梨と支那 574
知らないまちを 歩いてみたい どこか遠くへ行きたい
自分自身の記憶をたどってみれば、人間は三歳ぐらいまで
たどれるらしいが、小生は、その辺ははなはだあいまいであ
るが、四歳ぐらいの記憶がまだらに、つまり断片的にある。ま
さか英才三島由紀夫さんのように、生まれたとたんの産湯を
浴びるときのたらいが見えた、と言えるような自信はない。
記憶というのは、じつにいいかげんで、昨日食べたものがど
うしても思い出せないこともあるし、小学校の入学の折、家を
でるおりの家族の一人ひとりの表情を鮮明に覚えていたりして
いたりするような不思議なこともある。
幸福な人は、旅になど行きたくない、と言ったのはどなただっ
たかしら。言いえて妙であるかも。不幸な人は、たしかにここで
ない、どこか違うところに行けば、なにかいいことがあるのでは、
と考えるのだろうか。知らないまちを、あるいてみたい。どこか遠
くへいきたい。山のあなたの空遠く、ですな。さて幸いはあるので
しようか。
話が変わりますが、今朝、何を食べましたか?小生はこれから
朝食ですが、何を食べるか決まっていません。パンと果物とか、
納豆とお漬物、になるでしょうが、まさかステーキなどではありえ
ないでしよう。何を食べるか楽しみです。こんな些細なことに楽し
みを見出す小生は変ですかね。