独り言    4月21日-1-60-292 | はなのブログ

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_          春と修羅    292
  唐突だが、以前マリリン・モンローが何番目かの亭主
ジヨー・ディマジオと来日した折、記者会見で、あなたは就
寝するとき、いかなるネグリゼで眠るや、の質問に、モン
ローはすかさず「シャネルの5番」と答えたのは、巷間に流
布されたつとに有名な話である。
  シャネルの5番とは、いわずと知れた香水の名であるが、
残念なことに、いまだにぼくは嗅いだことがない。家人に買っ
てやろうかと思うこともあるのだが、どうもマリリン・モンロー
と家人ではイメージが異なり、家人にはぬか味噌の匂いのほ
うがよく似合っているように思う。これは家人を揶揄している
のには非ず。だって、ぼくはスイカのお漬物が大好きなのだ
から。したがってぬか味噌の匂いがする家人も好きだという
三段論法が成り立つ。
  食べたことのない食べ物。行ったことのない外国。聴い
たことのない音楽。読んだことのない本。嗅いだことのない
香水。まだまだ知らないことは沢山ある。全部知りたいとは
思わないし、できないのもわかっている。でもせめて、マリ
リン・モンローがネグリジェにしたシャネルの5番が、いかよ
うに香しき芳香を放つか経験をし、あのなやましきモンロー
ウオークを偲びたい。眼のやりばもないだろうが。