独り言   6月23日 | はなのブログ

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         たまちゃん   13

  コミニケーションって難しいよね。はじめからやり

込めようと喧嘩腰に会話を始めても、相手にもつた

わるから会話が進行しなよね。個性も能力も違う人

どうしが会話をするのだから、相手の事をお互いに

気使いながら言葉をキヤッチボールしないと、とん

でもない暴投をしでかして、あいてを呆れさせてしま

うことになってしまう。

 対談の名人て、ぼくのしってる限りでは吉行淳之介

だと思うけど、相手に媚びらず、見はなさず、相手の

いいところを引き出し、しかも自分の個性を妥協しな

い名人技である。思えば、対談というのは、相手が男

女を問わず、異性を口説くことにさも似たり。聞き上手

相手の会話は、喋っているほうも喋りやすく、そして楽

しい。ましてや、女性ならば、相手は文壇きってのモテ

男吉行淳之介である。

 ぼくは向田邦子のファンである。彼女の書いたものの

ファンであるのはもとより、女性としての向田邦子が好

きである。彼女は随分年は上であるが、そいて、勿論

会ったことはない。彼女のなかにぼくは存在しない。

 ある時、吉行淳之介と向田邦子の対談を読んだ。吉

行はいつものごとくであったが、向田がなにやら不思議

な、謎めいた自己を演じていたようにぼくには思えた。

向田邦子は吉行淳之介が好きなんだ、と思った。勿論、

これはぼくの嫉妬からでた妄想である。