快楽と独楽 5
久遠のかなたから、はるばるここまで歩いてきた
が、果たしてぼくは今いる場所を目指してあるいて
きたのであろうか。途中、何本もの分かれ道があ
ったが、あの時違う脇道を選んでいれば今あつて
いる人々と異なる友人や知人と生活を営んでいる
ことであろう。インターネットもそうだ、ぼくがネット
をしている人と出会なかつたら、ぼくはネツトをして
なかった。そうすればぼくは、カルビさんも、のん
べさんも、あまみつさんも、その存在をしらずに人
生を終えてしまったことになる。思えば不思議なご
縁である。
因縁とはこいうことなんだけれど、ぼくは難しいこ
とはわからないけど、ぼくが生きている、というより
もなにやらおおきな力に生かされているような気分
になってしまう。そういう謙虚な心で生きてみるの
も、たまにはいいのかもしれないが、いつもいつの
まにか、おれが生きているの傲慢な気分に支配さ
れてしまうのだ。ぼくは 衆生悪を抱いた存在であ
る。棲家は地獄と思い定める。品行方正などクソ
喰らえ。清貧なんざぁべらぼうだ。憎まれっ子世に
はばかる。よって瞑すべし。