痛みが続く方へのオススメ本TOP3 | TMSジャパン公式ブログ

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      健全な肉体は健全な精神に宿る     

心療内科専門医で総合内科専門医のたけお先生が、Amazonの医療3部門で35週連続第1位を記録し、腰痛持ちのバイブルと称され、韓国と台湾でも翻訳出版されている拙著、『腰痛は怒りである』を詳しく解説してくださっております。ありがたき幸せ。恐悦至極に存じます。
 

今回は痛みが続く方へのおすすめ本をご紹介します! 長く続く痛みのことを「慢性痛(もしくは慢性疼痛)」といいますが、慢性痛は個人個人の考え方や理解が非常に重要です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

根拠に基づく新たな腰痛概念、すなわち「生物・心理・社会的疼痛症候群」という観点で書かれた本の有効性に注目が集まっています。最新の腰痛診療ガイドラインでも「根拠に基づく腰痛情報を提供し、活動性を維持するようアドバイスするとともに、有効なセルフケア対策について指導すべき」として読書療法を強く推奨しています。

事実、慢性腰痛を対象に読書療法の効果を長期間にわたって追跡した結果、読了後1週間で52%の患者が改善しただけでなく、9ヶ月後、18ヶ月後もさらに腰痛が改善し続けたという報告もあります。

すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法で一日も早く治してしまいましょう。医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、後世に負の遺産を押し付けないためにも、エビデンス(科学的根拠)に基づく情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。

 

 

 

どくしゃになってね…