独り言    10月8日-1-15-612 | はなのブログ

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豚のしっぽ    612
     貧乏にまけそうになる水をのむ  富澤 赤黄男
 
私、赤貧でおまんねん。まんぞくに食事しておりまへん。三日
前におにぎり食べていらい水ばっかり飲んでおります。水がわ
いの主食でおまん。今日も食べるもんは水ばかりだす。それで
もわいは生きておます。もってるお金は二十円だす。これは使
えまへん。このお金は、わいの葬式に使いまへんねん。だすか
ら水しか食べるものおまへん。それでもわいは貧乏ではありま
へん。ぼろはきてても心の錦、どんな花より綺麗でおまん。わい
は貧乏でおますけど、心は貧乏でおまへん。たとえ食べるもの
は水ばっかりだすが、いっもお腹は満腹だす。わいはそれで満
足だす。お水しか食べるものおまへんけど、わいよれよれだっ
けど哲学してます。哲学だっせ。知ってまっか?哲の学だっせ。
哲学とゆうのは、はなはだ難しいことを考えるのでおます。たと
えばだんな。生きるとは、ということでおまんな。そもそも生きる
と言うことはどうゆこたかといえば、ご飯を食べるということでお
ます。しかしながら、わいは水しか食べておりまへん。水は飲む
もんでおます。それを食べるといわざるを得ないと言うことは不
可解だすな。それほどわいの状況はおいこまれておりまんねん。
かといって皆さんに物乞いしているのではおまへんへ。わいそれ
だけはしとうおまへんねん。せめて岩下志麻を食べとうおます。