNSの向こうにいる誰か。

 

もっと上手くできるはずだった自分。

 

もっと評価されるはずだった自分。

 

もっと輝いているはずだった自分。

 

そして気づけば、

 

「自分には何もない」

 

「まだ足りない」

 

そんな思いに飲み込まれそうになることがある。

 

まさに

 

「誰だって無価値な自分と闘っている」のである。

 

 

けれど、本当にそうなのだろうか。

 

そして、本日の私のリーディングカードは「ペンタクルの5正位置」

 

タロットカード(ペンタクルの5)

 

このカードは一般的に、困難や不足、孤独や貧困を表すカードとして知られている。

 

いかにも困窮そうな2人は、目の前にある綺麗なステンドグラスの教会に気が付きもしない。

 

そこにある助けを求めないとも読めるし、肝心の教会には扉がない(描かれていない)ことから

 

教会側(現実社会)にも、助ける気がないとも読める。

 

かといって、今のわたしが本当に困窮しているのかというと、

 

そうではない。

 

では、どう読むか?

 

雪の中を歩く二人のうち仮に一人が自分だとしたら

 

いかにも辛い現実だ。現実から見捨てられたような孤独な困難に耐えている。

 

顔を上げる余裕はない。でも一人ではない、ともに貧しさを分け合う仲間がいる。

 

しかし、こうは読めないだろうか?

 

もしも私が外を歩く2人ではなく、あの美しいステンドグラスの教会の中にいる

 

祈りをささげる一人だとしたら?

 

すでに救いはある、寒さも防げている。

 

外にいる人から比べても十分に幸せだ。

 

けれど、まだ祈りたいことがある。

 

もっともっと幸せになりたい。

 

自分にはまだまだ足りない。

 

もっともっと欲しいのだと

 

また祈る。

 

理想の自分と今の自分の間にある距離ばかりを見てしまうからだ。

 

けれど、もしかしたら私たちは、自分に厳しすぎるのかもしれない。

 

ドラマのタイトルが教えてくれるのは、「自分には価値がない」という事実ではない。

 

心の中に現れる「自分を否定したい気持ち」に負けず、それでも自分の存在意義を探し続ける人間の健気な抵抗だ。

 

完璧になれなくてもいい。

 

理想通りでなくてもいい。

 

無理に自分を好きにならなくてもいい。

 

それでも今日を生きている自分を、少しだけ認めてみる。

 

そんなことなのかもしれない。

 

だから時には家の外へ出てみる。

 

少しだけ自分を客観視してみる。

 

自分にはどんな色があるのか。

 

どんな色が人の目に映っているのか。

 

自分では見えないものを、他人は案外あっさり見つけてくれることがある。

 

ペンタクルの5は、「持っていないこと」を教えるカードではなく、

 

「すでにあるものに気づくこと」の大切さを伝えているようにも思える。

 

自分の価値は、自分では見えないことが多い。

 

それは持っていないからではない。

 

当たり前すぎて、なんならまだ

足りないとさえ思ってしまうからだ。

 

だから時々は、人の言葉に耳を傾けてみる。

 

そして少しだけ外へ出て、自分のステンドグラスを眺めてみる。


外から見た景色は、自分が思っているのと少し違うかもしれない。

 

案外そこには、自分が思っている以上に豊かな色が隠れているのかもしれない。

 

 

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TOMOSHIBOSHA

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