こんにちは!
Beyond Pacificのたいきです!!
前回の記事で、りょうちゃんが受けた4つのうち3つのパター指導がめちゃくちゃだったということがわかりました。
今回の記事で
りょうちゃんがアメリカにきたときにどのようなストロークしていたかをみてみましょう。
測定に使ったのはこちら!
SAM PuttLab!!
アメリカでは、この測定器なしではハイレベルなパターのレッスンとフィッティングはあり得ない。
ショートパットでも、1打は1打なんだ。
スコアを減らす取組みをしなければいけないプロの人たちはこの測定器を使って自分のパターのパフォーマンスを上げなければならない。
元々はイップスの人のパターストロークを傾向を探るためにハンク・ヘイニーがお金を出して作られたというSAM PuttLab(ハンクのところにいた師匠情報)は、今やパターレッスンとフィッティングにかかせないものとなっている。
そんなわけで!
そんなりょうちゃんにパターフィッティングとインストラクションをしてくれたのはこの人!!
セクシーイタリアンガイのサニー!
サニーはピーツのクラフトマンの1人。
僕の生徒さんのパターフィッティングや指導はいつも彼に診てもらっています。
よってりょうちゃんも同じようにサニーが診てくれました。
そんなわけで、
SAMを使ったりょうちゃんのパターストロークのデータを簡単に見てみましょう。
彼女がストレートストレートのイメージで行っていたストロークは実際
こちらの画像のように3度アウトサイドインになってました。
そしてフェースの向きはスイング中ずっとスクエアを保つように意識していたおかげで
フェースローテーションはフォローでオープンのままでした(フェースはフォローで徐々にクローズになるのが自然)
前回の記事でスイング中ずっとフェースをスクエアに保とうとするとフェースのローテーションがあった方が自然だと書きましたが、
彼女は実際次のような軌道とフェースのローテーションをしていたわけです。
そしてアッパーブローで撫で上げるように打つことを意識していたことで
やはりボールの打ち出し角度は5.2度とめちゃくちゃ高く、予想されるスピンはバックスピンと表示されています。
最後、バックスイング1に対してフォローを3の配分で振るというのを意識していたので
ダウンスイングからインパクトまでクラブヘッドが加速してました。
*緑線のあたりがインパクトなんだけど、オレンジの箱の中の線が右斜め上に上がってるでしょ?この線が右斜め上に上がるとクラブヘッドが加速してると思ってください*
こんなパンチが入りそうで、かつボールが跳ねてバックスピンがかかる打ち方で距離が合うわけがない。
しかも、インパクトからフォローにかけてフェースが閉じる動きがないからボールは右に転がっていくだろうしね。
この前のりょうちゃんパター動画のStroke 1がりょうちゃんが日本で教わった打ち方なんだけどちょっとみてみてよ。
見た目はいいけどボールはすごく右に転がってってるのがわかるでしょ?
このピン型パターの前はネオマレット型を使ってたからフェースがより帰らなくてこの動画よりももっとボールが右に曲がっていってたんだぜ。
自分がイメージしているラインよりもはるかに右にボールが転がってく状態でパターが入るわけがないよね。
ほんと、よくここまでめちゃくちゃな状態で戦ってたって思います。
このように
りょうちゃんは日本で受けたパターの指導によって起こるであろう問題が反映したパターのストロークになり、
彼女が悩んでいた通りのミスを引き起こし
好きだったパターが苦手になってしまったというのがわかりました。
そこでサニーがやったのは
りょうちゃんのストロークの傾向を読み、
彼女が持っていた日本で習ったパターストロークの固定概念をぶっ壊して
彼女の体がより自然に動いてより理想的なインパクトを迎えるようなストロークを教え、
SAM Puttlabのパター分析で表示されるあらゆる数値を適切なものに近づけるという作業でした。
それでりょうちゃんのパターのストロークは徐々に良くなっていったって感じです。
長くなるから全ては書かないけど
インパクト時のフェースの向きが右に向く確率、そしてアウトサイドインのヘッド軌道それぞれの再現性の度合いを表すConsistancy(再現性)のスコアがすごく高いでしょ。
インパクトした時、
フェースが1度開いてたら4度アウトサイドイン軌道でボールって真っ直ぐ転がるんだよね。
もう一度グラフをみてみたら彼女のフェースの向きは2度オープン。
その場合8度アウトサイドイン軌道でインパクト迎えることができたらやはりボールはまっすぐ転がるんだよね。
Stroke 2を見てみよう。
軌道はものすごくアウトサイドイン。
だけどボールはまっすぐ転がり、最終的に目標に到達しているのがわかります。
つまり、バイオメカニクス的に理想的なストロークを身につける必要ってまったくないってことです。
SAM PuttLABがあれば
ゴルファーひとりひとりのパターストロークの傾向が全てデータとして表示される。
インストラクターとクラフトマン、そしてゴルフ屋さんにとって、こんなに力強い味方はいないよね。
これを使えば
パターの上達を促すことができる適切な指導、選手と道具のメンテナンスもできるし、道具の販売も促すことができるんだから。
でも
残念ながらSAMをPete’s Golf Pro Shopほど使いこなせてるところは日本にはまだ少ないような気がする。
なぜなら
パターが苦手になってしまったりょうちゃんも
実はSAMがあるゴルフ施設でパターレッスンを受けたことがあるということを彼女が告白したからだ。
つまり
最新の測定器があったとしても今まで同じ使い方しか思いつけなければ意味がないってこと。
そしてその理由はとてもはっきりしているように僕には見える。
前々回から伸び伸びになってしまいましたが次回の記事でその理由を書こうと思います。
続きます。
たいき
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