こんにちは!
Beyond Pacific LLCのたいきです!!
前回お話ししたのがたいきくんだったらどうやったら強い選手を育てるの?という質問に対し
『圧倒的な場数と試合経験』と書きました。
今回はどのような考え方に基づいてそれを主張するのかを書きます。
といってもいきなり場数と試合経験の話をする前に
日本とアメリカのジュニア事情の違いを簡単に書こうと思います。
例えばNYのジュニアゴルファーの場合、
学校のチームに入ってゴルフをやりたいという子は、学期が始まるときにトライアウト(入団テストみたいなの)を受けます。
そんでそのトライアウトをパスしたらその学校のゴルフチームに入ることができます。
ゴルフチームに入ったら放課後バスで練習場につれていってくれるので、子供達はそこで練習できるようになるって感じ。
きっと日本のゴルフ部がある学校も同じだと思います。
練習場でぽこぽこボールを打つのはアメリカも日本も一緒。
なのですが、ここからが違います。
アメリカのゴルフチームに所属している子たちはある時期から練習場ではなくコースに連れて行ってもらえるようになるのです。
そしてそこで子供達はラウンドしまくるようになります。
そうすると何が起きるかというと、やっぱり芝の上からボールを打つことに慣れるんですよね。
後、子供達はふざけて色々なコースの攻め方を開発し始めます。
どっかの土手にボールをぶつけてグリーンオンさせたり信じられないくらいボールを曲げてティーショットを打ったり、水切りショットでセカンドを運んだりします。
もちろん大人達が監視して安全は確保してるけど、子供達は相当自由にゴルフに親しんでいくようになります。
そしてさらにまたある時期からチーム内でレギュラー選考が始まります。
なんのためにかというと学校対抗の試合にでるためです。
月曜日から金曜日まで、子供達はチームの代表になるためにコースで真剣にゴルフに取り組みはじめます。
そんでレギュラーに選ばれた子はそこからさらに平日の間は毎日試合です。
まずはそれぞれの地域の学校対抗戦。
それが終わったら地域代表戦。
その次は州代表戦。
*理解しやすいようにメッチャ簡単に書いてます。ディテールはまた今度*
てな感じで、子供達は段階を踏んでどんどん試合に出まくっていくわけです。
試合に出まくってると何が良いかというと、試合で緊張しなくなるってこと。
昔の記事でパフォーマンスと興奮度に関する記事を書きました。
そちらの記事では興奮度が高過ぎても低過ぎてもパフォーマンスのレベルが
下がってしまい、
興奮度が適切ならばパフォーマンスを高く保てるという内容でした。
実はアメリカの子供達は、知らず知らずのうちに日本のゴルファーの多くが取り払うまで苦労するいくつかの項目を幼いときにクリアしているのです。
今回の記事には2つまでに絞りましょう。
1つ目は
芝から打つことが普通になること
2つ目は
試合で緊張しなくなるということです。
まあ、ゴルフが上手くなったらほぼ毎日コースでラウンドするからね。
しかもAmerican Junior Golf Association(AJGA) などのジュニア団体に所属したら年間<$300で毎回$7程度でコースを回れます。
$7だったら、練習場にいくよりも安いんだよね。
だから子供達はコースにいく。親も子供達がコースにいってる間自由だからコースに連れて行く。
アメリカの子供達はほぼ毎日コースを回りまくることで、まず芝からボールを打つことに関して全く緊張しなくなります。
それが日常になるから。
そしてレベルが上がって試合にでるようになったら9ホールだけどほぼ毎日試合にでるようになります。
そしたらそれも日常になっちゃうんだよね。
だから試合でめちゃくちゃ緊張するっていうのがなくなるんだ。
子供達はそのうち気がつく。
毎日結果を出すことにこだわらなくていいんだって。
今日は勝てなかったけど、明日勝てるかもしれないから別にいいや。って考えるようになってくる。
まあ勝ち上がってる子達ほどそう考えてる印象を僕は受けたんだけど、そういう子たちのゴルフをみてたらプレーがサクサク進むよね。
だって緊張してない(してないように見せてるだけかもしれないけど)んだもん。
アメリカの子達にとって試合でスコアをだすっていうことは日常の作業の一つだからやっぱり緊張しないんだよね。
興奮度とパフォーマンスのグラフでいったらもちろんこんな感じだと思う。
プレー中に何が起きても日常の一部の出来事だから、全部冷静に対処する。
だから強いよ。本当に。
*ここら辺の高校生の中でめちゃくちゃ上手かったJohnson Ko。今はHofstra大学でプレーしてます♪
それでは日本の一般的なジュニアの場合を考えてみましょう。
学校にゴルフ部がある子達だったら週に何回か練習場にいくと思います。
もちろんボールを打つのはマットの上。
そしてお金持ちの子でない限りコースに行く機会なんてゴルフ部でいく合宿以外滅多にない。
試合の数も少ないから、数ヶ月に一回の試合にでて結果を残すために練習を頑張ります。
練習を頑張るから、ボールは安定して飛ぶ子が多い。
試合が近づいてくると試合会場で練習ラウンドをめっちゃ頑張る。
まじめな子ほど『次の試合で頑張って結果を残す!』と頑張ろうとする。
試合当日もやる気MAXで試合に望むけど
試合の雰囲気どころか滅多に来ないゴルフコースにきた緊張でまともにスイングできない。
ティーショットをミスる→セカンドは慣れていない芝の上で恐る恐る打ってミス→次のショットも取り返そうとしてまたミスる→繰り返し
グラフでみたらやっぱりこんな感じでしょう。
そんで叩くだけ叩いて諦めがついたとき、興奮度が適切になった調子が戻ってくるって感じでないかな。
まあ興奮度とパフォーマンスのグラフについては説明がわかりやすくなるんじゃないかと思って書き足したんだけど、どうだったかな。
アメリカのジュニアゴルファーたちはこんな感じで幼少期から場数と試合経験を積んでいくわけです。
それでは次回、ここから強い選手がどうやって育っていくのかをBeyond Pacific的な見解を書こうと思います。
お楽しみに*
P.S.
ついでに最近撮った動画を適当に。。
たいき




