独り言   8月3日-1-3-516 | はなのブログ

はなのブログ

ブログの説明を入力します。

                 花火    516
 
            ぼくが子供の頃、夏休みは毎日、吉野川に泳ぎに 
           行ったが、もうだいぶ以前から、吉野川で子供たちが
           泳いでいるのを見かけなくなった。あれは学校が禁止
           しているのだろうか。それとも元建設省(現在の国土
           交通省)やらが禁止しているのであろうか。いずれに
           しても子供達にとっては迷惑な話である。小水が混ざ
           っている汚いプールなどより、川のほうがはるかに面
           白いのにバカな話である。
            夏休みになるころ、いつの間にか、家の中に、沢山
           のスイカがごろごろしており、おそらくは近隣の農家が
           売りに来たのを、買ったのであろうが、なぜかその農
           家の人の姿を一度として見かけなかった。
            したがって、毎日、スイカをいやになるほど食べたも
           のだ。当時は、スイカの皮が糠漬けに最適である、こ
           とをしらず、近所の農家の豚の餌になったが、後年、ス
           イカの皮の糠漬けが、キュウリやナスビの糠漬けを上
           回ると耳にし、何事も試してみるのが、ぼくの特質なの
           で、試みてみたが、なんともなじまず、我が家の食卓の
           メニューにはならなかった。
            それから数年経過した夏の日、スイカを食べ終わり、
           その皮を眺めるうちに、ふと、スイカの皮の糠漬けを思
           い出し、もう一度試してみようと、皮の青いところを削り
           落とし、赤い実を取り除け、糠床に二三日寝かしてみた
           ら、えもいわれぬ美味で、キュウリの漬物より食感がよ
           く、なぜ、あの時不味いと思ったか理解しがたいことだっ
           た。
            以来、夏が来れば、スイカの実を食べるより、皮の糠
           漬けを食するために、スイカを購入するのが我が家の
           食習慣になったのである。