たまちゃん 14
毎日書いていると、書くことがなくなるのではないか、
と言う不安が脳裏をよぎるが、さにあらず。こんなもんは
いくらでもでてくる。雲霞の如し。
さて今回は何にしようか。うん、そうだ初恋にしよう。
初恋をテーマにした文学作品は数々あれど、思いつく
のはツルゲーネフの初恋だろう。ずいぶん昔に読んだの
で内容はほとんど覚えていないが、かすかに父親の恋人
に思いを寄せるというないようだったと記憶している。まち
がっていたらゴメン。
ぼく自身に照らし合わせて、初恋がいつだったか鑑みる
に、さていつのことやら定かでない。これはとぼけているの
ではなく、本当によくわからないのである。ただ言えるのは
子供が性に目覚めるのは意外に早いと記憶している。
戦国武将の例をまつまでもなく、あるいはフロイト先生の
学説をひきだすまでもなく、幼児期に同性愛の感情がある
やにきくが、およそぼくの経験ではそのようなことはなかっ
た。ひたすら女であった。
かといって女のどこがいいのかと反問するに、これといっ
た解答がない。水戸黄門の印籠ではないが、いつものごと
く幻想なる言葉を持ち出すのは気が引けるが、でもいたし
かたがない。言わしてもらおう。女はおとこにとって巨大な
幻想である。ついでにお金もそうだ。動物を見ろ。お金もう
けなんかするか。人間は幻想で動く。欲望も幻想である、何
故なら本能が壊れているからである。初恋はどこへ行った、