鞠と猫 415
歴史の中で生起するさまざまな事件には、一応解釈が
あって皆わかったつもりになってるけれど、怪しい限りだ。
一つひとつを精査してみると、異なる考えが成り立つ。
どもぼくらは、本当のことは知らされないで、事実と異な
ることをおもいこまされているようだ。
ロッキード事件ですら、もう随分かなたの事件だけれど、
いまだによくわからない事件らしい。ことに裁判に於いては
田中角栄の有罪を証言した人々の、田中側からの反対尋
問をしななままの判決という、民主主義国にあるまじき暗黒
裁判になっていると、ものの本で知ったが、はたして事件の
背後にどのようなことがあったのであろうか。
たしかに、田中角栄が失脚するのを望んだ外国とか、国内
の大きな力をもった勢力がいたのであろうか、今になっては
藪の中であるが、いつかはポロリと判明するのであろうか。
それにしても、同じように、田中角栄に薫陶をうけた愛弟子
小沢一郎が同じような立場に置かれているのは偶然であろう
か。何か不可思議なえにしを感じるのはぼくだけであろうか。
もしか小沢一郎も、田中角栄と同じような立場にいるのなら、
軽々にマスコミの口車に乗せられぬようこころせねばなるまい