天国への階段 4
随分昔のことになるが、ついこのあいだにも思える。
このインターネットなるものを実行するまでは、絶えて文
章など書かなかった。本はよく読んでいたのだが、文章
を書くとなると億劫で書かなかった。ほんの時折、友人に
手紙を書くために文を認めたぐらいである。
だのに縁あってパソコンを購入したがゆえに、文章をひ
ねり出すはめになってしまった。それが昨年の年末なの
である。そのことが、遠い昔のようにかんじられるのであ
る。いろいろのことがあった。悲しいお別れもあった。これ
からもあるであろう。新しい出会いがあるのだから、お別
れもあってしかるべきである。
ぼくは、いうまでもなく、一人では生きていけない。沢山の
人との関係の中で生きさしてもらっているのである。社会と
言う有機的な人間の繋がりのなかでしか生存はかなわな
い。
国家すら同様である。グローバリズムなるおぞましき風
潮をかんがみるまでもなく、国すら一国では成り立たぬ。
事に日本は資源も食糧ほとんどない状態である。よくぞこ
のようなありさまで一億三千万の国民の生活を保持できた
ものだ。
その中にぼくもいるのである。日本と言う国家の存立も
さほど強固なものではないといえるのではないか。