独り言    1月14日-2-41-41 | はなのブログ

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門松     41
   風花に禮者のかざす扇かな    村上 鬼城
 
最後に映画館に行ったのはいっの事だろうか。
 ぼくは、映画好きの気持ちにおいて、人後に落ちぬ地震と言おう
か、はたまた津波といおうか、あるいはモンスーンに似た寂寥感が
あった。 これって、意味が通じるかな。ほとんど日本語としては、
崩壊しているのではありますまいか。
 ようするに、平たく言わしてもらえば、ぼくの学校は、映画館だっ
たというわけだ。みんな、なにもかも映画で学んだ。美醜も、倫理
も、正義も、悪も、感情も、恋愛も、嫉妬も、友情も、革命も、反戦
も、人情も、笑いも、裏切りも、エロスも、狡さも、死も、歌も、みん
な映画から学んだ。映画に比較すれば、学校なんて退屈なばかり
の代物で、記憶にあるのは、教師のビンタばかりである。
 ビデオが普及してから、いやそれ以前から、映画館に行かなくな
って久しい。映画はほとんどが、レンタルビデオで借りてきて観て
いた。そうしていたけど、やはり映画観で観るほうがズーットいい。
画面がでかいばかりでなく、わざわざ出かけていくというのがいい
のである。あぐらをかいて観るのと違うわくわく感があり、大勢の
観客の人いきれが感動を増す。
 あのころ、そう高倉健や藤純子が若かりしころ、新宿のとある映
画観では、客席が学生であふれ、待ってました、健さん!とか、お
竜さん負けないで!とかの大声援が飛んだものであった。