花火 527
自慢じゃないけど、ぼくは、政治において勝利などは
一度としてなく、常に、敗北ばかりである。これからもそ
うに違いない。いつも少数派である。
これは仕方がないことなんだ。だって、精神の自由を
求めれば、必定、そうなってしまうんだもの。多数派に
はなりえない。多数派なんて気持ちの悪いものじゃない
か。ぼくは、どこにいっても少数派さ。何処に行ってもね。
今、ぼくの耳朶に阿波踊りのお囃子が聞えている。いっ
も、阿波踊りが終わると、秋になるんだ。夏の燃えるような
喧騒が消えて、静かな足取りで、秋がやってくる。もう一年
の半分以上が経過して、やがて冬がやって来る。時間の
経過が恐ろしく早くなっていく。どうしてでろう。子供の頃は、
もっとゆっくり時間は過ぎた。おかしなものだ。
明日は、徳島に行く日である。いっものように、事務所に
よって、ギャラと資料をもらい、いつものように吉野家で牛
丼と味噌汁を食して、次に、県立図書館で本を借りて、帰
宅する。いつもと変わらぬ、平凡な生活である。
今年は、スイカをあまり食べていない。昔に比し、甘くな
いのが原因だけれど、それでも、スイカの皮の糠ずけは、
なんども食べた。やはり、キュウリやなすびより美味い。