ティーチング革命! 運動学習シリーズ その1 | 宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

NY出身のティーチングプロ/トレーナーであるタイキが、日本のレッスン業界を面白くするために始めたブログ。日本とアメリカ最先端のゴルフレッスン/トレーニングの違いを教えてあげちゃいます;)

こんにちは!

Beyond Pacific のたいきです!

最近営業と勉強が忙しく

ブログをほったらかしにしまくっています。

なのですが、

この前レッスンを受けてくださったお客様が

『ブログいつも凄く楽しみにしています~♡』

とおっしゃってくださったので

その方とこのブログを読んでくださっている方々に喜んで頂けるようもうちょっと内容にある記事をこれから書いていこうと思います!

そんなわけで、次回から真面目で教育的な記事を書いていきますんで

どうか皆様暖かく見守っていてくださいませ ☺



ありがたいことに最近初心者からトップアマ、プロの方、同じインストラクター業をやられている方で僕を訪ねてくる方たちが増えてきました。

そんな人たちが僕のレッスンを受けると

「えっ?もうおしまい??」

「ずっと嫌だった動きがいつの間にかなくなってる!」

「ショットの感触が調子良い時に戻った」

といわれることが多いです。

お客さんのレベルにもよるのですが、

場合によっては生徒さんがスイングする前と後にペチペチ体を触るだけでスイングが一気に変わることもよくあります。

じゃあなんでそんなことできるの???

と皆不思議そうに聞いてくるので

これから長期に渡って僕の専門分野である運動学習について書いていこうと思います。

へへへ、

将来これをKasaharaさんに本にしてもらって、夢の印税生活だー!!笑

なんて冗談はさておき、これから僕が運動学習に出会ったきっかけを書いていこうと思います。

宜しければお付き合いくださいませ ;)



僕がアメリカの大学院の授業でMotor Learningという科目を見つけたとき、正直なんじゃこりゃ?と思いました。

Motor Learning… モーターってことは車?う、運動のことかな。。

よくわからなかったので、その科目を前の学期に取ったというゲイっぽいファッションの黒人のクラスメイトに聞いてみると

「ああモーターラーニングか!あのクラスは最高だぜ!先生が甘いからすぐAくれるからな!!」

と顔を近づけながら言ってきました。

いや、その情報は嬉しいけど別にそういうことを聞きたいんじゃないんだけど(あと顔が近いよバカ!=_=;)

ってなったのでそのクラスの先生のオフィスアワーにどんなクラスか聞きにいきました。

そこで出会ったのがDr. Kleinmen という60代のクセにお爺ちゃんみたいな教授。

ヨボヨボした話し方だったのでその時は何を言ってるかよく分からなかったんだけど、

なんでもそのクラスではどうやって体が新しい動きを学ぶかを教えてくれるって言ってるっぽい。



その話を聞いて、

おお!なんだよ、面白そうな授業があるじゃんか!!

ハンク・ヘイニーのところでスイングを学んでスイングがぶっ壊れてしまいプロになること諦めた経験をもち、

当時からゴルフレッスンをして「もっと効率よくレッスンできないかなぁ」と考えていた僕にピッタリな授業だと思いました。

「良いスイングを即効で覚えることができたら、皆もっと楽しくゴルフをプレーできるんじゃないかな!」

と思い、喜んで授業を取ってみると

その授業でクラスメイトの誰もが適当に教授の話を聞き流し、

クレインメンがただただクソ古いテキストに書いてある情報について解説しているだけの内容でした。



『ちょ、超つまんねー!!!!!』

誰も教授の話を聞いてない、質問しない、議論しない、寝てる、メールしてる、嘘ついて早引きする。。

という感じで授業が進んでいきました。。

なんだよ。超テンション下がったぜ。。て当時は思いました。

でも今考えるとそれもそうなんだよね。

僕の学部の生徒の大半は大学院を卒業した後、理学療法士さんになるために博士号取りにいくような人ばっかりだったし

大学院を出てまでフォームを直すようなインストラクターとかコーチ志望のアホは僕しかいなかったから。

誰もMotor Learningに興味を持ってなかったのです。。

僕も心底クソつまんない授業だぜ!と思ったのですが

授業の内容が理解できてきたとき、どんどんこの科目に興味がでてきました。

例えば、Dr. Kleinmenが一番最初の授業で言ってきたのが

『人間とコンピューターの情報処理系モデルは良く似ている』ということでした。

へー、そうなの?英語でプログラミングの話をされてもわかんねーよ。。と思ったのですが

オフィスアワーにいつも話を聞きにいき続けたら納得できました。

ちょっとこの図を見てみましょう。



この図は人間のパフォーマンスへの情報処理的アプローチを表しています。

情報処理的アプローチとは人間の認知や行動を情報処理システムとしてモデル化し説明する考え方だそうです。
...

意味わかる?

僕には何がなんだか訳がわからなかったぜ!

でも、Kleinmanいわくパソコンもこんな感じにシステムがプログラムされてるんだって。

パソコンのシステムはプログラムがちゃんとしてるから動くみたい。

人間も運動するための回路をちゃんとプログラムするっていうのが大切なんだと。。

ふ~~~~ん。

そう言われてみればそうかもしれないけど、本当にそうなのかなぁ。。

だって人間はナマモノだし。

機械とは違うんじゃないの??

と思ったんだけど、知れば知るほどその通りでした。

もちろんこれはただの一例で他にも運動の学習に関することは数えられない程とあるんだけど、

運動学習は運動を学習することに対してあらゆる分野で科学的根拠があり

全て実践に生かせる学問だと僕は思います。

まあ、これから書いていくであろう運動学習シリーズを読んでいけば、

人が運動を学習していく過程とか

効率の良い/悪い学習の方法とか

一般的なゴルフレッスンでよく見られるけど実はメチャクチャ理にかなっていない教え方とかが

科学的正当性を持って理解できるようになると思います。

なるたけ退屈しないような内容で書いていこうと思うので

まずは情報処理的モデルにから勉強していきましょう!

そいではお楽しみにー♪