独り言    12月10日-2-29-799 | はなのブログ

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野良猫     799
    恋猫にひらり三日月落ちかかる    三橋 鷹女
 
人類の誕生の地を、ご存知であろうか。たしか、ぼくが子供の頃
は、アジアと習った記憶がある。ジャワ原人や北京原人である。し
かし現在は、アフリカと訂正されている。
 アフリカにリフトヴァレーと呼ばれる、巨大な地球の断層陥没帯
というものがある。ヨルダンの死海からはじまり、紅海の海底を貫
き、エチオピアを北東から南西によぎり、ケニアでは険峻な断層崖
を作り、タンザニアの中央高地で消えている。それはさながら地球
の裂け目といえる。
 リフトヴァレーの総延長は六千㌔に及び、地球の円周の六分の
一にも達している。陥没地帯の幅は四〇~六〇㌔あり、その深さ
は一千メートルを超える。
 人類の誕生は、四五〇万年前までたどり、そしてアフリカこそ人
類発祥の地である。
 人類化石の発掘上極めて重要な地点は、エチオピアのアファー
三角地帯、オモ川流域、ケニアのトゥルカナ湖畔、タンザニアのオ
ルドバイ渓谷など、いずれもリフトヴァレー沿いに点在している。
 リフトヴァレーの麓に猿もヒトも生まれたが、猿類は森林地帯を
選んだため木のぼりや木の実を採るために腕を発達させた。反対
にヒトは、草原に暮らしたため、二本足で歩行することが必要とな
り、足が発達した。
 もともと猿もヒトも脳の容量は大差がないが、歩くことが脳を大き
くし、草原では無力なヒトは、生きていくために道具を発明する。