柿一個 707
乳房にああ満月の重たさよ 富澤 赤黄男
明治維新て、革命ですよね。しかしなんともへんてこりんな革命
ですよね。当初は尊王攘夷だったのが、いっの間にやら倒幕開国
になってしまった。これってなんなんですかねえ。
明治維新をもっとよく調べてみなければなりませんね。
小室直樹によると、日本は革命のおきにくい国だそうです。
江戸時代にも、もちろん身分制がありましたが、ヨーロッパみたい
に明確じゃなかったみたいですね。イギリスなんかは王侯、貴族、ブ
ルジョワと労働者の区分けが明瞭で、イギリスのバスが二階建てな
のはそのためです。労働者は二階ですね。居酒屋もはっきりしてい
て、支配階級が行く店と、労働者の行く店は異なるそうです。
江戸時代、日本は権威と権力と金力がそれぞれ異なる階層にあっ
たようです。
権威は天皇ないしは将軍ですね。征夷大将軍はもちろん、天皇か
ら賜るものです。権力は、将軍・武士階級がもっていました。ところ
がお金は身分が低い商人がもっていました。お殿様より、商家の番
頭のほうがいいものを食べていたそうです。
武士といっても、元来は武装農民のことですから、それがいつの間
にか、武士階級になってしまったのですね。
知恵というんでしようかね。古より、日本では、権威と権力、および
お金を分けて、階層対立がおきないような配慮がなされているようで
す。
その対極がアメリカですね。アメリカの富の半ば以上を、一握りの大
金持ちが握っていて、おおくの貧困層がいます。
日本なんて、小泉以前では、国民の大半が中流意識でしたよね。
これじゃ日本に革命がおきないわけだ。小室先生偉い!