鞠と猫 416
なにも書くことがない。ということがしばしばある。
そういうことがあるのはいたしかたがない。否、むし
そういうことのほうが自然な事象である。
今まで、いささか無理をかさねて書いてきた感が
あるのはいなめないことであるが、これはぼくにと
って精神的負担が大きく、甚だ愉快ではない。
よくよく考えてみるに、不快なる思いをしながら無
理に書くなんてばかげたことだと思いいたった。
今後は書きたいときに書いて、書きたくないときと
か、あるいは書けないときには書くのをよそう。
それよりか、もっと勉強したい。まだまだ読まなくて
はならない本がたくさんある。寓居のあらゆる隙間
にはべっている、本のかずかずを毎日みていると、
心が塞ぐ。おそらくはぼくの生命が閉じるまでには、
半数も読めないのではないかと思われる。これでは
買った本たちに申し訳ない。したがって今後は、ブロ
グを書く時間を半分ほど割いて、読書のほうに専念
することにしょう。たまたまパソコンを買ったがために
ブログにのめり込んでしまったが、これはぼくの本意
ではない。本来のぼくにもどるべきだと思う。