こんにちは!
今回は、コーチを変えることの有効性についてお話しようと思います。
僕には、日本ゴルフスイング研究所代表の吉田ひろいちろう(以下ヒロさん)というパートナーがいます。
彼は英語がペラペラに話せるわけじゃないけど、単身でアメリカに乗り込んで色々なアカデミーを訪れ、色々な先生達から学んでアメリカのスイング理論を学んだとのことです。
初めて会ったのも、2013年に開かれたタイトリストが主催するゴルフフィットネス資格の講習会場でした。
英語をフルにしゃべれないにも関わらず、専門用語が飛び交う英語の講習+試験を受けようという根性を持っていて、その時僕は、『面白いヤツと出会えたぞ!!』と思いました。
フロリダのオーランドにある日本食レストラン、HANAMIZUKIの前の駐車場で彼がお箸でみせてくれたスイングに感動したのはとても良い思い出です。
ああ、日本にもこんなに良いスイングをしていて、かつ教えられる人がいたんだ。。と思って涙がでました(僕は嬉しいことがあるとすぐ泣いちゃうので笑)。
そして去年の10月、僕が日本へ帰国してすぐに彼が主催するレッドベターイベントに通訳兼アシスタントコーチとして参加しました。
そのときもビックリしました。
イベント参加者に、メチャクチャメカニカルで完璧なオンプレーンスイングを行っているおばちゃんがいたのです。
普通のおばちゃんなのに、なんて綺麗なスイングしてるんだこのおばちゃん!
と思っていたらイベント終了後にヒロさんがそのおばちゃんを自分の生徒さんだと紹介してくださいました。
それで、やっぱりこいつは良いレッスンをしていやがる!と思って凄くハッピーになりました。
しかし日本に帰ってきて彼と一緒に活動をして彼の生徒さんを色々みて、僕は気がついたことがあり、彼もずっと悩んでいたことがあったのです。
それはスイングを改善して皆が皆、飛距離が上がるわけではない、いう問題でした。
彼の生徒さんで彼とスイング改造に取り組んだ人は皆共通して『ホールが曲がらなくなった』といいます。
それは素晴らしいことです。
スイング改造とその練習の成果がちゃんとでてるんですから。
しかし、飛ばしに関しては皆が皆飛ばせるようになったわけではなかったのです。
寡黙な彼の元を訪れる生徒さんたちは皆凄くマジメ。
なのでフォーム修正に一生懸命になってしまうのです。
例えば、彼の生徒さんは皆バックスイングが凄く綺麗。
だけど、TOPからフィニッシュまでの流動性が低い(フィニッシュにいくまでにクラブが減速してる)。
*練習場にいったらこういう人はよくいます。こういう人は、大体何かしらのスイング改善のために身体の動きを矯正していることが多いです*
簡単にいうと、振り切れてないのです。
振り切れてないかったらそりゃあ曲がらないし飛びません。
そしてヒロさんはそれについて悩んでいたのです。
ヒロさんの性格と彼を訪れるマジメお客さんの性格を考えてみると、彼らは一つ一つ問題を確実に無くしていくという方法でスイング改善に取り組んでいたのではないかという印象を受けました。
もちろんヒロさんも自分の生徒さんを飛ばさせる方法を知っている。
だけどそれじゃあ時間がかかりすぎてしまう、もしくは確実ではない。。と考えていたのではないでしょうか。
彼がアメリカによく行っていたのは、その答えを捜し求めていたからというのもあったと思います。
で、その過程でヒロさんはフロリダで僕と出会いました。
彼は僕のやってきたことを聞き、僕が彼の抱えて問題に対する答えを持っている人だと見抜いてくれたのです。
普通のインストラクターだったら、僕が『自分は10Yから80Yまで飛距離を伸ばしたことがあるよー』といってもまず信じてくれません。
でも彼は僕の話を真剣に聞いてくれて、どのようなアプローチで飛距離をあげるのかという話をちゃんと聞いてくれました。
そして今年の1月、僕がヒロさんをShingo Mitsumoriの運営するTorque Athletic Performanceという野球のジムへ連れて行き、飛ばしのために何をするかというのを実際に見せてあげました。
で、彼は全部納得がいったと。
そして僕の話を聞いた後、彼も飛ばしのための新しいアプローチをその場でいくつか思いついて色々とみせてくれて、350Yくらいドライバーを飛ばせるピッチングコーチのシンゴも含めて議論したりしました。
そんなわけで2月に入り、僕は正式に新宿四谷にあるトータルゴルフフィットネスでレッスン活動をすることになりました。
吉田さんは彼の生徒さんで飛距離に悩んでいるであろう生徒さんたちを僕に紹介してくださいました。
そして、『頼んだよ。』といってくれました。
僕は、『任せなさい!!』といいました。
で、彼が紹介してくれて飛距離に悩んでいた人たちは僕のレッスンを受けて今のところ全員飛距離が伸ばせたと思います。
もちろんヒロさんも僕と同じことができる。
でも、飛ばしとスイング改善の短期化については僕の方が専門家。
だから彼は僕を信用してくれて自分の生徒さんを僕に任せてくれたんです。
だって、二人のゴールは自分の生徒さんにゴルフを上手くなってもっとこのスポーツを楽しんでもらうことだもん。
少なくとも僕とヒロさんの二人は、信用できる人がいればその人に自分の生徒さんをお願いすることになんのためらいもありません。
それで一度でも自分のお客さんになってくださったお客さんのゴルフが向上できるのならね。
僕は、ゴルフのインストラクターは自分の得意分野と不得意な分野をちゃんと把握しておくべきであると思うわけです。
例えば僕の場合、
・お客さんの飛距離を伸ばすのが得意
・短期間でどのレベルの人でもスイングを違和感なく一気に変える
という得意分野がある反面、僕はインパクトと生徒さんたちのフィーリングに重きを置いているので多少形が悪くても別にいいや、と考えているのでより繊細なスイングを生徒さんに身につけてもらうようなレッスンが不得意なのです。
*注:こんな書き方してるけど、僕の教えるスイングが汚いわけじゃないよ!大体ケニーくんみたいなスイングになるので、気になる人はビフォーアフター動画のケニーくんのスイングをみてください。;)
でも、そんな僕の不得意な分野を補ってくれるのがヒロさんなのです。
生徒さんのレベルが上がりもしその生徒さんがより高みを目指しスイングをより理想に近づけたいと考えたとき、ヒロさんのレッスンがその人のヘルプになります。
もちろん僕もトップアマやプロの人たちを教えていた経験があるので教えていた経験があるので全然教えられますが、その生徒さんたちがもっとスイングに重きを置いてゴルフを考えたいという場合、僕はすぐにヒロさんを紹介するでしょう。
なぜならその生徒さんを次のレベルに引き上げる指導に適任なのはヒロさんだから。
僕には彼が教えるような精巧な身体の動きは教えられません。
でも、もしその生徒さんとヒロさんが合わないと僕が判断すれば別のインストラクターを紹介することもあるでしょう。
TGFでレッスンする場合、他にも中嶋コーチや鈴木コーチ、三上コーチといった素晴らしいインストラクターがいらっしゃるのですから。
そして、生徒さんたちも先生を変えることに関して臆病になるべきではないと思います。
自分はお金を払ってその人の下で学んでいるんですから。
自分がその先生から学びたいと思っていることがいつまで経っても身につかなければその先生を変えればいいと思います。
また、この先生からはある程度学んだな!と思ったら次の先生を見つける、もしくはその先生に次にどこにいけばいいか聞くのもアリです。
ちなみに僕は今ヒロさんの生徒さんたちを何人かみさせて頂いてますが、僕が彼らに教えることがなくなったらまたヒロさんのレッスンを受けてみましょう!と伝えるつもりでいます。
そしたら、その生徒さんはまた次のレベルにいける可能性があるからです。
インストラクター同士でタッグを組んだら、一人ではできなかったことが簡単に達成できることことがあります。
そしてそれはインストラクターの枠だけにとどまらず、
インストラクター、トレーナー、理学療法士、クラフトマン、それぞれが協力し合っていけばより安全で、かつ効果的に高品質なスイングや身体的なパフォーマンスを向上させられる指導ができると僕は思います(というか、アメリカでは普通なので)。
*あくまでも、お互いの専門領域の範疇を侵さないのが前提です。専門分野以外のことは知識として知っておくべきことでは大事ですが、それぞれが好き勝手なことをいってしまってはお客さんが混乱してしまうので。;)*
インストラクターの業界はとても閉鎖できなので、これからはどんどんオープンになっていけばいいなと思います。
では、今回のまとめです。
・インストラクターには得意・不得意な分野があり、そのインストラクターが本領を発揮できるタイミングがある。
・インストラクターは自分の不得意な分野を頑張る必要はない。信頼できるインストラクターを見つけることができれば、その人に自分の生徒さんを預けるという選択肢もある。
長々と書いてきましたが、今回の記事で重要なのはこの2点だけでいいかな。
それでは最後にヒロさんに紹介して頂き、僕が飛距離アップに取り組ませて頂いているNakadaさんのビフォーアフター動画をみてみましょう!
BeforeのNakadaさんは、バックスイングの形と完璧なオンプレーンなスイングをしていましたが、やはり流動性が低かったのがわかります。
しかし、2回目のレッスンからスイングの流動性を上げることでスイング全体のスピードが上がり腕がバックスイングでもフォローでも自然と伸びていくようになりました。
これから彼には次回の記事で書く『脱力』を学んで頂き、もっど流動性を上げてスイングに『柔』の要素をスイングに取り入れて頂く予定です。
面白そうでしょ?
彼のスイングがまた進化し、それをまたヒロさんが進化させる。
この人は、間違いなくもっと上手くなるんだぜ!!
そんなわけで今回の記事は以上になります。:)
長文・駄文失礼致しました。
P.S.
Nakadaさん、動画を使用させて頂く許可をくださりどうもありがとうございました♪♪
たいき


