たまちゃん 15
夕食後のブログはちょいとつらい。腹がふくらむと
頭がまったく動こうとしない。こうなるとパソコンの前に
一時間だろうが二時間経過しても、頭が労働しないの
だから、キーボードをたたく指は宙にういたままである。
まぁ、さながら幽霊のごとし、である。そんな時気分転換
に映画音楽などきくのであるが、それでも頭がはっきり
しないときには、奥の手を使うのである。それは冷水摩
擦である。冷たい水にに全身を濡らすと、眠っていた脳
が目を覚ますのである。と書いたのは、勿論うそである。
ぼくの奥の手とは、なんと妻のアンマである。このとこ
ろ肩がこってしかたがなかった。ペタがえしのせいである。
あれも数遣るとほんとうに大変だ。しまいには腕に電気が
はしる始末だ。いままでこんなことがなかったのでしかた
なく妻に肩をたたいてもらった。たたいてもらってるうちに
、なにやら妻の存在感がいやまして、ありがたく思ゆるよ
うになってきたのである。古女房であるが、気の利かない
やつであるが、ぼくには過ぎた女である。そのことはかね
がね心の奥で思っていた。大事にしょう。可愛がってやろ
う、と脳裏の片隅で思いながら、妻のアンマの心地よさに
うとうとする始末だった。
白昼夢だろうか、あまりの気持ちよさに睡魔に誘われた
ようだが、妻に感謝の言葉を伝え、ぼくもどこかもんでやろ
うか、と言ったら、妻はなぜか頬を朱に染め、ふふと笑った。
妙な奴だ。