独り言     3月29日-2-68-217 | はなのブログ

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_         阿弥陀仏と菫    217
  今、ぼくがブログを書いてる横で家人が高校野球を観て
いる。随分昔になるが、ぼくも人並みに高校野球のみならず、
あまつさえプロ野球さへ楽しんだものであるが、今では興味が
失せた。失せた訳など定かでない。
  ぼくには忌まわしい性癖がある。スポーツをテレビで観る
につけ、どうしても日本人ないしは日本のチームを応援でき
ないのだ。見も知らぬ遠来の異人ないしはチームを仮託する
性状が、さながら顕著である。なにか思案にもとずくものでは
ない。どうしても、ぼくの心内にそんな感情が沸き起こるので
あり、わがことといえ、あまりの天邪鬼にあきれ返ってしまっ
ていたが、和をもってとうとしとなす、わが秋津島で、このよう
な性癖が周知されるは恐怖が伴う。いかんせん、ぼくなる存
在は極めて小心をもって自認する。実にやっかいなことであ
る。  
  ぼくの苦悶が氷解したのは、思わぬ読書体験からである。
またもやニーチェの言葉である。私は隣人に対する愛を諸君
には勧めない。私がすすめるのは遠き者に対する愛である。
(ツァラトゥストラはかく語りき)
  これまでの、ぼくの悩みは四散した。