パニーニをプレイしている方でも、もしかすると馴染みのない選手かもしれない。
06弾発売時に、新戦力獲得の検討の中で、チームの弱点として浮かびあがったのが4バック時の右サイドバックの層の薄さであった。
05弾Star+デ・シリオが調子を落とした時に、それに代わる選手がいない。
このポジションは長らく02弾Reユベントスのカセレスが務めてくれていたが、やはりREGULARの為か、05弾CRAQUEのアザール、ロイスあたりにはガシガシ突破を許してしまう。
個人的にはお気に入りの選手であるが、絶好調時以外では、ちょっと使いにくい。
私は、発売される06弾の中からセリエA、イタリア人、オランダ人で、右サイドバックで使えそうな選手を探した。
しかし、これこそはという選手は見当たらなかった。
パニーニをプレイされている方はお分かりだと思うが、センターバックに比べるとサイドからの攻撃参加が求められるサイドバックは、そのポジション上、どうしてもディフェンス力が低めに設定されている。
よって4バックのサイドにセンターバック適性の選手を置くチームもかなり見受けられる。
しかしセンターバックはセンターバックで、その性質上、スピードのない選手が多く快速を飛ばすウイングのドリブルに振り切られてしまう場面が度々ある。
それに私は、やはりサイドバックにはサイドバックの選手を置きたい。そこは監督としてこだわりたいところであった。
ただ、肝心のそこをこなせる選手がいなければ、話が始まらない。
私は、06弾の選手からの獲得を諦め、04,05弾へと探す範囲を広げた。
そこで、私の目に留まったのが05弾リカルド・ファン・ラインだったのである。
裏面を見てわかる通り、オランダ国籍でサイドバック適性にも関わらずディフェンス力は16、オフェンス力、スピード、スタミナの数値もまずまず。
レギュレーションもStarで限定スキルまで持っている。
正に私の求めていた選手ではないか。
しかも私はなんと、このリカルド・ファン・ラインのカードを1枚既に保有していたのである。
正直、パニーニでは人気実力共にもう一つのアヤックス所属の選手という事で、ろくに数値、適性を吟味せずにトレード用のカードとして放置していた。
正に灯台もと暗し。私は自分の浅はかさに恥じ入るしかなかった。
早速、リーグのグループLINEにトレード希望をUPして2枚獲得。更に2枚はシングルカードで購入して5枚に重ねた。
シングルカードとしてもかなりの安価であった。
そして、前々回のモダンキッカーズが連覇を遂げたリーグ戦前半、不調のデ・シリオの代わりに公式戦実戦に投入されたファン・ラインは、その穴を埋めて有り余る活躍を見せた。上級レアの相手ウイングの侵入を度々防ぎ、かとおもえばライン際を果敢に攻め上がりクロスを上げる。
地味ながらチームに貢献するその姿は、正にいぶし銀。
カードの彼の面構えも、そのプレイ同様なんとも渋いではないか。
本当に見事なコストパフォーマンスっぷりである。
ブラジルワールドカップ、彼がオランダ代表に選ばれているかはわからないが、出場していれば、是非本物の彼のプレイを拝みたいものである。

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