Beyond Pacificのたいきです。
今回はGears Golf内覧会 @ スイング碑文谷3日目の模様をお送り致します。
この日はスイング碑文谷様の2階手前の打席をお貸し頂きました。
この日も前日と同じようにギアーズを設置し終えたらある人物がマイケルとノビテック社長と一緒にいらっしゃいました。
その人物とはGears Golfを創ったジムさん!
さすがにジムさんの写真は載せない方が良いと思うので載せるのはやめます笑
ご挨拶させて頂き、場所を移動。
ジムさんと一緒にいれる時間が短いということでジムさんとマイケルとノビテックの皆さんとミーティング。
その中で、僕とスパイシーも日本のゴルフ業界の問題とこれからノビテックと共にどのような活動をさせていただくかというプレゼンさせて頂きました。
ジムさんもマイケルも良い考えだね!おっしゃってくださったので良かったです。
まあ僕とスパイシーはプレゼンが終わった瞬間に最初のお客様がいらっしゃったのが見えたので僕とスパイシーは退場してしまったのですが、
ノビテックの皆さんとジムさんんたちはきっと良いミーティングができるだろうなと思いながら2階打席へと向かいました。
そこで待っていたのは僕の師匠!
僕の師匠は今ドラコン選手なんですな。
彼はパーフェクトなスイングを持っているのでGears Golfでデータを採らせてとお願いしたら快くきてくださいました。
そのときの動画はこちらー!
Gears Golfでスイングを見るとき、こんな感じで色々な方向からスイングを見ることができます。
指導しやすいようにいろんなところに線やバブルが表示できたりするわけですな。
もちろんシステムに保存してるデータもブルーマンとゴールドマンで表示して比較することができます。
でも一番重要なのは動画の最後のスイングで表示してある左の数値になります。
もう一回さっきの動画を見返してみて。
左の情報は「Body」に設定してあったので身体の各関節の数値がスイング中ずっとトラッキングできてるんですな。
この数値や数値の流れをみてインストラクターはスイングを指導するわけです。
そんなわけで師匠のスイングを分析。
ああやっぱりそうかと思うことがいくつかありました。
例えばこの動画をみてみましょう。
*ちなみに師匠のではありません。
白い線の上を黄色い点が移動しています。
皆さんはこれが何かわかりますか?
ほとんどの人が『スイング中の重心?』と聞いてくるのですが違います。
これはギアーズだけが持っている計測項目である
スイング中『Center of Pelvis(骨盤の中心。以下COP)』の動きです。
ドクター高田はこれらのスインガーの違いを
Flexion系とExtension系
と表現してその通りだなと思うので僕もその表現を使わせてもらっているのですが、
Flextion系のスイングとExtension系のスイングではこのCOPの動き方が全く異なるわけです。
このCOPの動き方を見ればその人がどのように骨盤を動かしているのかというのがわかるのですが
師匠のCOPの動き方は彼が体現しているスイングをそのまま表すようなものでした。
他の数値もチェックして何と何と何が連鎖してこのCOPの動きになり、体の動きでいらないところがあるんじゃないかということを確認できたので
師匠に彼のスイングについて僕なりの意見を言いました。
師匠もティーチング資格を持っているプロなのでそこから
それもわかるけど自分がやっているトレーニングが~なのでそれは難しいのではといった感じに議論が始まりました。
アメリカのゴルフと身体とスイングの専門用語が飛び交っている議論だったので普通のインストラクターだったら何について話しているか全く理解できないであろう内容だったのですが、凄く楽しかったです。
ドラコン選手になって現役だった20代のころから70Y以上飛距離を伸ばした彼がまだ飛距離を伸ばすポテンシャルを持っていることを知ることができたのでよかったです 😉
しばらくするとジムさんとマイケルがきて、
もう帰るからお別れだ!
またPGAショーでね ;) といってさよならしました。
色々と僕とスパイシーの教育のための時間を費やしてくれたマイケルは本当に良いプロでした。
僕の知り合いのプロたちが皆『マイケルはいい奴だぞー!』といってた理由がわかりました。
あんなプロと交流ができて僕らは幸せもんだぜって思いました。

ジムさんとマイケルさんとお別れした後、
次のお客様がいらっしゃるまで少し時間があったのでおやっさんに残ってもらい
師匠とスパイシーと僕でスイング碑文谷内のカフェでお昼を食べにいきました。
本当、日本の練習場は素晴らしい。
あんなに美味しいご飯を練習場で出してくれるんだから。
師匠がおごってくれるというので死ぬほど喰わしてもらいました。
あああ
またあの定食が食べたいでござる。。
そんで僕が必死にご飯を夢中になっている間、いつの間にかスパイシーと師匠が仲良くなってやんの笑
同い年で、かつ同じ時期にフロリダいったり同じツアーや試合にでてたらしい。
『絶対どっかで会ってるじゃーん!』だってさ。
すげぇなスパイシー。。
僕の師匠ともニアミスかよ。。。
こいつは後何人キーパーソンと繋がるのかっていうのに興味が湧いてきました笑
そんなこんなで師匠とお別れし、次のお客様が到着。
あるメーカーさんが自社製品を持ってこられてその製品のテストとM-Tracer(クラブにくっつけるタイプの測定器)も持ってきてくださいました。
なるほどGears GolfとM-Tracerでどれくらい精度に差があるのかをチェックしたいんだな!
幸いここにはFlightScopeもある!
ということでその瞬間からGears Golf, M-Tracer, FlightScopeの精度の違いをテストする会が始まりました笑
バカバカボールを打って

それぞれの

数値にどれくらいの違いがでるのかをチェック。

なるほど。
センサーの仕組みやらなんやらで精度に違いが出てこのような精度の違いがでるのか。。
ということをチェックできて楽しかったです。
そうこうしてたら東京四谷にある僕が前にレッスンさせて頂いていた
Total Golf Fitnessの菅原さんと日本ゴルフフィットネス協会代表の岡森さんが遊びに来てくれました。

左が岡森さん右が菅原さん

そして速攻で菅原さんがGearsを体験されました笑

スイングを分析してお二人に説明。
先ほどのCOPの話をしたりでその時にどこの関節と筋肉がどうなってみたいな話をしたようなしなかったようなという感じでした笑
まあそんな感じでこの日の内覧会もとても楽しくかつ色々な方とお知り合いになれてよかったです。
その中で特にお会いできて光栄だったのはある大学の教授です。
教授もGearsの性能を見学にしこられたみたいです。
この教授の書かれた論文を読んだことがあったので話かけにいったら先生はゴルフをやったことがないという話になったので
スパイシーに習ったらいいじゃないですか!
という話になり、そこから運動学習の話へ。
そしたら教授はロボット工学の分野でも活躍されていた方だったので運動学習にもとても精通されていたのであります!

それで教授が今研究されているあるスポーツの練習器具のお話を聞かせて頂き、
僕だったらどのように学習を生じさせるの?という話に発展。
僕はそのスポーツのことはわからなかったので
ゴルフに関しては僕の運動学習的な指導法はこんな感じですとを大雑把に説明させて頂いたら
なるほどそういう指導をするのですねと納得してくださりました。
どうやら間違ってはいないようなので一安心でした笑
嬉しかったなぁ。
こんな頭が良い教授がアホな僕の意見をちゃんと聞いてくださって興味を持ってくださったので。。
その後も
今度是非この研究の様子を見にきて欲しいですとお誘い頂いたのですが
「有難いのですが、僕はその時アメリカに戻ってるので無理でござんす。。」
『ですよね~笑 』
とこんなやり取りをして仲良くして頂きました。
とても気さくな教授とお知り合いになれて最高でした :)

この後は残った人たちと色々な計測器のテストに時間を費やし遂に内覧会終了。
内覧会が終わったら即片付け開始。
スイング碑文谷様のご迷惑にならないように計器を片付け、フロントの皆様にご挨拶。
そしてCool Clubsの皆様にもご挨拶させて頂き撤収しました。
この内覧会にご協力頂いたスイング碑文谷様とCool Clubs様には感謝してもしたりません。
皆様どうもありがとうございました。

そんなわけで、
帰国してからの5日間の鬼スケジュールをなんとか乗り切りました。
時差ぼけと疲れこの後どのように帰ったか全く記憶がありませんがきっとスパイシーが家まで送ってくれたんだと思います。
スパイシーがいなかったらぶっ倒れてたかもしれん。
ありがとうねスパイシー。
そんなわけでGears 内覧会シリーズはこれにて終了です。
お読み頂きどうもありがとうございました。
でも日本出張編シリーズはまだまだ続くのでお楽しみに 😉
それでは。
たいき