独り言  8月3日 | はなのブログ

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           諤諤たる愚人の記  1

     日本人は穢れを清めるために塩を盛ったり、撒いたりしますが、パソコンで

    まさか塩を撒くわけにもいかぬので、タイトルを変えました。拙き文ですが今

    後ともよろしくお願いもうしあげます。

     以前にブログで少し書きましたが、かって、ぼくは青春の見栄で、無謀にも、

    どうせ緒戦するなら一級の本をと資本論を買いました。登山をはじめたば

    かりの男が、いきなりチョモランマの登頂をめざすようなもので、ほとんど愚行

    に等しいものでした。結果は惨憺たるありさまで、第一編商品と貨幣、第一章

    商品、第一節商品の二要素、使用価値と価値(価値実体、価値の大いさ)有

    名な一行目、資本主義的生産様式の支配的である社会の富は、「巨大なる

    商品集積」として現われ、ここの商品はこの富の成素形態として現われる。し

    たがって、われわれの研究は商品の研究の分析をもってはじまる。

     今こう書いてみると、さほど難解ではないけれど、初チャレンジのときは、な

    にやらおぞましく感じ、うんざりした記憶がある。ごぞんじのように、資本論は

    純文学なのであまり面白くない、ひたすら退屈とのたたかいである。そしてま

    た、この本は誤解をうけている本でもある。この本をなにやら社会主義の喧

    伝の役目を負った本なるイメージがあるやに仄聞いたしますが、さに非ず。純

    に資本主義社会を分析した経済学の本である。マルクスには、いろんな顔が

    ある。革命家、哲学者、社会主義者、ジァーナリスト、経済学者など。マルクス

    を古いと全面否定する人々がいるのを知っているが、その意見が間違ってい

    るとは思わない。たしかに骨董品である。マックス、ウエイバーよりあとにマル

    クスが生まれていたら、違った研究をしていたのかもしれない。 づづく