猫と柳 6
阿波の鳴門というところに、おじいさんのタコとおばあ
さんのタコが住んでいました。おじいさんは地元の大塚
食品に就職してボンカレーを作っています。おばあさん
は専業主婦として掃除に洗濯・料理など、毎日忙しい
生活をおくっています。
二人の間にはまだ子供はいません。でもいつかは可
愛い赤ちゃんが欲しいと二人で思っていました, が高齢
のため無理ときずきあきらめました。
ふたりは仲良しで、日曜日には北島のビックにでかけ
買い物をし、そのついでにおじいさんが本が好きなので
北島の図書館により本を借ります。おじいさんは藤沢周
平のフアンで殊に蝉しぐれが大好きなのですから、今日
も借りようと思ったのですが、誰かが借りてなかったので
埴谷雄高の死霊を借りました。
そのあとで、ラーメン屋の福利によりラーネンを食べま
した。満腹で帰ろうとしたのですが、ふと北島に来たので
すから、しばらくご無沙汰している大栄さんによって競売
の結果表を息子さんに見せに行こうときずき、行ったの
ですが事務所には誰もいませんでした。きっと〇〇に行
っているのでしょう。かないのタコと大笑いしながら家に
帰ってボンカレーを夕食にたべて寝ました。